意外に難しい害虫の発生予想 ~だから、そろそろ準備を~

新入生とタイピングしたら、予測変換は侵入生物か・・・まあ、いいさ。

梅です、桜じゃありません
もうすぐ4月を迎えます。地元の天神さんも梅の花が咲いて散って、
次は桜の開花前線だと聞けば、新入生とか新入社員とか、そんな
明るい言葉が頭の中に浮かびます。
引っ越しとか、一人暮らしとか、新しい生活が始まる人もいるの
かなと思います。高速道路ですれ違う運送会社さんのトラックも、
忙しくなるね。
サークルチェンジの握り方(とリリース)、これで合ってるかなぁ・・・
さて、そんなトラックたちとインターチェンジでお別れ。
場所は、いつもの国道、視線の先には信号がたくさん。
当たり前の話、歩行者信号が赤になってから一呼吸おいて
車道の信号が黄色になる。その時間差を元に交差点の前で
止まるか、そのまま通過した方がいいかを判断する。

けれど、この国道には歩行者信号が赤になったというのに
車道の信号がなかなか青から黄色にならないのが時々いて、
タイミングが完全に狂ってしまうのが困りもの。
野球で打者がチェンジアップのタイミングに合わず、空振り
してしまうのと似たような感覚かな。
自然が豊かな環境では、その分だけ様々な生き物が生息している
ところで、野球の投球を構成する要素は内角か外角か、高いか
低いか、ストライクかボールか、直球か変化球か、そして速いか
遅いかという奥行きなどであると思います。
同様に、害虫の発生も「種類ごとの出現時季」を基本にしつつ、
そこに北方か南方か、山地か平地か、都心部か郊外かといった
地域・周辺環境のような色々な要素が絡んできます。なので
「そろそろこの虫が出る」というのは分かるけれど「出現日を
ピタリと当てる」のは、至難の業です。
様々な害虫に効いて頼りになるサイベーレシリーズ(ご使用の前に対象害虫をご確認下さい)
だからこそ、今日お伝えしたいことは「そろそろ害虫の発生に
備えて準備をしておきたい」ということです。例えば毎年ハチが
この時季に軒先とか駐車場に巣作りに来るならハチの対策商品を、
春先には必ずカメムシがたくさん出て来て困るということであれば
カメムシ用の殺虫剤など、即応できるようにしていただければと
思います。
でも、今まで見たことのない虫が現れて、対策の立て方に見当が
つかない。そんな時は是非弊社までご相談いただければ幸いです。
皆様の、ちょっとお役に立てたら嬉しいなと思います。

さて、来週からはもう少し具体的に各害虫の対策のこととか、
日常の些細なこととか、交えながら書いていけたらと思います。
今週も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

掃除で済ます範囲と殺虫剤の出番

先週は高槻でも雪の舞うような天気がありました。外に出る元気が
無いから、部屋の掃除について考えようかと思います。
年末の大掃除にて、小さなオーブントースターの例。パンや揚げ物の
破片が積もっているから、これが色々な害虫の餌になりかねない。
削り落とすとか、掃除機で吸い出すとかして、除去しようか。
オーブントースターを載せていた台にも注目。隙間にも細かな
パン屑とか、フライの衣の剥がれたものとかが入り込んでいる。
これは、もう掃除機で吸い出すしかないか。
でも、そんな食品の屑が隙間の奥とか、複雑に入り組んだ場所へ
落ちてしまえば、完全に除去することが難しい。
そしてそれが積もるに積もれば、シバンムシとかメイガとか、
貯蔵食品から湧くような虫の発生源にもなってしまう。
そこで、そんな時は掃除機で吸い出しを終えた仕上げとして、
「発生源が残っていても、害虫が発生出来なくなってしまう
殺虫剤」を使用しておくとよいでしょう。

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
寅年なのでtiger beetle=ハンミョウの写真を添えました。
・・・どう、かな?
本年も、気持ち悪すぎない程度に、かつ分かりやすい虫の
写真とかトピックとか掲載していけたらと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。 

