おうちで卵を探そうか

殻を破ろうとしたとて、結局は空回り・・・うん、評価が割れてしまうかな。

新型コロナのニュースに隠れつつ、こっそり話題になっている
ゴキブリと、その卵のお話。
はるか昔の話だなんて思ってしまうけれど、例えばキッチンの
引き出しの奥とかクローゼットの隅とかカーペットの下とか、
身近なところでも彼らの卵やその残骸が見つかったりする。
だから、もしどこか遠くへ引っ越すことになって最後に部屋の
整理をしてみたら、忘れられない思い出になった・・・。
そんなことも、ひょっとしたらあるかもしれない。
さて、身近なところで見つかる卵、か。家の中なら冷蔵庫の中、
お店だったらお皿の上とか、かな。
でも、「大きさ」だとか「食べれるかどうか」まで含めてみれば、
他にもたくさんの卵が息をひそめている。
コロナ禍でどこにも行けない今、家の周りで「卵探し」なんて
どうだろう?きっと、胸と膝が震えるよ。
それでは、まず手始めに庭の植木鉢。特に下が地面になっている
ところだと要注意。もちろん、腰を痛めないようにも注意が必要
だけど、そっと鉢を移動させてみよう。
すると、姿を現した透明できれいな粒々たち。消臭ビーズとか
そんな物に見えるかもしれないけれど、これも立派な卵で、
その正体はナメクジの卵。このまま放っておいたら折角植えた
お花が食べられてしまうかもしれない。スコップですくって、
捨ててしまおう。
それと親が近くにいるかもしれないから、植木鉢を元の場所へ
戻した後に「ナメクジに食べさせて駆除する殺虫剤」を置いて
おくのもいいと思う。
次に、庭木の幹とか枝に見られる「ささくれ」のようなもの。
これはセミが産卵をしたあと。書いているうちにふと思えば、
卵を直接見ることができないね・・・まあ、いいさ。
でも、同じようなものがウッドデッキやラティス(木製の柵)、
木の柱に残されることもあって「猫が引っ掻いたのかな?」と
勘違いされることもある。
今度からは「セミの仕業だ」って思い出していただけたら
嬉しいです。
それと、これは表情を引き締めなければいけないお話。
家の前とか公園とかにある「グレーチング」と言われる溝の蓋。
町内会の掃除くらいしか触る機会はないけれど、この蓋の裏が
意外にも危ないんだ・・・。
その訳がこちら。薄黄色をしたボール状のものが見えるけど
これらは毒グモとして有名なセアカゴケグモの卵。正しくは
卵がたくさん詰まった袋。
卵には殺虫剤が効かないから、その場で踏みつぶすしかない。
それと、周りに親グモや他の子グモがいるかもしれない。
彼らに対処するには溝の壁面や蓋の裏全体にサイベーレ0.5SCを
散布することが効果的。
実際に僕が試してみて、きちんと確かめてみたから大丈夫。
もし使い方とか効果の持続期間とか、興味があれば何でも聞いて
ください。

さて、また来週も、ここでお会いできれたら嬉しいです。
また記事を書けるよう、日常の些細なことにも目を向けて
いけたらと思います。

■ 担当者の独り言

今までたくさんの「船乗りたちの卵」を育ててきた練習艦
「しまゆき」が退役したとのニュースを聞きました。
一般公開の時に甲板の上を歩かせてもらったりもしたから
いざ知らせを聞くと、少し寂しい気もする。
厳しい表情も、はにかんだ笑顔も、どれだけ見守ってきて、
そして見送ってきたのかな・・・長い間、お疲れ様、でした。

