おうちに出る虫 アズキゾウムシ編

つぶやき

アンチエイジングと称して筋トレを始め、そして2日後に筋肉痛が来てしまった男が書くブログ。

 お盆休みが過ぎて全てが終わったような顔をしておりますが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。休暇の間に行きたかった観光地もありましたが、そんな私の話はどうでもいいです。最近お問い合わせが続いた虫のお話をしましょう。

 内容は、部屋の中にたくさん虫が出ていて困っているという話。夏だからチャタテムシと予測しましたがダニのように細かい虫ではない、肉眼で捉えられる範囲とのこと。ならばお菓子や乾物から発生する貯穀害虫を疑い聞き取りをすると、やや丸っこい虫の様子。シバンムシだと見当をつけましたが、状況など内容が一部噛み合わない。

 そして虫の現物を送っていただき決着。アズキゾウムシでした。名前の通り主に小豆から発生します。虫が嫌いな方に「虫をまじまじと観察して下さい」というのは酷ですが、写真の通り全体的に茶色や黒色、そこに白い斑紋がいくつかあります。

 一般の方には馴染みが薄いかもしれません、なのでマニアックに考える必要はありません。上記のような特徴を持つ虫であれば「アズキゾウムシかもしれない」と疑う、まずはそれでいいと思います。その次にすることは台所の乾物コーナーをチェックして下さい。写真のように小豆が入った袋があれば要注意です。

 そしてその袋の中に肌色をした顆粒状のものが出ていればアウト。これは彼らの出した糞です。つまりその中の小豆でアズキゾウムシが発生してしまっているということ。さて、ここまで分かれば対策は簡単。その袋をしっかりと密閉して廃棄するだけです。弊社メンバーのように別の容器に移して飼育し始めることは、あまりお勧めしません。

 なお、発生源になっていた小豆の袋を捨ててから他にすることはないか?袋を置いていた近くにまだ成虫の残党が潜んでいるかもしれない、そこで食器・食品を全て移動させる。次に安全性がより高い殺虫剤を袋が置いてあった場所を中心に噴霧する作業をする、これでいいと思います。そして次回からは購入した小豆を虫が湧く前に使い切って美味しくいただく、それでよいでしょう。

 さて、私にはぜんざいとおしるこの違いが分かりませんが、塩分だけでなく糖分もしっかりとって、残りの夏を乗り切りましょう・・・この暑い時季には宇治金時の画像でも貼ればよかったのでしょうか。あいにく中年の写真フォルダにそんな気の利いたものはございません、御免。

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