生き物の観察と開発部のお仕事

今年もあと3日で看板か。嬉しくもあって、寂しくもあるかな。

とうとう年末になりました。先週で年内の現場も行き納め、か。
コロナ禍の煽りで増えた現場への運転。無事故で終えることが
できてよかったし、来年もより長い距離とか、多い現場数とか、
こなしていけたら嬉しいなと思います。
ところで、車の運転が増えて気が付いたこと。通勤の時とか
買い物の時とか、ふと目にする道路標識や道路案内標識が
気になって、「いつもの現場はどっち?」とか「あの町まで
何キロ?」とか、ついそんなことを考えてしまう。
これまでと行動が少しだけ変わったから、目に映る景色とか
考え方とか、それらも少しずつ変化したのかな。
菅野チーフの机の上から拝借、「生物から見た世界」(岩波文庫)
そして、これが人から他の生き物に変われば、その世界はもっと
違ったものに見えているのかもしれない。だから例えばネズミの
駆除に迷った時、「ネズミの気持ちになって考える」ことも大事
だけれど、それ以上に「彼らが感知できる五感の範囲や限界」を
科学的に知っておくことが重要だと、特に最近強く思います。
一方で、少し手を加えた棒切れに糸をつけて、適当に動かす。
すると雄のバッタが雌のバッタと勘違いして乗っかりにくる
「バッタ釣り」みたいに、人にとって「なんで間違えるの?」
っていう手に引っ掛かるお話もあるから・・・相手の生き物が
何に反応するのか、何をどう認識するのか、解き明かしながら
対策を立てる。僕たち開発部のお仕事の面白さでもあります。
赤丸のところにハエがとまっている
さて、これはうんと昔、渡り廊下の階段の縁にとまっていた
大きなハエ。これだって何気ない光景に見えて、行動観察と
文献調査を突き詰めれば、飛び回る虫なりの「そこへとまる
理由」があるらしい。じゃあ、そんな習性を利用した捕獲器
なんてどうだろう?
そんな研究開発の末、弊社の石川さんを中心にして開発した
捕獲器「フライヘル」。虫の習性はもちろん、「殺虫成分の
選定」とか「処理の方法」とか、現場で想定される様々な
ことにも配慮した設計になっています。

これひとつ振り返ってみても、商品化まで長い道のりだったと
思い出されて、来年もまた新たな開発案件に苦労するのかと
思います。でもその最後、ゴールの瞬間をイメージしながら、
時々他力本願で、来年も頑張っていけたらと思います。

色々なウイルスに注意

また少しずつ新型コロナウイルスの感染者数が増えてきていることから
油断はできませんが、冬はノロウイルスにも注意が必要となります。
商魂たくましいようで恐縮ですが・・・食中毒が疑われるような時に、
嘔吐物を処理するためのキットも取り揃えていますので、もし何か
あればお問い合わせをいただければと思います。
除菌関係の商品もまとめてこちらのページに掲載しています。
「スマートフォンのガワの除菌してますか?」と言いたいわけではないです
また、少し前に大きな問題になったエモテットと呼ばれるマルウェアも
このところニュースで再び目にするようになってきました。 
(ウイルスと書きかけて、定義があっているのか自信が無くなって、
今日のところはマルウェアと表記)
それ以外にも、ショートメッセージで「いかにも」なメッセージが届く
こともちらほらあります。年末のお忙しい時季、ついつい二つ返事の
ような感じでメールを開いてしまいがちですが、注意していきましょう。

