部屋の掃除と撮影と

こんな日に良い天気になられてもね・・・まあ、いいさ。

このところ、晴れた休日が続きます・・・出勤は昼からにして、
朝は掃除と洗濯の時間に回した方がいいかな。
1LKの部屋に鳴り響く掃除機の音、ベランダにはためく服とか
台所マット、一ヶ所に固めて置かれた書類や小物。
足りないものを買い足しに外へ出れば、アパートの植え込みに
ツマグロヒョウモンの雌。咄嗟に切ったスマホのシャッター、
青空にオレンジの翅が映えていいなと思います。
撮影の時季を逃したと思っていたキンモクセイも再び開花。
場合によっては二度咲きすることを初めて知りました。
何だか、嬉しいね。
さて、買い足しが終わって掃除の続き。飾ったまま埃を被って
しまったものの拭き掃除とか配置換えとか・・・あまり時間は
かけられない、か。
そしてふと思い出した、今日が祝日ということ。ベランダに
掲げた小さな日の丸、太陽の光がいい感じだと思います。
その光を眺めているうちに閃いた余計なこと・・・今日は
逆光を活かした写真が撮れるかな。
さっき拭き掃除を終えたばかりの小物たちを引っ張り出して、
何となく、それっぽいアングルにして、シャッターを切る。
・・・どう、かな。
さらに緊急事態宣言の時、退屈過ぎて手を出してしまった
プラモデル(ガンダムシリーズ)も押し入れから出動要請。
逆光でも・・・まあ、分かる人には名前が分かるかな。
ところで組み立てるまではいいけれど、完成してしまうと
やがて興味が無くなってしまうのが悩みの種。
こういうのが好きなお子さんとか友達のいる人がいたら、
喜んで譲るのにな・・・。
(ただし、これは別売パーツを揃えるのがかなりの鬼門)
そうやって旅行に行けないまでも、カメラのこととか、
時々何か組み立てて気晴らしすることとか、視点を
変えながら日々過ごしていけたらと思います。
・・・それはそうと、時間管理とかメリハリも大事かな。
まあ、いいさ。

運ばれる余計なもの

「トラックの数、これでもまだ少ないかな」 運転席で一人尋ねた帰り道

ここでラジオとか操作できたんだね・・・まあ、いいさ
運転が楽しいと思い始めたら、ある日視界がおかしくなりました。
お医者さんが大丈夫と言ってくれた通り、また見えるように戻って
くれたけれど、運転も下手に戻ってしまったな・・・まあ、いいさ。
それでも、また運転席にいられることが素直に嬉しいなと思います。
荷物置き用になっているパレット
さて、現場帰りの大きな国道。対向車線のトラックを見て思い出す
父の言葉。「これでも昔に比べてまだまだ少ない」というかな?
夕日に染まる道路、サイドミラーの端へ流れていくトラックたち、
ふと想像するその積み荷。
会社で商品出荷の様子を見てるから、ついつい樹脂製のパレットと
その上に積まれたたくさんの段ボールを思い浮かべてしまう。
それと同時に考える余計な事。パレットに何か変なものが付着して
ヨソへ持ち込まれたりしていないかな。
木製パレットの中にあったクモの巣
でも実際、疑いの目をもって見ればパレットにクモの巣が張って
いたなんてことはあるし、そこに生きたクモがいたらパレットや
トラックなどを介して他の場所へと運ばれてしまう。
その他にも例えば、パレットにカビが生えていたり、小麦粉とか
食品原料が堆積していたら、それらを餌にする虫たちが発生して
しまう。
そして最悪の場合はどうなるか、それは・・・予期せぬ場所での
異物混入の事故。
筆者が時々こっそりキーボード掃除に拝借している会社のエアー
それを避けるには、日頃から定期的にパレットを目視点検する、
掃除する、時間が無いのだとしてもコンプレッサーのエアーで
汚れを吹き飛ばすなどし、予防に努める必要があります。
速乾性でべたつきが無く、扱いやすい天然除虫菊ドライスプレー
それと掃除の仕上げとか、突然出てきた虫へ対処しないといけない
時のために速乾性で安全性も高いスプレー剤を常備しておいても
いいかなと思います。「有機JAS資材評価協議会 資材リスト」に
登録されているから、オーガニック加工工場での使用もOKです。 
こんな物もあるんだってこと、もし興味を持っていただけたり、
お手に取っていただけたら幸いです。