忘れないで

プロ野球のオープン戦、か・・・そうだね。今日は部屋で見よう。

少し荒れた土曜日と、予報通りに晴れた日曜日。
お医者さんの表情はまだ渋いし、僕も先のことは分からない。
それでも、日曜日は見晴らしがいい地元の公園でランニング。
・・・体力が、少し落ちてしまったかな。
さて、今年の春もコロナ禍、どこにも行けやしないか。
それなら、今日走った公園とか、どこかの川沿いとか、
身近なところで桜を見ていくなんてどうだろう?
きっと、気が紛れるよ。
そう思いながらスマホを出そうと腰のポーチに手を伸ばせば、
視線の高さに貼り紙。
特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」に関する注意喚起。
話題に上がることが少ないけれど、今もまだ進行中の問題。
お花を眺めている時に、テレビや新聞で見た変な虫がいたら
通報して欲しい、そんな虫。皆様の目撃情報が力になります。
それと、こちらも忘れてはいけない問題。殺人アリとか、
そんな風に呼ばれていたヒアリのお話。
もちろん、突然目の前に現れたアリを瞬時に「ヒアリか
どうか」を見抜くことは難しいし、「気を付けよう」と
言われたとて、どうしても限界はある。
それでも、「こんなアリがいる」ということをまた少し
思い出してもらえたら、と思います。
それと最後に、生物でもなければ自然界のウイルスでもない、
エモテットというコンピューターのウイルスについて。
こちらも感染力が強くて去年話題になりました。
「メールアドレスをよく見る」とか「不自然な送り先」とか
見抜き方はいくつかあるものの、不意に届けば引っ掛かって
しまうかもしれない。
それでも、記憶の片隅に置いておけば、ハーフスイングの
一歩手前で踏みとどまれるはず。

もうすぐ新たなスタートとか、新しい出会いとかがある、
そんな季節。でも思い出さなければならないこともある、
そう思った週末でした。

■ 担当者の独り言

プロ野球のオープン戦も終盤。シーズン開幕まで、あと少し。
新たに出てくる選手もいれば、いなくなる選手だっている。
どんなに長く貢献し続けても、数字を残せなくなってしまえば
目の敵にされ、嘲笑の的にされ、やがて忘れ去られてしまう。
もちろん、そこで終わるつもりの選手なんていないと思うし、
再起をかけて、光の当たらない場所で猛練習に励んだはず。
それでも、血の滲むような努力をしたとて、報われないまま
終わってしまうのが普通で、「仕方ないよ」と思わなければ
いけないのかもしれない。


・・・だからこそ、再びマウンドへ帰って来たその姿に、
胸を打たれるのかな、と思う。
- 今日もしっかり感染予防対策をして、いつかまた球場へ -

原点へ

さあ、再び月曜日更新のローテーションを守ろうか

先日、久しぶりに捕虫紙の検定作業を担当させていただきました。
虫をおびき寄せる光の出る機械「捕虫器」にセットされ、そこに
集まって来た虫を捕獲する粘着シート、これが捕虫紙。
そしてそこに捕まった虫の種類や捕獲数を元に「この虫がこれだけ
捕獲される」ということは「その現場で何が問題か?」を割り出す。
それが検定作業。
その結果から、例えば「外で発生する虫の捕獲が多い」のなら
「どこかから屋内へ侵入している可能性がある」と言える。
そしたら次は、「侵入経路を特定するための調査」になって、
その後は・・・状況によって様々かな。
例えば写真の「事務所玄関にある扉の隙間から侵入」であれば
僕の得意な「窓ガラス用殺虫剤」による待ち伏せでもいいし、
「前室に殺虫剤を充満させて侵入した虫を迎え撃つ」でもいい。
もし殺虫剤が使えないのなら「隙間をブラシなどで塞ぐ物理的な
作戦」も選択肢になる。
大事なことは、お客様の要望に応じてベストの提案をすること。
提案が難しくて不安だからこそ、大事な殺虫剤の基礎試験。
もちろん、現場で同じような結果にならないこともあるし、
それが元で怒られることもある。
それでも、なぜ自分がその選択をしたのか、その根拠となる
データが無ければ、次へと繋ぐ修正も何もできないから・・・
基本的な挙動、効果の限界点はやっぱり理解しておかないと
いけない。
さて、もうすぐ春か・・・捕虫紙検定のアルバイトという
育成選手から、お情けで正社員という支配下登録をして
いただいて10年少し。
講師として務まらなかった、忘れもしない薬剤セミナーのこと、
色々な薬剤試験の結果を発表して、お客様から面白いと褒めて
もらったセミナーのこと、怖さも嬉しさも薄れてきたのかな。
今年はもう一度、試験データという制球力をしっかり磨き、
またセミナーで皆様とお会いしたいなと思います。

なお、弊社の春のセミナーはただいま受付を開始しております。
内容・日程の確認と、お申込はこちらのURLからどうぞ。
https://www.semco.net/services/seminar/seminar_info.html

