力振り絞って年末大掃除 仄暗い排水口の底から咽ぶ哀

原稿の締め切りに追われながらサンタを追いかけた男がクリスマスのかなり後に書くブログ

 クリスマスのスケジュール帳には今年も真っ白な大雪原が広がっていました。それはすなわち、真っ白。予定無し。いっそ南半球へ旅立つべきか?何も解決しません。広がる空と海のようなブルーな気持ちになるだけでしょう。皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?

 ところで毎年恒例、我が家の昆虫相(コンチュウソウ)調査。今年はどんな虫が家の中に飛んできて、そして照明の傘の中で死んでいるのでしょうか?知らぬうちに色んな虫が住み着いて昆虫荘になっていなかったか?去年くらいから照明が虫を寄せ付けにくいと言われているLEDに替わってしまったけれど、その影響はあるのか無いのか。さぁ、年末大掃除のついでにレッツチェック!

 ・・・おや?意外に少ないぞ、虫の種類も、その数も。真っ先に飛び込んできたのはユスリカの仲間。これが2〜3匹。今までの最高記録は72匹でしたが。

 あとはノミバエの仲間が1匹。一般に生ゴミや動物の死骸といった、肉とかそういうのが腐ったものから発生します。これが屋内でうじゃうじゃ発生するようであれば、年も末じゃなくて世も末。これはごく少数しか見つからないはず。

 そして最後、アブラムシっぽいのが1匹。以上、死骸の数は全部ひっくるめて5〜6匹。最盛期は100匹近く見つかったのに。困ったな、ブログの尺がもたないぞ。照明をLEDに替えた影響なのか定かではありませんが、まぁ今年はこんなもんでした。

 さて、尺がもたなくなってしまったので話題を追加。年末ということで自宅の大掃除。場面は目まぐるしく変わってキッチンへ。写真を見てお分かりでしょうか?日頃現場で「排水口の防臭ワンの裏のヘドロみたいな汚れもチョウバエの発生源になるので、ココもきちんと掃除してくださいね」と伝えているのですが…自分の家のも掃除していなかったという。そして恐る恐る外してみると顕になった深緑色のゼリーみたいなの、それと現場で嗅いだことがあるニオイ。溢れ出る涙と嗚咽。

 メラミンスポンジで汚れをこそげ落とし、そして最後に仄暗い排水口の底から湧き出たニオイを吐き出そうと換気扇のスイッチに手を伸ばしたところで…さっきまで清掃していた換気扇の蓋を発見。おっとっと。蓋をしておかないと。

 年末の大掃除は何かと慌ただしいですが、ちょっとした拭き掃除にお湯を使おうとしてヤカンを火にかけたままにしていないか、水道の水を出したままにしていないか、換気扇の蓋とかをし忘れていないか、怪我や事故の無いようご注意ください。

 そして自宅で大掃除が終わってからの、翌日の会社の大掃除。あらかた皆さんが済ませてくださりますので、僕は自分の机周りをちょこちょこと清掃するだけ。すると、おや?セロテープの中にゴミが溜まっている?細かいところですが掃除をしましょう。

 そしてゴミと一緒に発見、ノシメマダラメイガらしき死骸。細々としたところを掃除していると色々なものが見つかりますね。どうせなら500円玉の1枚や2枚くらい出てきてくれたら嬉しいのですが、まぁそれはおいといて。思わぬところに虫の死骸が落ちていることがある、それが何かの拍子にふわっと風に乗って舞うことがある。それが食品工場や倉庫の施設だと、製品の中にそんな虫の死骸がひょいっと混入して問題になることがあるかもしれません。言われなくても、というお話ではありますが、細かなところのお掃除も年末に実施していただければと思います。

 さて、自宅の大掃除が終わり。会社の大掃除も終わり。明日から実家の大掃除が待っています。まさに大掃除のトライアスロンです。今年も大掃除が山ほどあって大変疲れた、きゃーないた、という年の瀬になりそうです。それはさておき。皆様も良いお年を。

駆け抜けて那覇 沖縄南部から足を攣りし男たちの哀を込めて

旅した街の色に染まりたい男が書くブログ

 前回の予告から更新が遅れること1週間少し。いよいよ当ブログでも弊社年末の一大イベント「NAHAマラソン」のことを書きましょう。思い出すだけで大変疲れます。こんな時、佐世保弁で「きゃーないた」と言えばいいのでしょうか。うん、イントネーションが分からない。

 ところでところで。NAHAマラソンの様子は毎年姉妹ブログに書かれている通りでご存じの方も多いかもしれません(例えば今年、そして去年)。たまには趣向を変えてみましょう。そこで!今日のお題はズバリ・・・

それって本当!?弊社マラソン部の生態について

 はたまた弊社レベルアップセミナーのタイトルのようですが。周りから見て疑問に思われているかもしれないところを見ていきましょう。そんなこと、暴露しちゃっていいの?だいじょーーーぶでしょう、たぶん(白目)。ではいってみましょーー!