担当者の独り言

プロ野球のペナントレースも、とうとう終わり。それに合わせて
いぶし銀のベテラン選手も、長く球場の運営を支え続けた方も、
次々と惜しまれながら引退して、球場へ別れを告げる。
僕にもいつかは最後の登板日が来る。それが思ったより早いのか、
それともうんと遅いのかは分からないし、不安は尽きない。
でも、いよいよその引き際に「矢弾尽き果てた」って言えたら
いいなと、去り行く背番号を見て思います。同時に選手生命を
縮めないよう、些細なことは適度に笑ってごまかしていけたらと
思います。

ノシメマダラメイガ、現る

ご飯を粗末にする虫には、お仕置きが必要かな。

某日、社内で届けられた小豆の袋。僕もよくお世話になってる方の
お店で見つかった物らしい。
さて、その問題は小豆の中に混じっていた異物。これは、何だろう?
咄嗟に虫の仕業と見当をつけるけれど、次に気になるのは虫の種類。
安直に、アズキゾウムシ・・・加害の様子が何か違う、か。
それと少しして見つかった、糸にまみれた顆粒状の物体。糞かな。
少しずつ絞り込めてきた正体。もう少し、痕跡を探そうか。
そして、とうとう見つかった犯人。それは、ノシメマダラメイガ。
今や一般の方にも広くその名を知られている、貯蔵食品の大害虫。
そう言えば、お店の中で時々見かけたっけ・・・今度、時間が
ある時にボランティアで駆除しに行こうかな。
ところで、どうして彼らが小豆の中に入っていたんだろう?
それは出荷前の袋詰めの時かもしれないし、あるいはお店の
中で保管している間かもしれない。
そんな色々な可能性がある中で覚えておきたいこと。それは
彼らの幼虫の齧る力が強いということ。
孵化したばかりの幼虫なら分からないけれど、発育が進んだ
幼虫であれば厚さ40μmのポリエチレンは貫通されてしまうし、
他に厚さ114μmのクラフト紙だって、低確率ながら穴を開けた
という報告だってある。うん、僕の家にある袋、まずいなぁ。
それと秋の終わりに見られるのがノシメマダラメイガの冬越し。
彼らは幼虫で冬を越して、そして蛹になって翌年の春にまた
成虫が出現する。
なので「そろそろ冬かな?」という頃には冬越しの場所を求めて
歩き回る幼虫の姿を見かけることもあるし、段ボール箱の断面や
コンテナの窪みといったところに繭を作ることだってある。
そうやって荷物の搬入・搬出に使われる資材に幼虫がついたまま
他の場所に運ばれてしまい、そして新たな場所で発生する。
そんなことだって起こり得るから、いつ自分たちが同じような
被害に遭うかなんて分からない。

だから「今は何も侵入していないかな?」ということを客観的に
チェックする目的で使いたいのが「フェロモントラップ」。
「大量に捕獲して駆除する」ためではなくて「早期に侵入を察知」
して「大発生される前に殺虫剤施工などの対策を取る」ための、
例えるならパトロール隊のような道具。
メイガ類をはじめ、貯蔵食品から湧く虫が心配な施設の方には
お勧めしたいアイテムです。

食欲の秋ですが、せっかく買い込んだ食料を台無しにされない
ためにも、どうぞお気をつけて。
・・・では、今週はこのあたりで。最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

