シロアリのトンネル

そろそろレッドゾーンかな・・・ランニングウォッチの心拍数を一瞥する夕暮れ。

季節外れの雨に打たれた連休の初日でした・・・夕方が小雨なら、
ランニングなんてどうだろう?
やがて夕日に染まった空、眼鏡に曇り止めを塗ってマスクをして、
人気のない旧道へ。
途中で差し掛かった長い上り坂。ランニングウォッチの心拍数は
跳ね上がるけれど、加速も上昇も・・・うん、大丈夫だ。
さて、翌日からは晴れた空。あちこちで羽を広げる虫たち。
僕らが羽を伸ばせるのはいつだろう・・・そのいつかに、
最高のスタートを切れるように、今日も乗り越えようか。
そんなゴールデンウィーク頃に、どこからともなく羽を広げて
飛んで来るもの・・・ヤマトシロアリの羽アリ。
大きさは大人の爪ほど、シロアリの名を冠してはいるけれど、
黒い体色に、くすんだ灰色の翅(羽)。
こんな虫が家のどこかから大量に飛び出してきたら、既に家が
シロアリによって大きな被害を受けていることの証明。急いで
駆除しよう。
それと羽アリが飛んでくることで新たな被害に遭うことだって
あるから・・・今までシロアリが出たことがないといったとて
油断はできない。予防の観点からも、業者さんに相談した方が
いいかなって思います。
ところで、シロアリの特徴の一つに挙げられるのが蟻道。
これは地中から出てきたシロアリたちが建材まで安全に、
快適に移動するために作られたトンネルのようなもの。
床下にこんなものが見つかった時も、要注意です。
なお、世の中には「戦車道」というのもあるらしいけど
それは・・・姉妹ブログの川竹君に譲ろうか。
お話を元に戻して、シロアリはそんな蟻道というトンネルを
作りながら移動する。だから「シロアリは光を嫌う」とか、
「床下が乾燥していたらシロアリは来ない」とか、「床下が
高いからシロアリの被害は受けない」というのは、迷信に
過ぎないと思う。
他にもお伝えしたいことはまだたくさんあるけれど・・・
もし興味があったら、シロアリのQ&Aをまとめたページが
あるから、ご覧いただけたら嬉しいです。

窮屈な連休が続くけれど、来週もまた身の周りの些細な
こととか、季節のこととか書いていけたらと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

■ 担当者の独り言

無観客試合もあるけれど、プロ野球は、ほぼ予定通り進行中。
故障や不調で離脱してしまう選手もいれば、何年ぶりかの
白星を目指して復帰してきた選手だっている。
もちろん、頑張って欲しいし、応援だってする。それでも、
それだけで簡単に勝たせてもらえるほど甘い世界でないし、
涙一つでヒーローになれるなら、誰も苦労なんかしない。

