エンドックスとは?

エンドックスは、プロも使うネズミを駆除する薬(毒餌用の薬剤/殺鼠剤)です。
★1缶に1kg入りで、淡い青色粉末です。
★エンドックス自体には、ネズミの餌は混合されておりません(有効成分/殺鼠成分だけの粉です)。

【エンドックスの成分について】
成分「クマテトラリル」は抗凝血性 殺鼠剤(クマリン系 殺鼠剤)という成分で、遅効性(急性毒性が低い)薬です。
→ ネズミがエンドックスを数日間 連続して,少量ずつ摂取することによって効果が蓄積し、致死効果が現れます。
ネズミはすぐに中毒症状を示さないので、毒と気付かず、致死するまで摂食が継続します。
(致死量に達しない時点で、軽い中毒を起こしてしまうと、途中で毒餌を食べるのをやめてしまった・・・といったことがありません。)
そのため確かな致死を得られやすいのが特徴です。
エンドックスは殺鼠成分(駆除成分)のみで、ネズミが好むような餌材料は混ざっておりません。
そのため、自分で餌材料(食品)と混ぜて、オリジナルの毒餌を作ることができます。
本品の使い方は2通りあります。
- 散粉法
- 毒餌法
そのまま粉を撒いて使用する方法です。
ネズミは一日に何度も毛づくろいを行い、手足をなめる習性があります。また警戒心が強いため、ネズミは通り慣れた道以外はめったに歩かないという習性を持っています。
この2つの習性を利用して、ネズミの通り道や巣穴、その周辺に「エンドックス」を散粉しておく方法があります。
粉の上を通るたびにネズミの手足に粉が付き、体に付いたものをなめ落とす際に粉(エンドックス)が体内に入ってやがて中毒死します。

ネズミが粉の上を通過

体に付いた粉をなめ取る
※ただし!注意です ↓↓
誤食や混入の恐れがあるため、以下のような場所では「散粉」は行なわないでください。
・人や動物が触れる可能性のある場所(家畜、ペット、事務所、公共施設など)
・隙間から下階(部屋)に粉が落ちる恐れのある場所(天井、屋根裏など)

上記(1.散粉法)に適さない場所では、2.毒餌による駆除方法が有効です。また、この方法はネズミ退治では最も主流な方法です。
エンドックスは粉末タイプの薬なので、どんな餌材とも混ぜやすく 簡単に毒餌を作ることができます。
作り方は、下記にある用法・用量を参照ください。

【毒餌による駆除方法のポイント】
薬を用いたネズミ対策で最も大切なポイントは、いかにネズミが警戒させずに薬(毒餌)を食べることです。

入手が簡単で腐敗しにくいもの(例:食パンなど)おすすめです。

用法・用量
使用の際は、必ず保護具(長袖作業衣、作業帽、保護マスク、保護靴、ゴム手袋・ビニール手袋等)を着用し、身体の露出部を少なくして薬剤を吸い込んだり、浴びたりしないようにしてください。
【1】粉のままの使い方
(1)ネズミの通路、隠れ場に5~10㎝幅に下地が見えない程度にエンドックスを撒いてください。
(2)ネズミの穴(出入口)は、1穴に対して10~30gを吹き込んでください。
(3)散粉後、少なくとも5日以上はそのままの状態にしておき、もし少なくなっている場合は、撒き足してください。
【2】毒餌剤での使い方
●まぶし餌:
油あげ、サツマ揚げ、パン、ソーセージ、サツマイモ(さいの目にカットしたもの)などに少量の食用油を混ぜ、これにエンドックスを振りかけて、よくまぶします。
●毒団子:
【割合】エンドックス:餌 = 1:20(目安)
エンドックス1gに対し 餌材料を15~20gの割合で加え、水で練り、指頭大の大きさの団子を作ります。
【餌材料 例】
小麦粉、そば粉、トウモロコシ粉、ゆでたジャガイモ・サツマイモ・魚粉・さなぎ粉など
●乾燥粉餌:
エンドックス1gに対し、下記のものを各割合で加えてください。
※これら餌材料は現地で得やすいものや、ネズミが好むと思われるものと適当に替えても構いません。
(1)各餌材料とエンドックスをビニル袋に入れ、袋の口をしっかり閉めて、混ぜ合わせます。
(2)できあがった毒餌を15~20個または20~30gずつ、適当な容器または誤食防止用のボックスに入れて、ネズミが頻繁に出入りする場所や物陰など数ヶ所に配置してください。
【経過観察】
毒餌は少なくとも5日間以上継続摂食させるようにしてください。毒餌がネズミに食べられて無くなっていたり減っている場合は、元の量まで補充してください。
使用上の注意


商品仕様
- ・有効成分:クマテトラリル 0.75%
- ・効能・効果:クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミなどのネズミ駆除
- ・内容:1kg
- ・分類:防疫用医薬部外品
- ・メーカー:エンバイロサイエンスジャパン(株)
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