■ 担当者の独り言

1978年10月2日、今から43年ほど前、日本初の南極観測船として
活躍した「宗谷」が退役しました。
最近は思わぬ形で人気を集めているみたいですが、過酷で数奇な
運命を背負った船です。
コロナ禍の今は見学が難しいかもしれないけれど、ネット上でも
体験乗船のようなコーナーもあるから・・・興味がある方は一度、
ご覧いただければと思います。
撮影:宗谷船内(2018年3月17日 前田浩志)
今日はこんなお話をしてしまったから、気になるのは船内に
積み込まれた食品の防虫管理。
またどこかで文献とか資料を見つけることが出来たらいいなと
思います。
撮影:2018年3月17日 前田浩志
「不可能を可能にした奇跡の船」とも呼ばれ、当時の人々にとっての
希望とも言えたのかもしれない存在。
決して穏やかではなかったその航跡が、どこか寂しげに見えてなお
力強くもあり、コロナ禍の今、その力にあやかりたいなと思います。

休日ハイキング

吹き付ける涼風、汗ばんで重くなってく上着、秋の山だって楽しい

気がつけば、机の上にあるカレンダーがすっかり薄くなっていました。
もう過ぎた夏を嘆くより、近場で秋のハイキングなんてどうだろう?
練習した通りに景色や物を撮影できるかどうか、試せるかもしれない。
そう思って腰を上げた祝日の朝。秋も・・・良い季節だよ。
さて、景色を撮るか小さなものを撮るか。決めかねて鞄に投げ込んだ
通常のレンズとマクロレンズ。のんびりと目指すは近くの摂津峡。
早速、山のふもとで見つけたアレチヌスビトハギ。別名くっつき虫。
誰もが一度はまとわりつかれて大変な目に遭ったはず。
でも、思ったより曇ってきたせいか、被写体が少ないな・・・。
そんなことを考えながら辿り着いた白滝。
試してみたかった、シャッタースピードを変えながらの撮影。
どうだろう?やっぱりもう少し練習が必要かな。
滝を過ぎて、けもの道を抜けて、少し休憩。突如視界のはずれから
飛んできた、カマキリ。その下には、沢。
ハリガネムシに操られて水辺まで来たのかなと思ったけれど、
どうやら強風にあおられて、たまたま飛んできただけらしい。
10分ほど撮影に付き合ってもらって、お別れ。お元気で。
さて、休憩は終わり、どんどん上を目指そうか。やがてキャンプ場に
差し掛かって見つけた、切り株から生えていたキノコ。
社内で鑑定してもらったところ、カワラタケの一種とのこと。
背景が少しだけ玉ボケっぽくなって、惜しいところまで来たかなと
少しだけ満足。
こちらも社内で鑑定してもらって、チャカイガラタケとのこと。
密集しているから、構図の取り方、考え方が難しいね・・・。
面倒になって、マクロレンズのまま強引に撮影したススキ。
どうだろう?やっぱり視野が狭いかな。
展望台に近づいてきたところで見つけた、赤い木の実。
ガマズミと書いて間違いだったら困るから・・・今日は
分からない木の実と書くしかない、か。
汗をぬぐって見上げた坂、駆け上がれば展望台。
空は少し霞んでしまっているけれど、気分は少し晴れた気がする。
こんな景色が見られたことに、何故か嬉しいかなと思います。
ところで、そんな景色とともに現れる、色々な注意喚起の看板。
マムシやスズメバチといった山の有毒生物にも気を付けて
いただければと思います。
なお、スズメバチ対策には携行しやすい小型のハチ用殺虫剤を
持参しておくと心強いです。
それと、毒ヘビを徐々に弱らせて駆除するスプレー剤も最近
取り扱いを始めました。瞬時に動きを止める訳では無いことに
注意が必要なものの、約3メートルの噴射距離があるので、
遠く離れたところから噴射することができます。
登山だけでなくキャンプの時にも持っておけば、思わぬ時に
役立つのでお勧めです。
でも、時には対処がとても難しい動物が出ることもあるから・・・
地元の方のお話を聞いたり、近くの案内所で情報をいただいたりして、
安全安心なハイキングやキャンプを楽しんでいただければと思います。