鮮やかな復活劇でなくたって、結果が伴わなくたって、
鬼の形相で投げ込むその姿に、心を掴まれるのかなって
思います。

春に目立つ小さな虫

背中押す春風、帰り促す春時雨。練習時間は、天気に委ねようか。

気が付けば週末、そんな慌ただしい4月。相変わらず休日はどこかへ
行ける訳でもないか。
それなら姉妹ブログでお馴染み、川竹君や桝井さんのように山の中で
畑仕事も楽しいだろうし、あるいは町のはずれにある遊歩道を走って
みるのもどうだろう?ツツジの花がきれいかもしれない。
時折り吹く強い風、気まぐれな空、少し気にしながら山の中を走り、
やがて開けた視界。道端のお地蔵様に頭を下げて、ふと前を見れば
一面ピンク色に染まる野原。
桜はもう終わってしまったけれど、蓮華の花だってきれいだよ。
そんな野原とか、公園とか空き地とか、そういった場所の近くで
最近増えているお問い合わせ。
「小さな赤黒い虫が家の中に入ってくる」というそれは、恐らく
ハダニの仲間。大きさは、ボールペンの先ほどもないくらい。
顕微鏡で少し拡大すると、こんな姿。ダニの名を冠するとはいえ
人から吸血する種では無くて、植物の汁を吸って生活をしている
アブラムシのような存在。
でも、春先は何故か植物の上から降りてきて、あたりを徘徊する
という不可解な行動を取る。そして、その時に窓や扉の隙間から
屋内へと侵入してしまう。
対策は掃除機で吸い取る、屋内でも安心して使用できる殺虫剤を
噴射するなど様々。もちろん、扉や窓の隙間を専用のブラシで
カバーする作戦も、ありだと思う。
それに加えて、扉や窓の近くに粘着トラップを置いて少しでも
捕獲してしまおうという作戦だって効果的かもしれない。
それとも今日掲載されたばかり、粘着糊を噴霧するスプレーを
画用紙に吹き付けて即席オリジナルの粘着トラップを作って
設置してもどうだろう?工作の得意な方には、お勧め。 
それと、家の中へ入ってくる前に外で駆除する作戦も大事。
目立つけれど撒いたあとが分かりやすい「粉状の殺虫剤」や
においも無くて殺虫効果も優れた「液状の殺虫剤」を建物の
外周へ散布しておくと心強い。他に、彼らの侵入経路となる
窓のサッシに「最後の防衛ラインとなるような殺虫剤」を
散布しておけば盤石。
もし、春先に出る小さな虫に困っているという方がいれば、
解決策として参考になったら嬉しいです。


また、来週も気になる虫とか、身の回りの些細なこととか、
何か一つお話を書かせていただければと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

■ 担当者の独り言

自分なりに走り続けた。ランニングは、嘘をつかない。
目いっぱい軽くなった。あとは筋肉とか積みたいかな。
いつか旅に出られる日を信じて、その時に納得のいく
姿でいられたら、いいな。

雨音と虫の影

外は桜雨、食卓に麻婆春雨・・・季節感を出すには無理があったかな。

日曜日は、予報通りの雨。今年もお花見には振られてしまったか。
それなら相手を変えて、庭とか公園の花なんてどうだろう?
いつもと違うしっとりとした表情もまた、いいかなって思う。
灰色と黒の単調な世界に浮かび上がる、赤や白のぼんぼり。
頭上に雨音、手元にはシャッター音。指先は冷たいけれど
目の前からは花の香り、心が落ち着くね。
その矢先、不意に視界へ入った新たな影。心がざわつく。
・・・ナメクジ、か。
ところで、ナメクジと言えば梅雨の時季に出る害虫という印象を
持つ方もいるかもしれない。でも、意外なことに家の周りでよく
見かけるチャコウラナメクジが卵から孵るピークは4月頃。
つまり、桜の散る頃、花散らしの雨が降る頃からの対策も重要。
具体的には花壇や畑の周りで使用できる毒餌、または家の周りや
屋内で使える毒餌を使用するのが一般的。
それとゴールデンウィークを過ぎた頃に降る雨。その雨上がりに
飛ぶことが多いヤマトシロアリの羽アリにも要注意。
「長い間シロアリの点検をしていないので不安」や「床を踏むと
ふかふかするので不気味」という方がいれば一度シロアリ点検の
ご相談など、今のうちにされてもいいかなと思います。


・・・少し手短になりましたが、また来週ここでお会いできたら
嬉しいなと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

■ 担当者の独り言

桜の時季はもう終わってしまうけれど、観光地は逃げない。
桜島とか、またいつか旅に出られたらと思います。

- またいつかを願って、今日もしっかりと感染予防対策を -

カメムシに効く薬は何だろう?