手短ですが、今日はこのあたりで。

年末掃除・エアコンの掃除

今年もあと2週間で看板か…忙しくなるね。

コロナの感染状況は少し落ち着いているけれど、突如出現したオミクロン株、
それと愛用カメラの不調・・・この週末も、家にいようか。
そう思って、カーテンの洗濯とか窓周りをきれいにしたりとか、早くも年末の
大掃除をした週末。ゴミ袋も、あっという間にいっぱい。
それと、エアコンのカバーを開いて清掃した時のこと。フィルターには
埃が溜まっていただけだけど、フラップの裏を覗くとどうだろう?
こんなところにカビっぽい汚れがいっぱい・・・見つけたよ。
さて、こすり落とすか・・・どんな方法があるだろう?そう思って
掃除道具の中を探ってみると出てきたもの。お風呂場の掃除に使おう
として結局使わなかった、水筒か何かの掃除に使う道具。100均の。
これで、いいかな。
完璧とはいいがたいけれど、ずいぶんマシにはなった。とりあえず、
これで清掃完了にしてしまおう。
ところで、このようなカビから発生する害虫は幾つか種類があって、
その代表的なものはこちら、チャタテムシ。
僕がお問い合わせを受けた限りでは、一般家庭のエアコン周りから
出たという話は無いけれど、湿気のこもりやすい場所の周りでは
少し注意が必要。具体的には押入れに入れたままの段ボールとか
古新聞とか。この場合、大体はこれら発生源になっているものを
処分すればおしまいで、心配だったら室内でも使いやすい殺虫剤を
掃除の仕上げに散布すれば大丈夫でしょう。
あと、たぶたびブログで取り上げているけれど・・・フローリングと
巾木の隙間から発生していたという話もよく聞きます。
この場合、この隙間の奥をきっちり掃除することが難しいので、虫の
発生予防効果を持つ殺虫剤を噴霧するか、可能であれば隙間そのものを
テープでもよいので塞いでしまうという考え方もあります。
さて、今週の大掃除もひと段落。今度、台所をしっかり掃除する必要が
あるけれど、それではいただきます。

クモの落とし物

訳あってクモの子供を育てています。何となくアシダカグモの子供かな?
巨大な成体は現場で簡単に見かける一方で、子供の姿、特に体色や模様の
変化はよく知らない。興味本位で観察してみようか。
ところでクモの食事は、獲物に消化液をかけて溶けた肉を吸い取る
というもの・・・ホラー以外の何物でもない、か。
なので、その糞は液状であって、目立った固形物は残らないという
先入観があったけれど、どうだろう?事情が違うのかもしれない。
というのは、飼育水槽の中に落ちていたBB弾よりも小さな物。
当然、水槽にはこのアシダカグモらしき子グモと、それと
餌になるゴキブリしかいないから、落とし主はそのどちらか。
顕微鏡で覗くと、チャバネゴキブリの体の一部が見つかったから、
コレは消去法でクモの食事の後に残った物かな?
てっきり肉を溶かされて吸い取られて、ぺらんぺらんになった
ゴキブリの皮だけが残ると思っていたから、ちょっとした発見。

現場で同じような物が見つかった時、うっかりヤモリやコウモリの
糞と答えないように注意が必要かな。

ふと雑談ながら、業務中の一コマまで。

庭掃除とゴキブリ退治

そろそろ年末という単語が聞こえてきそうな11月末。
実家の庭仕事にて。
数年ほったらかしになっているというプランター。
中敷きの裏とかプランターの下とかが、怪しい。
プランターとプランターの隙間とか、中敷きの裏から次々に
飛び出すクロゴキブリの幼虫、7匹を靴で踏みつぶして駆除。
これからの季節、お庭掃除と併せて手軽に噴霧できる殺虫剤を
横に置いておくのもどうだろう?
ワモンゴキブリかもしれない、と思っている残骸(手袋の先)。
近所で姿を見ているので、いてもおかしくはない。
勝手口の周りとかに耐水性のゴキブリ捕獲器を置くとか、
少し効果の出が遅いけれど、食べたら死ぬような毒餌を
配置するのも有効。