さて、今週は身の回りにある些細な物に焦点を当ててお話をさせて
いただきました。次回も、深まる秋の景色とか、それにちなんだ
生物のお話とか、色々お届けできたらと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

セアカゴケグモ再び

この度の台風の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

本日は、お昼休憩の一コマ。
食後の運動、ゴミ袋片手にいつも通り外にあるゴミ捨て場までの往復。
乾いた音を立てて落ちたゴミ袋、そして事務所へ帰る復路。
ふと気になった、事務所本棟の基礎に不自然な宙づりの落ち葉。
・・・見つけたよ。
予想通り、その上に張り巡らされた巣とセアカゴケグモの幼体。
この前、ココにいたのを桝井さんに駆除してもらったけれど、
復活か・・・まあ、いいさ。
さて、駆除か。液剤のサイベーレ0.5SCがベストな選択だけれど、
それを準備している時間は無さそうだから・・・ひとまず手軽に
散布できるサイベーレエアゾールはどうだろう?
これで武器の選定は、完了。次は、周りに他の個体が居ないか
確認しておこうか。
基礎をなぞるように視線を右から左へ、捉えたもうひとつの巣。
・・・持ち主は誰か?
種類は分からなけれど、セアカゴケグモではない他のクモ。
異物混入を気にする食品工場なら話は違うけれど、今回は
無理に殺す必要なんかない。あとで遠くへ退避させようか。
それと、近くにあった屋外の電源ボックスの中も確認。
ここも特に異常は無し、か。
さて、それでは関係の無いクモたちの退避作業から。
対象者は3匹、しばらくは向かいの塀で生活してもらおうかな。
これで準備完了、か。じゃあ作戦開始、サイベーレエアゾール噴射。
アルコールベースだから速乾性、薬液が直撃した基礎に少しの間だけ
残る黒い跡、やがてズームアウトするように消えて、元の白い基礎へ。

予防を兼ねて基礎の端から端まで歩きながら掃射、僕の後ろについて
くる黒い帯、作業を終えて振り返れば、消えて元通り。
影送り、か・・・うん?それは違うか。
サイベーレエアゾールの掃射を浴びて地面に落下したセアカゴケグモ。
毒さえ無ければ他のクモたちとわけ隔てなくだけれど・・・仕方ないか。
作業が終わり、何事も無かったかのように乾いて元通りの基礎。
ここに殺虫効果が残るのは、およそ一ヶ月ほど。
次回は広範囲へ散布するのに適していて、基礎みたいな
コンクリート面でもより強く効果が残るサイベーレ0.5SCを
散布しておこうか。

・・・今回もただの駆除日記になってしまいましたが、連休の間に
何か綺麗なものとか、身の回りの些細なものとか、撮って集めて、
またご紹介ができたらと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

ベランダの防衛線

ま、間違いない。奴だ、奴が来たんだ!