「あの街まで何マイル?」高速道路の道路案内が、視界をかすめる現場の帰り。

ここ最近、現場を任せていただくことが増えました。ほぼ一日を車の中と
現場で過ごす・・・去年の今頃は、考えもしなかった、かな。
会社に帰ってからだと間に合わないから、自宅のベランダに並べた作業服。
風が、少し寒くなってきた・・・今夜は温かいものでも食べよう。
さて、温かいものか・・・洋食とか、どうだろう?旅先で食べたあれこれや、
実家で出てくる常連。再現はできなくても、思い浮かべるだけで楽しいな。
グリーンピースという緑色の憂鬱も、料理に彩りを与えてくれると考えれば
許容できるかな、と今は思う。
でも、洗濯物に彩りだけでなく許容できない香りも残す緑色の憂鬱。
それは秋になると増え始める、カメムシの問題。
「彼らを下手に刺激しなければいい」と言われればその通りだけど、
そうも言ってられない人も多いと思うから・・・そこで僕らの出番。
状況ごとに、どんな方法が理想的かご紹介しましょう。
まず屋内に入ってきたカメムシへの対処法。これはすぐに殺虫が
出来ることに加え、より安全性が高いこと、他にはべたつきを
残さないことが焦点になると思う。そんな条件を満たすとすれば、
それはキッチン虫スプレー、かな。
あるいは、室内に取り入れた洗濯物に付着しているといった時は、
殺虫成分不使用のカメムシコロリもお勧めのアイテム。
さらに目を建物の外に向けてみると、窓ガラスにひっついている
カメムシ。これも気になるという方は、窓ガラスに噴霧しても
曇らせることが無いサイベーレエアゾールが最適。
これを撒いた場所にカメムシがやってくると、そこに残っている
殺虫成分がじわじわと効いてきて、いつの間にか死ぬ。
効果は、僕がしっかり確認したので・・・安心して、どうぞ。
あとは建物の外壁一面とか、ベランダ全体とか、広範囲に飛来する
カメムシを駆除したい時。それは水で薄めてたっぷり散布ができる
サイベーレ0.5SCが適任。もちろん、噴霧器を用意する手間はある
けれど、プロの業者さんも絶賛するほどの効果だから・・・これは
ぜひ一度、効果を実感してみてほしいと、そう思います。
特設サイトもあるよ、もう少し知りたいという方は御覧ください。
少しお喋りが過ぎてしまいましたが・・・これから秋になるにつれ、
いろんな色や香り、そして味覚が楽しめるかなと思います。
そんな些細な日常のこと、身近にあるものについても書いていけたら
と思ったところで今日はお別れしたいと思います。
・・・では、また次回。

■担当者の独り言

拒絶反応が出たのは何故だろう?・・・今更、もう考えなくてもいいか。
もちろん、誰かを一緒に乗せたり、長距離だったり、悪天候の日の運転は
気が滅入ってしまうこともある。
それでも、無理をしないこと・・・それと気を遣いすぎないこと。
マイペースでいいんだ、うん、僕はそれでいい。そんな秋の交通安全週間。

軒先に毛虫がたくさんいる時の話

外出ができず、平凡なお盆になりそうな男が綴るブログ

庭木も無いのに毛虫に刺される

コロナウイルス感染拡大という現実が一番の恐怖ですが、夏の定番と言えばやはり
怪談でしょう。
そしてその怪異の正体が実は虫だったというケースも少なからずあります。
例えばチャタテムシの一種が立てる音は妖怪「小豆洗い」のモデルになってますし、
今回ご紹介するヤネホソバに刺されるというのは「自晧という尼さんの亡霊による
祟り」とされています(※1)。

(※1.引用文献)
原色図鑑 衛生害虫と衣食住の害虫 安富和男・梅谷献二 全国農村教育協会 

■ その「ヤネホソバ」というのは何か?

ヤネホソバとは小さな蛾で、問題となる幼虫の姿は「灰色をした典型的な毛虫」です。
 弊社姉妹ブログ「虫取りたちのつぶやき」に幼虫の写真を掲載しておりますので
リアルな虫の写真を見るのが苦にならない方はご覧いただければと思います。 
また、この幼虫時代は苔を食べて生活するため、自然環境下では苔むした岩や木の皮、
家の周りでは苔が生えた外壁や屋根の隙間が好適な生息環境になります。
筆者もこの業界に入るまでは見たことが無くマイナーな昆虫と認識していましたが、
ここ最近は「幼虫に毒がある」ことも相まって相談が多く寄せられています。

