寒い冬も貴方のおそばにいる虫たち

季節の虫

 今季最強寒波などありがたくない言葉がニュース記事に並びます。筆者地元の金剛山も遠くからでも分かるほどに、うっすらと雪化粧でした。極寒のマラソン、かじかむ手で撮った一枚。

 さて、人と会う時の第一声が「寒い」しかないこの季節、外に虫なんかまずいないと思いがちですが、意外と見つかるもんです。

 弊社の事務所の外壁を見てみましょう。

 蛾の仲間が壁面に付着しています。

 それと、こちらは弊社開発棟の下駄箱の上です。

 もうお分かりでしょう。

 変なのがいますね。お昼ご飯を買いに行く途中でしたので真剣に撮っていませんし、真面目に確認をしていません。ハチとかの仲間でしょうか。

 さて、そんな虫たちの中で一番身近にいて困るもの、それはスズメバチやアシナガバチなど「刺すハチ」ではないでしょうか。この時季、彼らは新女王のみが越冬を行います。上の写真は朽ち木の中で冬を越すクロスズメバチの新女王です。他にもインターネット上で集団で越冬しているアシナガバチの新女王の写真を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 そんな彼らですが、時々人の出入りが少ない建物の中へ侵入し、衣服や靴の中に潜んでいることもあります。それを知らずに服を着る、靴を履くなどして刺されてしまったお話もまばらに耳にします。こればっかりは予防が難しく、従って冬の納屋や倉庫といった場所に吊るしてある作業着、置いてある作業靴は着用する前に「何か虫がくっ付いていないかどうか」を確認するしかないでしょう。

 とりわけ年末の大掃除では、普段手を触れることのない物置の中から掃除道具や新年の飾りを出すなどするのではないでしょうか。この時に思わぬ一撃を見舞われないためにも、ちょっと気を付けていただけたらと思います。

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