ベランダの窓を開けたままにしておいたのがいけなかったのかな・・・。
久しぶりに日付が変わる前に就寝しようと扇風機に手を伸ばし・・・
目の前に、テラッと生々しく光る流線型のボディ。
脳内に響き渡るサイレン、玄関へと引き返し、殺虫剤片手に戦闘配置。
・・・冗談ではない、か。
まずは標的の様子を観察、動きが起こらないのを確信して匍匐姿勢。
そのまま相手の右側方から匍匐前進で静かに接近。絶好の射点。
部屋を汚したくないので2秒間足らずの短い噴霧、一瞬の静寂の後、
異常行動を起こし始めたゴキブリ。そして様子を伺うこと10分ほど、
標的、傾斜大、撃沈確実。やがて仰天して行動停止、駆除完了。
さて、死骸の回収か。どうしよう?ティッシュペーパーごしに
掴んで捨ててもいいけれど、こんな時のために備蓄しておいた
調査用トラップでひっつけてしまうのはどうだろう?
上からおもむろにペタッと貼り付けて・・・封印完了。
あとは、捨てずに置いてあった剥離紙を上から被せて完了。
そのままゴミ箱の中へ。
念のため、他にも侵入者がいないか念入りに索敵を。
・・・異常無し、か。
侵入してきたと思われるベランダも調査・・・他に敵影は無し、か。
もちろん、スリッパの中に隠れている悪質な子もいるから油断は禁物。
・・・どうやら今晩の子は、単独犯かな。
でも、また同じことが起きたらたまらないから・・・防衛線を築こうか。
調査用トラップの中にハムスターフードを入れて、ベランダに設置。
これでまたベランダにゴキブリが現れても、室内へ侵入する前に餌の
においに釣られて調査用トラップに入ってもらおうという作戦。
ここは三階だから、そうそうゴキブリは来ないはず。このくらいの
対策で当面は十分かな。
ベランダの両端に設置して完了。雨がよく当たってしまう場所であれば
耐水性のものを利用する方がお勧め。
こんなことをしなくても、自宅の前に落ちていたアシダカグモを手なづけて
用心棒になってもらう手もある。けれど、うっかりお隣さんのベランダへ
行ってしまったら悲劇以外の何物でもないから・・・うん、やはり僕の手で
きちんと始末しようか。

なお戸建ての住宅、またはマンションの一階とかだから、頻繁にゴキブリが
出てしまって困っているという方は、広い範囲へ散布できるような殺虫剤を
ご利用いただければと思います。
あまり殺したくはないけれど・・・這い回るクモに悩んでいるという方には
サイベーレ0.5SCがお勧めです。

・・・生々しい交戦記録でしたが、それでも最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
次回はもっと綺麗な写真をお届けできたらと思います。それでは、また。

■ 筆者の独り言

プロ野球のペナントレースも終盤。記録に残る華やかなプレーの影で
決して数字に表れない動きでチームを支えている選手だっている。
素人目にも「この捕手ならここですぐマウンドへ駆け寄って投手に
声をかけにいくかな」とか「今のは球を投げ返す前に立ち上がって
注意のジェスチャーをいれるかな」というフォローが目に浮かぶし、
それが陰で勝負の流れを少しずつ手繰り寄せているのかもしれない。

それを皆分かっているから、たまたま決勝打を放ってようやく光の
当たるプレーに繋がった時、選手同士からもファンからも派手に
祝福されるのかもしれない。影の努力を続ける難しさと大事さ、
垣間見た気がしました。

その熱は、何の熱?

背中押す秋の風、赤とんぼたちの伴走、9月のランニングの一コマ。

コロナ禍の自粛生活が続き、夏らしい思い出も無いまま9月になりました。
涼しくなってきたから、人の少ない場所でランニングなんてどうだろう?
進路に割り込んできた赤とんぼたちと短い間だけの3機編隊を組んでみたり、
池のほとりで誰かが上げた十数連もの見事な凧を眺めてみたり・・・
子供じみてはいるけれど、心が和むなと思います。
そして翌朝、体温計に表示されたいつもよりも高い数値、背筋に走る緊張。
でも、それは新型コロナに感染したからではなくて、ワクチンを接種した
副反応かもしれないし、昨夜の冷房が利きすぎていたせいかもしれない。
それとも、夕方に筋トレを頑張り過ぎたせいかな・・・うん、辛いものは
食べなかったっけ?冷静に一つずつ、原因を考えていけたらと思います。
そういった発熱を伴う症状から連想すること。それはマダニが媒介する
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」をはじめとする様々な感染症。
コロナ禍で「キャンプが流行り」と言われているし、他にも「ひっそり
秋のハイキングを楽しもう」とか「畑で秋の収穫祭をしよう」といった
イベントでマダニと接触する恐れもあるから・・・「うかつに草むらへ
入らない」とか「長袖長ズボン長靴を着用する」、「必要に応じて服に
専用の忌避剤を散布する」などの対策をとっていただければと思います。
それと本題から外れてしまうけれど・・・秋に気をつけたいもう一つの話、
スズメバチ。弊社のマラソン部も過去に大変な目に遭ったので、皆様も
どうぞ注意ください。また小型で携行しやすいハチ用殺虫剤、万一刺された
時のポイズンリムーバーといった応急処置の装備も併せて準備しておくと
心強いかなと思います。