■ 傾向と対策

このヤネホソバのお問い合わせでありがちなのが「家に庭木はおろか植物も一切無く」、
「近所に公園がある訳でもない」のに「何故かベランダや軒先に毛虫が多数出る」と
いうものです。
最初こそまさに怪異ですが、「苔から発生する」と分かれば家の壁などに生えた苔が
原因であると想像できます。
しかし「苔から発生します」と説明しても「ベランダや軒先はきれいにしてるのにねぇ、
どうしてなんでしょう」と困惑されることもあります。
上の写真がよい例ですが「ならばどこに原因があるのだろう」と考え込んでしまいます。
その答えの一つはベランダや軒先の真上、つまり屋根の表面や瓦の隙間、雨どいから
生えた苔ではないかと考えられます。
そこで発生し、やがて成長したものが「新たな餌を探して」なのか「蛹になる場所を
求めて」なのか定かではありませんが、軒先や外壁へ移動するのでしょう。
ヤネホソバの対策は「清掃して苔を除去する」ことが基本であるものの、こんな時は
清掃そのものが難しく、従って殺虫剤の力を借りる必要があります。
具体的には「幼虫をよく見かける」という場所へ「サイベーレ0.5SC」を吹き付けて
おくとよいでしょう。

■ これは筆者の想像

まだ検証を要するお話ですが、オフィスや工場の外周にある側溝周りも「日陰かつ
常時水で濡れている」ことから「苔が生えやすく」、その結果「ヤネホソバが発生
しやすくなる」ことがあるかもしれません。
想像がさらに膨らみますが、そんな側溝から外壁へと視線を移すと視界に入る窓。
特に最近は「新型コロナウイルス感染拡大防止のため」に換気が推奨されています。
ヤネホソバの幼虫が這い回っているうちに、ひょいと窓から入るかもしれません。
「それは心配だな」という場合はサッシの中と周りへ「サイベーレエアゾール」を
吹き付けておくとよいでしょう。
こんな窓の場合も、サッシの裏側へ「サイベーレエアゾール」を散布しておいて
よいと思います。
これも自信はありませんが、建物基礎の水切りのところも怪しいかもしれません。
ここは作業性で言えば「サイベーレエアゾール」ですが、殺虫剤を散布する面積が
広いことを考慮すると、たくさん撒ける「サイベーレ0.5SC」の方がよいでしょう。

■ 木が苔むしているところにも注意

以上、ヤネホソバが建物の外壁や屋根、軒先といった建物周りで見られやすいこと、
また発生源や対策について、一部推察も交えながらご紹介しました。
そして最後にウッドデッキやラティス(上の写真のような木の枠)といった木製の
物にも注意が必要ですとお伝えして、このお話はおしまいです。
・・・見つけたよ。

■ 担当者の独り言

今年は地元の花火大会も中止になってしまいました・・・今まであって当たり前と
思っていたものがそうでないこと、感謝の心が足りてなかったなと改めて思う夏の夜。
そしてある夜、自宅の前に落ちていたノコギリクワガタ・・・もうすぐ近くの山へ
返しにいこうと思いますが、ちょっとした出来事に心が和みます。
お喋りが過ぎてしまいましたが今日はここまで、もうネタが無くて困っていますが、
来週もまたこのブログでお会いできれば嬉しいです。