■ 担当者の独り言

昨年11月から南極地域観測協力に出発していた砕氷艦「しらせ」が
先月22日、無事に横須賀へ帰港したとのこと。お疲れ様でした。

作業風景・マウスストッププレミアム

来週から、頑張って月曜日の定期更新に戻したいね・・・。

某日、とある方のお店を訪問させていただきました。
目的はネズミの駆除、まずは現地を調査。
すると、どうだろう?あちこちに見つかった建物の隙間。
これはネズミの侵入経路になってしまう。封鎖が必要かな。
さて、塞ぐべき場所が多いから、時間も人手もかかりそうだ。
そこで弊社開発部のブログでお馴染み、川竹君と桝井さんに
助っ人として参戦してもらいました。
まず出発前の持ち物点検、今回はネズミの移動経路を封鎖する
ことが目的だから、大工さんが使うような道具が中心。
では、いざ現場へ。今回の作業は隙間を金網などで埋めて、
その上からマウスストッププレミアムを塗布する作戦。
写真は「防鼠金網 ハード」をカットしている場面。
両手が塞がってしまうから川竹君に撮ってもらいました。
誰かが横で、サポートしてくれる。嬉しいね。 
そしてその防鼠金網を隙間に押し込んだのがこちら。
ぐしゃぐしゃに丸めたり、押し潰すことができるから
隙間の形が少々歪でもフィットさせることができる。
これが、網目が亀の甲状になっている金網の特長かな。
でも、相手は齧る力の強いネズミ。あと何か一つ補強が
欲しい。そこで上からマウスストッププレミアムを塗布。
期待の新人、桝井さんにお願いさせてもらいました。
てきぱきと作業してもらったおかげで、今日は予定通りに
終了することができました。
うん・・・まずはこれで大丈夫かな。
ところで、マウスストッププレミアムで隙間や穴を
封鎖する作業。
コーキングガンを使いながらの作業だけれど、時には
手袋の上に一度出して丸めた後、それを押し込む方が
楽なこともある。
でも、そうすると今度はコーキングガンがべたべたに
なってしまう。さて、どうしようか。
そこでコーキングガンにサランラップや養生テープを
貼って保護してみた・・・どうだろう?
もちろん「汚れて駄目になったら買い替える」という
考え方もあるし、150円アップになってしまうけど、
「コーキングガン付きのマウスストッププレミアム」も
取り扱っているから、それを利用していただいても
いいかなと思います。
でも「捨てるのがもったいないよ」という方がいれば、
こういう方法もあるんだって、参考になれば幸いです。
せっかくだから、色もマウスストッププレミアムと
揃えてみた・・・どう、かな?
作業が完全に終了するまでまだもう少し日にちがかかり
そうだけど、ネズミが入って来れなくなって、被害が
無くなればいいなと思います。
また、侵入を阻止してしまえば、もう僕らも必要以上に
ネズミを殺さなくて済む・・・うん、作業を急ごうか。

- さて、来週からきちんと月曜日に更新できますように -

続・金網の工作

今年は豆を何粒食べるんだっけ・・・適当で、いいかな。

今日は節分の日・・・だけど、それとは全然関係が無い前回の続き。
金網を使って鳥がソーラーパネルの隙間へ住み着かないようにする、
その方法について書いていきたいなと思います。
さて前回、屋根とソーラーパネルの隙間を塞ごうと切り出した金網。
社内にある適当な取り付け器具を使って固定してみたけれど・・・
うん、ちょっと強度が頼りないね。
それに金網の裾も、きれいに揃えるのではなくて少し垂らすように
仕上げないと駄目らしい。やり直し、か。
もう一度、切る場所を白いマーカーで大まかになぞる作業。
こうやって、だんだんと手慣れていくのかな。
でも、そうして慣れてきた頃に危うく物を落としそうになったり、
怪我をしそうになったりなることが多い。
例えば屋根の上は傾斜がついているから「ちょっとの間だけ」と
置いたマーカーなんて、あっという間に滑り落ちてしまう。
そしてその下に誰かがいたら、大変。
面倒だけれど、基本は使ったら元の位置に戻す、その繰り返し。
・・・うん、難しいね。簡単なように思えて。
気休めだけど、ポケットがたくさんある腰袋なんてどうだろう?
それと、厚手の手袋越しでも気になる切断面の飛び出たところ。
結構、当たると痛いね。
時間に余裕があれば、カットしておいてもいいかもしれない。
こんな風に切断面をきれいに揃えられるのも、網の目が正方形に
なっていることのメリットかもしれない。
どうでもいいことも大切なことも、自分で商品を触ってみないと
分からないことがたくさんだから・・・僕は扱ったことのない
商品のお話をするのが正直怖いし、分かっている商品のことなら
何でも聞いてよと思う。
・・・うん、だからいつも電話が、長くなってしまうのかな。
ところで、新聞紙を敷いておけばよかったのかな。足元を見ると、
たくさんの散らばった端材。
後片付けのことも先回りして・・・まあ、いいさ。それは次の時に
活かそう。
そして仕上げ、専用の金具を使って金網をきちんと固定。
この時も、ナットや他のパーツを落とさないように注意。
これで完成、かな。本職の人たちに比べたらまだまだだけど、
上手くできたかなと思う。
最後に余った端材で少しだけ自由工作。格子状の時とはまた違った
切りにくさがあったから・・・これは、細かい仕上げをする時に
覚えておかないといけないかな。