さて、今回は秋に注意したい虫の話に落ち着きましたが、次回も身の回りの
些細な事とか、色々目を向けながら書いていけたらと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

■ 担当者の独り言

2017年7月29日、舞鶴にて
中東海域における安全確保に関する取り組みとして護衛艦「ふゆづき」、
第6次隊として出港したとのこと。
初めて見たのは就役してから間もない2014年の6月、遊覧船の上から。
スマートできれいな船だなと感じました。
一般公開の時に浮環の前で記念写真を撮ってもらったり色々と思い出は
尽きない・・・無事、任務を終えて帰還されることを祈ります。

また順次と思われますが、艦番号を白から視認性の低いグレーに変えて
いるのを最近プレスリリースの写真で目にします。その意味を考えれば、
最悪の事態だけは避けられるよう願うばかりです。

光差す方へ

長い雨が明けても、まだ光明は見えないか・・・そうだね、今日も家にいよう。

お盆明けからは晴れた日が続いた8月の終わりでした。このまま秋に
突入するのかと思ったけれど、最後に少し夏らしい表情が見れて
良かったなと思います。
営業部の川上さんからいただいたプレゼント(メモ帳)
さて、今年はもう夏の甲子園も見納め。少し寂しいかな。

まるで投手の闘志が爆発したかのように、指先で弾けるロジンの粉。
糸を引くようかのように、真っすぐな白球の軌道。
甲高い金属音、土を巻き上げて宙へ舞う打球、思わず裏返る実況の声。
落下点に遊撃手の姿、踏み込んだ足、腰の高さまで舞い上がる土煙、
矢のような送球、走者の位置は、ジャッジは、勝負の行方は・・・。

どんな結末に終わろうとも、見る人の気持ちを動かす、心に光が差す。
それがスポーツの持つ力なのかなと思います。
そうして観戦している内に日が暮れて、ナイターの照明も灯る時間。
ふと家の外を見れば、窓ガラスの上に大小様々な虫たち。
言うまでも無く、外に漏れた光に引き寄せられて集まってきた面々。
さらにこれからの時季は秋の使者とも言えるキイロシリアゲアリの
羽アリがここに加わってきます。
体の色が赤っぽいこと、それに刺すような動きを見せることから
「ヒアリではないか?」と心配される人もいるかもしれない。
もちろん「いつ・どこ」で「そのまさか」があるか分からないから、
用心するに越したことはないと思います。
一方で、秋の初めにはこんな紛らわしいアリも出るんだってこと、
記憶の片隅に置いていただければと思います。
それと窓ガラスに付着する虫を放っておくと、やがて窓やサッシの
隙間から部屋に入ってきてしまうから・・・ここは、通さない。
最後の防衛ラインを築く窓ガラス用殺虫剤「サイベーレエアゾール」。
これが効果的なんだってことも覚えていて下さったら、またお手に
取っていただけたら、嬉しいなと思います。
最後に話は少し逸れて、某日の夜、夜空に打ち上げられた花火。
閉塞の日々に光を照らしてくれたようで嬉しいなと思いました。
この手の音楽はあまり聞かないけれど、強く印象に残っていて、
ふと思い出した「願いを込めた花火」という歌詞の一部。
願いはただ一つ、一日も早いコロナ禍の終息。そのために明日も
自分が出来ることを続けていこうと思います。