梅雨の季節と虫の相談

今までの病院から他の病院に変えることを「初診に返る」と呼ぶ男が書くブログ

4年ほど前、土砂降りの中決行した九州旅行の1コマ
弊社の所在地である大阪は、土曜も日曜もほどほどによい天気に恵まれました。
しかし来週からは再び雨の降る予報であり、出勤が億劫です。
テレワーク組が羨ましく、早く天気予報が「照るマーク」になってくれないかと
願うばかりです。
長く続く雨の予報は、この時季特有の虫の予報でもある
さて、そんな蒸し蒸しする時季は、カビから発生する虫・虫が増える時季でもあります。
それに合わせて多くなるのが「部屋にダニのような小さい虫がいる」というご相談で、
その正体はチャタテムシという小さな昆虫です。
一応、死骸などがアレルギーの原因になる恐れはあるものの、刺す・咬むといった害は
加えず、基本的に見た目の悪さだけが問題になります。
畳の上からカーペットを敷くことは推奨しない
カビから発生するということは、湿気のこもりやすい場所が発生源として疑われます。
中でも「畳が敷かれている和室に注意せよ」というのは我々からすると教科書通りの
調査方法となります。
加えて、畳の上からカーペットを敷いていると余計に湿気がこもるため、この場合は
カーペットの撤去も推奨されます。
ここの隙間に注目
あと見落とされがちなのが洋室のフローリングで、見るべき場所は巾木の隙間です。
この隙間にも湿気がこもりがちで、実際にチャタテムシの温床になっているケースも
ありました。
同様に、窓にある金属製のサッシ部分と木部のところとの隙間にも注意が必要でしょう。
使いまわしの写真ですみません・・・
このようなチャタテムシ対策に効果的なのがファーストキルNというスプレーです。
殺虫するだけでなく、次世代を担う幼虫の発育を阻害する、つまり発生予防の効果を
持ちます。
これを畳の裏や巾木の隙間といった発生源へ散布すると、徐々にチャタテムシの数が
減っていき、やがて姿を見なくなるはずです。
※関連記事: https://www.mushi-taiji.com/blog/303/ 
同じようなカビから発生する昆虫について記載しております。

梅雨の害虫と対策

麺つゆが入ってない蕎麦のことを十割そばと呼ぶ男が書くブログ

仕方なく4年前の写真を眺める
梅雨の季節になり休日もしとしとと雨が降り続けますが、ステイホームということで
どのみち外出は出来ません。
心が腐っても食中毒を起こさないよう食品の衛生管理には常に細心の注意が必要です。
ある意味これも毒キノコ、そして食虫毒
また、梅雨ということでムカデやヤスデといった害虫のお問い合わせも増えてきました。
そこで本日はそれらの害虫に対する対策についてお話します。
サイベーレ0.5SCと噴霧器#530の組み合わせ
まず建物の外周といったムカデなどが歩き回るところ、そして植木鉢の下といった
よく潜んでいるところへ殺虫剤を散布します。
この時、使用できる殺虫剤には粉状のものと液状のものがあり、どちらを選ぶべきか
迷うことがあります。
極論を言えば、どちらを使っても殺虫効力は大して変わりませんが、作業性などを
トータルでみれば水で薄めて散布できる液状のものがお勧めです。
意外と粘着トラップで捕獲される
しかし、ここで注意したいのが「液状にせよ粉状にせよ撒いて使用するタイプの殺虫剤は
効果が即死ではない」ということです。
つまりムカデが殺虫剤を撒いた場所を通っても、最終的に死亡するとはいえ弱りながら
屋内に侵入する可能性があるということです。
そんなムカデに対処するため、建物の入り口周りに粘着トラップを置く手段があります。
中に餌を入れてなくても普通に引っかかっるため、最終防衛ラインとしてあちこちに
置いておくとよいでしょう。