- 真面目な仕事の片隅に、ほんのちょっぴり遊び心を -

ネズミ駆除と工作

更新予定日がずれていくね・・・まあ、いいさ。

害虫駆除と言えば「殺虫剤を撒いて終わり」という印象を持たれる
かもしれません。
でも実際は「被害の内容に応じた対策を取ること」が正解、かな。
なので、時には「害虫やネズミの侵入を防いでしまえば目的達成」
ということだってある。大事なことは「お客様がどういった被害で
困っているか」を聞き取り、その最適解を出すこと。
・・・うん、難しいね。
さて、最近のミッション。ネズミやイタチなどの動物が建物の中に
入って来れないようにする「鳥獣対策オリジナル金網」の評価。
ただの金網にしか見えないけど、網の目が正方形のマス状になってる
おかげで「真っ直ぐ切断できているかどうかの基準」が分かりやすい
というメリットがある。
他にも「塞ぎたい隙間の上」に置いて「どのマスから切り始めたら
よいか」という目測をつけやすいことも利点。地道だけれど・・・
こういったレビューの積み重ねが大切。
マスに沿って切ることができるのは、思い通りの図形を作りやすいと
言えるかもしれない。そう思いながら資料作成用として適当に切った
金網。・・・なんかB2ステルス爆撃機のシルエットみたい。
あと「一度に広範囲の隙間を封鎖したい」という場面は金網の出番。
角材などを用いて折り曲げることが多いけど、この時にもマス状の
網目が役に立ってくれる。
長く切り出した金網も、網目に沿ってきちんと折り曲げていけば、
手先が器用でない僕でさえ真っ直ぐに仕上げることができる。 
階段横の隙間を試しに封鎖。金網の色が黒いから、思ったほど
目立たないし、ここに「きれいに折り曲げること」が加われば
完璧な仕上がり・・・うん、いいね!
次は室外機の周りなど「配線を引き込んでいる複雑な隙間」を
想定した封鎖試験。さて、どうしようか。
ここは白いマーカーで「切りたいところと残すところの境界」を
なぞり、それに従って切ってみるなんてどうだろう?
・・・よし、やってみよう!
やってみると形にはなった。でも、コウモリやイタチが相手なら
ともかく、噛み切る力が強いネズミが来た時のことを想定すると
どうだろう?・・・やっぱり装甲が薄いのかな。
そんな時は「貼り付けた金網を下地」にして、その上から「マウス
ストッププレミアムを塗布して補強する」という手段もあるし、
「金網に忌避剤をくくり付けておく」のも有効かもしれない。
予想される相手に応じて「複数の手段・アイテムを組み合わせる」
ということもまた重要。
鳥類対策を想定した評価・検証も行って、また皆様に色々な情報を
お伝えできればと思います。
切り出して、うまくフィットさせたはいいけれど、次はどうやって
固定しよう?これはまた次回かな・・・。