■ 番外:筆者の大失敗・米びつで茶を沸かす

何となくサブタイトルを見て察したという方がおられましたら
その通りです。
購入してから2ヶ月くらい経過したお米の中に明らかな異物。
・・・見つけたよ。
こちらも秋に多くなるチャタテムシ。とっておきのお米を
台無しにしてくれるとはね・・・まあ、いいさ。
こういう事態に陥ってしまった場合、もう袋に入れて処分するしか
ありません。僕の場合は、このまま会社へ持って行って、あとは
色々な殺虫剤の実験材料に。
なお、そういった実験の結果からファーストキルNがチャタテムシに
効果的であると分かっています。チャタテムシに困っている方が
いれば一度お試しいただければと思いますし、またそれで良い効果が
得られたという声を聞けたら、嬉しいです。
チャタテムシの始末が終わって、お米も新しいのを買って、
ようやく今日は看板か・・・それでは、いただきます。


来週もまた、ここでお会いできたらと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

薬の備蓄

この度の豪雨の被害に遭われた方へ、心よりお見舞い申し上げます。また、救護活動に従事されている皆様のご安全をお祈りいたします。

長い雨に打たれたお盆休みでした。でも、雲が多いのなら、
それはそれでまた違う景色が見れるのかもしれない。
そう思って毎日窓辺に腰かけた夕暮れ、仰いだ空、まるで
好転しない空模様。まあ、いいさ。
さて、お盆休みに終戦の日。ふと思い出す田舎の護国神社のこと、
墓地に点在する先の尖った墓石のこと。食べる物、それと薬さえ
足りていたら、帰って来れた人だっていたはずなのに。
翻って、少しずつだけど着々と揃えてくれた新型コロナのワクチン。
接種の賛否はもちろん、不安はあるし、強制力だって無い。でも、
僕はありがたく受けさせていただくことにしました。
そして肩を時々さすりながら帰り着いた自宅。接種後は
ランニングが出来ないから、今日は階段の上り下りが
地味な運動か・・・。
そんな中、ふと気配を感じた階段の天井。今月はクマゼミが
こんな風に外壁へ取り付いていることが多かったけれど、
それなんかと間違ったりはしない・・・見つけたよ。
さて、高所のゴキブリか。下手に正面からスプレーをかけると
そのまま暴れまわって顔へ飛びかかってくるかもしれない。
じゃあ、カメラを起動したスマートフォンとスプレーを持った
手だけを物陰からニュッと出し、カメラの映像を見ながら噴霧
するなんてどうだろう?最近再放送された映画「プライベート
ライアン」のワンシーン(鏡で様子を見る)を参考に。
余談が過ぎてしまいますが、漫画やゲームの世界しか知らない
人間に、地上戦がいかに凄惨で怖いものか教えてくれる点でも
よい映画だと思います・・・正直、あまり見たくないです。
そうして物陰から短い連射を浴びせつつ、地面にたたき落とした
クロゴキブリ。ここまで来たら、あとは距離を詰めてしっかり
噴霧するだけ。
もちろん、作業中に誰かが不意にやって来て、誤射しないように
周囲の状況確認も大事。

それともう一つ大事なこと、それは夏の終わりでもゴキブリが
屋外にも屋内にもまだまだ出没してしまうこと・・・殺虫剤を
切らしていて反撃出来ない事態に陥らないよう、こちらの薬の
備蓄もしっかりしていただければと思います。

更新が滞ってしまいましたが、来週もここでお会いできたら
嬉しいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