春のカメムシ駆除3種の神器

冬眠から覚める様子のない男が綴るブログ

お花見の最中にコンニチワ
春の訪れを実感するのは桜の花とウグイスの声、そしてカメムシに関する相談です。
というのも春になるとカメムシが冬眠から目覚め、それに伴い駆除のお問い合わせが
増えてきます。
また、彼らは屋根の隙間や戸袋の中、天井裏といった建物内で冬眠することもあり、
その点でも春先はカメムシが身近な場所に出現してしまう季節になります。
このバスタオルのどこかにマルカメムシがいます・・・
そうやってゾロゾロ出てきたカメムシたちが、揃って素直に野山へ帰ってくれれば
何も文句はありません。
しかし冬眠明けで寝ぼけているのか、出てきてからも家の中や建物の外壁あたりを
うろうろ歩き回るものが多々見られます。
おまけに悪臭を出す能力だけは健在、迂闊に刺激しようものなら強烈なにおいで
こちらがノックアウトさせられます。
他にも知らない内にベランダで干していた洗濯物へ付着し、服やタオルを畳もうと
した時にむせ返るような香りを放つ不届き者もいます。
家の中に入って来た虫は極力殺さず外へ送り返すのが私のポリシーですが、流石に
この悪臭には殺意が沸き上がります。
そこでカメムシ対策の3種の神器
では、これらカメムシの問題に対処するには何をすればよいのでしょうか?
方法は色々あると思いますが、今回は3つのお役立ちアイテムをご紹介しましょう!
家の中を徘徊するカメムシにはキッチン虫スプレー
まず屋内を徘徊しているカメムシは、スプレー式の殺虫剤を吹きかけて退治しましょう。
スプレー式の殺虫剤は色々な種類がありますが、弊社スタッフがお勧めしたいのがこちら、
キッチン虫スプレーです。
アルコールベースのため速乾性で、べたつきが残らないため、室内の様々な場所で手軽に
噴霧することができます。
さらに主成分は蚊取り線香にも使用されている天然除虫菊エキスであり、人への安全性も
配慮されています。
外壁・犬走など建物の外回りはサイベーレ0.5SC
そして建物の外壁、基礎、犬走りといった外側を歩き回っているカメムシにはこちら、
サイベーレ0.5SCがお勧めです。
噴霧器を用いて散布するなど一手間はかかりますが、その魅力は一度に広範囲へ薬剤を
散布できることでしょう。
1本900ミリリットルですが、使用時には20倍に薄めて使用するため実質18リットル分、
一般的な戸建て住宅で使用するには十分な量です。
またカメムシだけでなくムカデやクモにも使用でき、プロの害虫駆除業者さんからも
効果に大きな信頼を寄せていただいています。
窓ガラスとサッシの周りはサイベーレエアゾールでしっかりガード
そして最後に窓ガラスとそのサッシ周りにはサイベーレエアゾールを噴霧しておきます。
本年の、また私が担当する商品としても開発第1号となる配備されたての商品ですが、
姉妹品であるサイベーレ0.5SC譲りの優れた殺虫効力を示します。
また速乾性でガラス面を曇らせないことから窓ガラスおよびサッシ周りへの噴霧に適した
仕様となっております。
これでカメムシは手も足も出ないはず
毎年カメムシに悩まされているという方がおられましたら是非一度ご検討ください。

蚊の羽音が聞こえるのはいつ?

ホワイトデーのスケジュール帳も真っ白な男が書くブログ

ジャズ聞き始めました
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各地のイベントが次々と自粛されています。
おかげで休日に旅行へ行くことも出来ず、他の趣味を探さねばならなくなりました。
そんな中、最近始めたのがジャズ鑑賞、今後の新たな趣味に加わるかもしれません。
鮮明な音がテレビ観戦でも臨場感を与えてくれる
また、プロ野球もオープン戦は無観客試合で開催されていますが、いくつかの試合は
テレビで楽しむことができます。
観客席からの声援が無いのは寂しい限りですが、一方で球場の音が鮮明に伝わるため、
打撃が芯で捉えたものか、タイミングを外されたものか分かるのは新鮮です。
なお、解説の方によると、内野守備ではこの打球音もゴロを処理する際の判断材料に
なることのことで、これまた新たな発見でした。
ボールがミットに収まる時の音も大事
加えて打者が一塁まで駆け抜けた後、アウト・セーフの判定について塁審へ抗議する
場面を時々見ることがあります。
これは「自分がベースを踏んだという感触」の後に、一瞬遅れて「一塁手がボールを
捕った音を聞いた」という事実に基づいて、というケースもあるとのこと。
ただやみくもに抗議してしている訳ではないのです。
蚊にとっては羽音が大事
ところで虫にとっても音は重要なコミュニケーション手段となり、そして蚊の場合、
雄は羽音を手掛かりにして雌を探します。
これは我々人間にも「蚊とかゆみを連想させる嫌な音」として認識されています。
春先に活動するのはミツバチだけではない
そして蚊の羽音が聞こえる時季と言えば、夏を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、人家の周りにも多いアカイエカの場合は雌の成虫のみ成虫で冬を越し、
翌年の春先から活動を開始します。
つまり、例年であればお花見が終わった頃、暖冬と言われている今年はもう少し
早く出現する可能性もあります。
縞々模様の蚊はゴールデンウィークの時季から
これが庭先で見かける縦縞ユニフォームの蚊、ヒトスジシマカの場合はもう少し遅く、
5月の連休あたりではないかと思われます。
空に赤ヘル軍団、鯉のぼりが泳ぐ時季を目安にして対策を取り始めるとよいでしょう。
一般家庭でもご利用いただける蚊用の殺虫剤には成虫対策に蚊取り線香、幼虫への
対策にはスミラブ粒剤「SES」などが効果的です。
もうちょい凄い武器は無いのか?の声に応えて・・・
とは言え、景色の良さを売りにした半屋外のカフェなどの場合、上記の対策だけでは
完全に蚊の被害を抑え込むのが難しいこともあります。
そんな時は蚊を一夏で1000匹以上捕獲した実績のあるBGセンチネル2というマシンで
大量捕獲する手段もあります。
専門的かつ価格も割とするアイテムですが、電源をコンセントにさして動かすだけの
簡単操作です。
もし興味があれば一度弊社までご相談いただければと思います。