コロナ禍で迎えた新年

丑年だから今年は牛歩でなんてどうだろう・・・やっぱり、駄目か。

新型コロナウイルスが猛威をふるう中、いつもと違った新年を迎えました。
氏神様への参拝も、人気が無い日を選んで連休の初日へ。
自宅から徒歩10分、首をすぼめながら歩くのは、人通りの少ない裏道。
よく晴れた空、灰色の道路に黒い影が一つだけ。寂しいね。
人がいない境内、お賽銭箱の前にあるはずの鈴も、今年は無い。
足元に目を落とすと、間隔を空けるようにとの指示。
参拝前に手を清めるための手水舎(ちょうずや)もコロナ禍で
使用禁止。目に映るものが、どんどん歪になっていく。
そんな中見つけた、凍り付いた手水舎の水。前日から続く寒波の影響かな。
子供の頃、学校の外に置いてあるバケツや水槽から氷の塊を引き揚げて、
友達と投げ合ったり蹴って遊んだり、忘れてかけていた景色。
些細なことだけど、きちんと残っている日常だってある。それが少しだけ
嬉しいなって思った、そんな一人の参拝でした。
さて、変わらないものと変わっていくものか。今年の抱負なんてどうだろう?
でも振り返れば、僕は年が変わったとか、誕生日を迎えたとか、何かの節目で
何かを決心して変わった試しがないから・・・それは、いつも言いづらい。
でも旅先で見たもの、感じたものの影響を受けることなら、よくある。
起きたら布団を直す、出る前に髪はきちんと整える(という努力はする)、
挨拶をきちんとするとか、どれもつまらないように見えて大事なこと。
いつ始めて、いつの間にかだけれど、ようやく形になりつつあるかな・・・。
そして最近消えた悪い癖。朝食の時間が無いからって、会社のデスクで
コンビニのパンをかじりながら仕事をすること。
でも、今度は出社の時間が遅くなりがちという悪い事態になってしまった。
もっと早く起床するとか、靴を履いてから「元栓閉めたっけ」とならない
ようにするとか、改善点はいくらでもあるけど・・・就寝前にある程度、
朝食の支度をしておくのはどうだろう?
机の上も、使いそうな食器とかを置いてみた。これは就寝前に机の
整理になっていいかなって思う。
朝食が楽しみで早く起きるという副次効果があるかもしれない。
今年も、ふとした瞬間から何かが変わるとか、そんな出会いとか
出来事を見逃さないように過ごせたらなと思います。

掃除中に害虫と出会ったら

今年はこれで看板、かな。

今年の年末は予定無し・・・仕方ないね。空いた時間は、部屋の掃除にでも
あてようか。
ついでだから、日頃なかなか洗えない帽子もまとめて洗濯。
去年サンディエゴの出張で購入し、そのままサムライバスターズの撮影に
着用していったネズミの帽子。
それと、そのサムライバスターズで共闘した現地の害虫駆除業者さんから
記念にいただいた帽子。
さらに、出張の時にお客様からいただいた「護衛艦こんごう」の識別帽。
他にもNAHAマラソンを完走した記念に買った帽子とか・・・どれもこれも
思い出は尽きない。
さて、掃除の時に思うこと。それは害虫の発生源も除去するということ。
例えば、写真のトースターなんてどうだろう?
長く使えば使うほど、トースターの中にはパン粉とか揚げ物の破片とか、
色々な食品屑が溜まってしまう。
そして下に敷いてあるマットも同じ。何か、色々なものが散らばっていて
これらが害虫の餌になってしまう。
さらに、そのマットの下にも注意。普段はチェックしない場所だと思うけど、
年末の大掃除にかこつけて見てみよう。
マットの下側にも食品屑が入り込んでいるケースなんて珍しくないし、
棚の隙間も気が付かないうちに長年のゴミが積もっているかもしれない。
虫たちにとっては、人目につかないし餌も豊富にある格好の発生源。
こんなところからはシバンムシとかシミとか、他にもチャタテムシや
コナダニ類など、様々な害虫が発生してしまう恐れがあるから・・・
掃除機で、片っ端から吸い出してしまおう。
あとは、玄関とか勝手口の周りへ置いたままにしている履物にも
目を向けると・・・何だろう?埃じゃない何か。
その正体は、クモの巣。窓のサッシ周りとか傘立てとか、他にも玄関の
常夜灯の近くなど、目にする機会は多いと思う。
雑巾で拭き取るとか、散水ホースを使って洗い流すとかして除去しよう。
そんな掃除をしている最中に、住み家から追い出されるかたちで目の前に
飛び出してくる色々な害虫たち。
クモみたいに人畜無害のものだったら、そのまま外へ逃がしてあげても
いいかもしれない。
だけど、そうも言ってられない人も多いと思うから・・・こんな時は
殺虫剤を使って、手早く駆除するしかない。
そんな時にお勧めなのがキッチンムシスプレー。いわゆるスプレー式の
殺虫剤で操作は簡単。
加えてアルコールベースで「噴霧した場所にべたつきが残らないという
速乾仕様」も魅力、かな。
さらに有効成分は蚊取り線香に使用されているものと同じなので安心。
家の中でも咄嗟に使用するには良いと思う。
ただし、他のスプレー式殺虫剤と同様に「火気厳禁」なので、台所や
暖房機器の周りで使用する時だけは十分にご注意下さい。
- それでは、皆様もどうぞよいお年をお迎えください -