煌々生活

しとしと降る梅雨が明けて、次はさんざめく蝉時雨か。騒がしくなるね。

関西は、やっと梅雨が明けました。閉塞の日々に変わりはないけれど、
通勤途中に見る山の緑、空の青、少し気分が開放的になっていいなと
思います。
でも、その彼方に沸き立つ入道雲を見れば、所詮綺麗事を並べたとて
正直な気持ちと向き合わなければいけないかなとも思います。
何処にも寄らず、帰ろう。帰ればまた、来られるから。
さて、どこにも行けない4連休。カメラの勉強でもしようか。
燦々と降り注ぐ太陽の光だって、いい素材になるかもしれない。
狙い通りに切り取れるよう、被写体を見つけては練習の繰り返し。
そして早速出番が来た、新調した眼鏡に付属するオプション。
これを使えば、サングラスと同等の効果が得られるから、
空を見上げ続けても、目が眩むことが無くて助かるかな。
そのサングラスのパーツをカメラのレンズにかざして見た景色。
太陽光が、かなりカットされていて見やすい。でも着脱式だから、
無くさないように気をつけないといけないな・・・。
そして撮りためた写真を整理する夜。煌々と灯る窓ガラス、やがて
その光におびき寄せられて続々と窓辺に集まってきた虫たち。
夜遅くまで趣味に没頭していたら、同じようなことになっていたと
いう人もいるかもしれないし、外出ができない巣ごもり生活の今、
家にいる時間が長いせいで余計にこんな虫たちが目についてしまう
という人だっているかもしれない。さて、どうしようか?
そんな時は、屋内の照明を「虫たちが集まって来にくくなる
防虫仕様のもの」に変えてしまう手もあるし、または蛍光灯へ
「虫たちが好む光をカットする防虫カバー」を装着する方法
だってある。お部屋の照明に合わせて選んでいただければと
思います。
それと「蛍光灯に装着する防虫カバー」は、隣に並べた一円玉と
見比べて分かる通り、そこそこの厚みもあります。
だから、万が一蛍光灯を落としてしまった時に、ガラスが飛び散る
という悲惨な事故を防止する飛散防止機能もあって便利。
特に異物混入に細心の注意が必要な製造工場では、その側面からも
心強い味方になるかなと思います。
でも、そんな「防虫ランプ」や「蛍光灯に装着する防虫カバー」にも
弱点はある。
例えば、虫から「全く光が見えなくなる訳ではない」から、想像の通り
畑の中にぽつんと1軒だけ建物があって、周りに光源が無い条件下では
どうしても虫が飛んできてしまう。
それと、電光看板とか外灯に面していて、その光に照らされてしまう
場所だと、いくら室内から煌々と漏れる光に注意していても、やはり
虫はやってきてしまう。・・・困ったね。
そんな時は、光に照らされる外壁に液状の殺虫剤を撒いておく、
あるいは窓ガラスにガラス専用の殺虫剤を散布しておいて、
飛んできて着陸した虫をその都度駆除する方法で対処する手も
ありだとおもいます。

さて、今回は光と虫に関するお話をご紹介させていただきました。
連休明けもまた、ここでお会いできたらと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

■担当者の独り言

昭和18年7月29日、奇跡の作戦と称された「キスカ島撤退作戦」が
実行されました。ここでは詳細は割愛します、気になる方は書籍や
インターネットなどで調べていただければと思います。
遥かアリューシャン列島の先、キスカ島で孤立した将兵約5,000名、
彼らを厳重な包囲網をかいくぐってどう救助するのか。
轟々たる非難を浴びながらも、「帰ればまた帰って来られる」と
成功の望みが薄いと判断された時期を避け撤退。そして2度目の
チャンスで見事作戦を成し遂げた指揮官の判断力は、何を決めても
非難され、正解なんかどこにもなくて、先行きも全く見えない今、
自分がどうあるべきか考え直す一助になるのかなと思います。
もちろん今も辛いことは変わらないけれど、文章だけでも伝わる
生き地獄と比べれば、僕の毎日なんか些細なものに見えてきます。
そう思って、この連休は美味しい物をしっかり食べて、来週も
その先も戦い抜けるよう、整えていけたらと思います。