カメムシも飛んできた!

臭い物には蓋をして、そのままやり過ごしたい男が書くブログ

花の色、香りで季節の変化を知る
急に涼しくなる日があれば、また猛烈に暑くなる日もあり、そして夕立のような豪雨が
降る時もあり、季節の変わり目がよく分かりません。
しかし、昼に川原でヒガンバナの赤色が並び、夜にキンモクセイの香りが漂い始めると
いよいよ秋が来たと実感します。
同時に家のベランダや洗濯物に来るカメムシのにおいが脳裏に蘇る季節にもなりました。
今年もヤツが飛んで来る季節になった・・・
一度でもカメムシからの洗礼を浴びれば、彼らを不用意に刺激しようとは思わないはず。
しかし、それでも同じ過ちが繰り返されるのは、ひとえに彼らが小さくて目立たないため
うっかり接触してしまうためでしょう。
例えば上の写真では干しているバスタオルの赤丸部にカメムシがくっついていますが、
注意を怠ると見落としてしまうかもしれません。
余談ですが、こういう洗濯物に付着したカメムシを素手以外の方法でやっつけたい場合は
殺虫成分を使用していないカメムシコロリ凍殺ジェット(這う虫用・飛ぶ虫用)などが
適しています。
こんなところにも飛んで来る
あと、この季節にありがちなのが前回のキイロシリアゲアリと同様に外灯周りの壁や
照明の光が丸見えになる窓ガラスの上にカメムシが飛んで来るというケースです。
写真では赤丸で囲んだところにカメムシが付着しています。
単に飛んできただけであれば、見た目が気持ち悪いだけで大した問題にはなりません。
しかし、それらが窓や扉の隙間から建物の中へ侵入し始めると「うっかり踏み潰す」、
「寝返りを打った時に押し潰す」、「味噌汁の中へ飛び込まれて食えなくなる」などの
悲劇が起こりかねません。
噴霧器#530を用いたサイベーレ0.5SCの噴霧シーン
そういった事情からいよいよと対策が必要となれば、撒いてから効果がしばらく持続する
タイプの殺虫剤を壁や窓ガラスに噴霧し、飛来したカメムシを片っ端からやっつけていく
作戦が効果的でしょう。
外壁のように面積が広い場合にはサイベーレ0.5SC、窓ガラスにはサイベーレエアゾールPGガード虫コナーズスプレータイプ(窓ガラス用)などがお勧めです。
窓のサッシにも注意を
なお、殺虫剤を撒く時のワンポイントとして窓のサッシへの散布が挙げられます。
写真の赤丸部にはカメムシが隠れていますが、このように時間をかけてサッシの
隙間から屋内へ器用に侵入します。
細かな点ではありますが、駆除のコツとして覚えておいていただければ幸いです。