家に出るゴキブリが怖いから

扉を閉めた衝撃で、上から降ってきた黒い塊・・・

仕事は害虫駆除関係と言えば「どんな虫もネズミも平気でしょ?」というイメージを
持たれることが時々あります。
でも、作業中に突然ゴキブリが飛び出してきたら悲鳴をあげるし、ある日現場で見た
ネズミの恨みつらみがこもった表情なんて未だに忘れられない。
ただ、「殺虫剤という武器があること」と「頭を切り替えていること」である程度は
恐怖感が軽減されている・・・うん、僕の場合はそうかな。
だから仕事が終わって家に着いた時、扉の横に黒くて大きなゴキブリがいたりすると、
もうどうにもならない。
あれだけ会社の引き出しに入れてある殺虫剤も鞄に入れて携行なんてしていないし、
ポストに引き返したとて都合よく分厚いチラシが入っているとは限らない。
「いつもの装備が無い」ことと「気持ちがオフになっている」だけで、こうも容易く
追い詰められるとはね・・・まあ、いいさ。
そんな訳で帰宅した直後は仕方ないにしても、不意に家の中にゴキブリなんかが
出た時のために殺虫剤の1本くらいは常備してあってもいいかもしれない。
中でも「すぐに利用できるスプレー式の殺虫剤」は咄嗟に噴射できるから便利。
でも、これらスプレー式の殺虫剤は種類が多いから・・・何を選ぶのが正解か、
迷ってしまう人もいるかもしれない。
そんな時の考え方に「商品ごとの効果が極端に違うとは考えにくい」という点で
「使い勝手も考慮して選択する」というのもありだと思う。
その使い勝手で見ると、フマキラーFK-2001という殺虫剤は、なかなか面白いんだ。
これは噴射ボタンの上に蓋がついていて、ある種の「安全装置」になっている。
・・・つまり誤って噴霧するリスクを軽減している、これは地味にメリットだと思う。
蓋を外せばこんな感じ、下から噴霧用のボタンが出てくる仕組みになっている。
ノズルと一体化しているから、落としてしまって無くすなんて心配もないよ。
もちろん蓋を外すタイムラグがあるから、それをどう感じるかは状況次第。
でも、商品を選ぶときにはこんな判断基準もあるんだって、少し参考になれば
嬉しいです。
では・・・また、次回。

ねずみよもやま話

僕も、ようやく読書の秋、かな・・・

弊社恒例の秋のレベルアップセミナーが、今年はオンラインセミナーで
始まりました。
僕も、今週最後にネズミのお話で登板か・・・何気なく受付表を見ると、
大勢の方から申し込みが来てる。緊張するよりも先に、嬉しいね!
ところで、これから冬に向かうにつれ、いよいよネズミのシーズンに突入。
そこで、このレベルアップセミナーが終了してからも、ネズミについての
オンラインセミナーを開催予定です。
また弊社ホームページとか、営業担当者よりご紹介させていただきますので
どうぞよろしくお願いします。
そんな勉強会の流れでご紹介したいのはこちら、学問を意味する巻物を抱えた
ネズミがいるところ。京都の大豊神社。
哲学の道と聞けばピンとくる人もいるはず。そこを目印にすれば辿り着くのは
難しくないし、たぶん密にもならない。
もうすぐねずみ年も終わり。それにあと少しで紅葉が綺麗な頃。少し寄り道して、
お参りするのはどうだろう?秋も・・・良い季節だよ。
さて、本日最後のお話。突然ですが「ネズミ公使(ラット・ミニスター)」と
聞いて誰か思い浮かんだという方はいるでしょうか?
僕自身もまだ「坂の上の雲」に書かれている限りのことしか分からないので
迂闊なことは言えませんが、それは小村寿太郎。
今年は読書を起点にして、歴史のお話をもう少し丁寧に振り返ってみるのも
面白いかもしれない、かな。
・・・僕には外交官なんて責任の大きな仕事はとてもできない。それでも、
ネズミ公使ならぬネズミ講師として、セミナーで皆さんのお役に立てたら、
嬉しいです。