取り留めのない、雑談まで。

何かの目安とか

大雑把でいいという指示ほど、面倒なものはない、か。

コロナの感染も少し落ち着いたかな…?という毎日が続きます。
今の内にどこかへ出かけたっていい、そんな許可が下りたら
嬉しいなと思います。
さて、どこへも行けない間、ランニングと体のケアを頑張った今年。
おかげで体脂肪率は曲がりなりにも10%を切って、体も一部に炎症や
化膿の痕を残しつつ、ほぼ完治して良かったなと思います。
そして最後の目標、もし旅へ出られたら、車で現地を回りたいこと。
誰かに笑われたっていいと思いながら、座学に励んでます。
そんな座学で覚え直したこと。例えば高速道路の白線(空白含め)は
5本分で100m。横断歩道の道路標識は30m手前からといった数値。
他にも一般的な車幅とか、間合いを取る上で参考になることは色々。
ところで、プロ野球はいよいよ日本シリーズ。球場の色々な数値、
これはどうだろう?調べてみたら投手から捕手までの距離は18.44m、
塁間なら27.431mとのこと。ちょっとした雑学。
そんな数値化を、自分の業務へ。例えば、この季節に飛んでくる
カメムシの対策。ベランダに飛んでくることを見越して殺虫剤を
散布する、その面積と散布量はどうか。
僕の住んでるアパートのベランダは地面が約2.6m×1.0m、部屋側の
壁は約2.5mで外側の壁が約1.3m。非常時に突き破る壁も含めたら、
約2.5m×1.0m×2枚。概算で、殺虫剤を散布したい面積は18~19平米。
カメムシによく効く殺虫剤1本で18室程度カバーできるかな。
マンションなど大きなベランダではその2~2.5倍と勝手に想像して
いますが(上記殺虫剤で10室前後)、もし参考になれば嬉しいです。
話が一歩進んで、窓ガラスの場合はどうだろう?会社の窓に限れば、
掃き出し窓がだいたい1.6m×2.0m、普通の窓なら1.6m×1.5m。
ここへ窓ガラスに散布できる殺虫剤を散布する場合、掃き出し窓だと
1本で4~5ヶ所、普通の窓なら5~6ヶ所となります。

実際に、殺虫剤1本がどのくらいの面積・範囲をカバーできるのか、
分かりにくいところもあるかもしれません。
そういった数値的な部分を具体例と紐付けてまたご紹介できたらと
思います。

■ 担当者の独り言

仕事とか体のケアとか車の運転とか、これからも基本に返ったり、
モデルチェンジを繰り返しながら、進めて行けたらと思います。
案外、実力はギリギリかもしれないけれど大丈夫なのかもしれない。
まだ情報を集めたり、確認すること、他にも色々あるけれど・・・
後はしたいこと、そうなりたいこと、踏み切るタイミングだけかな。

守備で点を稼ぐ

いよいよ野球はクライマックスシリーズか。騒がしくなるね。

朝晩がすっかり冷え込む季節になりました。でも、健康診断の日が
近づいてきたから、寒い夜もランニングに熱が入ります。
ほんの少しだけ絞れたウェスト、落ちずにキープされた体重、春に
思い描いた体形や体脂肪率の数値には届かないかもしれないけれど
何か変わる兆しが見えたこと、それが嬉しいなと思います。
それと、夏場に色々なトレーニングをし過ぎて体にかなり負担を
かけてしまったこと。それさえ無ければ余計な足踏みも無くて、
もう少し善戦できたかもしれない。
けれど、整体の先生に色々と教わって体の使い方とかケアの仕方、
トレーニング間隔を空ける考え方とか、新しいことに取り組めた
ことは結果的に良かったかなと思います・・・10キロ走のタイム、
少しだけ縮まったか。うん、よかった。
ところで、僕が1キロを走る間に消費するカロリーは推定で
50~60キロカロリーとのこと。それはつまり、例えば休憩の
時に1袋50キロカロリーほどある煎餅を食べずに見逃せば、
ある意味で1キロ走ったことと同じと言えるかもしれない。
(筋肉を鍛えられないことは大問題ですが)
トレーニングができない休息日は何となく手持無沙汰ですが、
そう割り切って、必要な朝・昼・晩の3食だけを食べるという
習慣を身に着けてもいいかなと思います。
そう言えば、この週末はプロ野球のクライマックスシリーズでした。
好機に凡退を続けても、窮地で好守を連発すれば4点分の出場価値が
あったと言えるかもしれないし、あたかも作戦を見抜いたかのような
ピッチドアウトからの盗塁阻止も、その1プレーの残像がシリーズの
終わりまで相手に与える心理的影響は計り知れない。
どの形でチームの得点に貢献するか、改めて考えさせられる2日間に
なりました。
もし地元で日本シリーズを見れる展開になるのだとしたら、
もし観戦が許されるのだとしたら、球場に足を運ばせて
いただきたいなと思います。