Q. 社員は入社前からマラソンをしていた人ばかり!?

A. 逆です。フルマラソンなんて入社してから初めて、という社員が大半。

 じゃあ飛び抜けて運動神経がいい人間ばかりかと言えば、多分そうでもないと思います。休日をゴロゴロして過ごす者もちらほら。私などが最たる例です。ただし「ダイエットのため」とか「体を動かすのが好き」とか、後述の「リタイアしたくない」などの理由で休日にちょくちょく走るメンバーがいることも事実です。中には練習しているうちにのめり込み、化け物みたいなタイムを叩き出した者がいたという伝説も・・・。

Q. 大会当日、走りきれなかった人には罰ゲームがある!?

A. 何もありません。むしろ無理するな、の指示が出ます。

 目標はもちろん完走ですが、あくまで行けるところまで。体調が悪くなった、そんな時はリタイヤしてOKです。完走すれば十分です。タイムが遅くても問題なし、そこから先は自己満足の世界でしょう。要は楽しむことが大事です。ただし時間切れでリタイアさせられた、何年かに一度の酷暑のため止むなく棄権した、そんな時の悔しさは忘れられないものです。そしてこれをバネに頑張って翌年にリベンジの完走を果たすメンバーが現れる、そんな熱いドラマに沸きかえる年もあります。

Q. みんなの本音は走りたい?走りたくない?

A. 社内機密です。でも何だかんだ言って走り終わった後はみんな良い笑顔。

 正直どうなんでしょうか(笑)。でも42.195キロを乗り越えた、この達成感は何物にも代え難いものです。同時に沿道で支えて下さった皆さんのことが思い出され、感謝の気持ちでいっぱいになります。加えて、そんな機会を与えて下さったことに対しても・・・ですね。また個人的には沖縄の南部を走る。先の大戦の傷跡を目にする。そして今ある家族や友人との些細な日常が決して当たり前に与えられたものではないと知る。そんなことに想いを巡らせる機会にもなります。

 見よ、大会が終わってからのこの笑顔。結局、みんな走るのが好きなんでしょ?ツンデレってやつなんですかね?弊社売れ筋商品のサイベーレ0.5SCならぬツンデーレ42.195KMってとこですね(はぁと)。

Q. 楽しいという瞬間はどんな時ですか?

A. 一番はやはり沿道の方々との暖かい交流。加えて色々なパプニングに見舞われる、語り合うこともでしょうか。

 なにしろ42キロも走っていれば途中色々なことが起こります。エイドステーションにてスポドリを水と勘違いして取り、そして頭にぶっかけた者(2〜3名該当)。腹痛でトイレに駆け込んだ者(筆者含め多数)。途中で足が攣って呻き声をあげながらゴールインした者(毎年数名)。そういった些細な出来事を大会が終わってからの打ち上げで語り合う、これも一つ楽しいなと思うことです。

 他にもエイドステーションでいただいたサーターアンダギーを勢いよく頬張り、そして激しくむせ返ったお話とか(もっと落ち着いてゆっくり食べなさい)。「このカーブを過ぎたら下り坂〜〜!」という沿道の方からの応援を信じて曲がった先は、延々と続く上り坂で心がへし折れたというお話とか。「俺もあった、私もあった」という話題に笑いの花が咲きます。

 あとは「そういやお前、あん時俺を置いていきやがって!」、「遅いのが悪いんですよ〜〜」といった同じ皿の料理を突きながらの無礼講も年末を締めくくる楽しいひとときです。私も日頃かわいがっていただいている先輩にたっぷりお礼をしてあげようと思いましたが、またそれは来年のお楽しみですね。

 まぁ、こんな感じで「わちゃわちゃしている」と表現するのでしょうか、弊社の年末マラソンの時間は流れていく訳で。弊社のマラソン部の活動はこんな風にやってるんだな〜という雰囲気を感じていただけたら幸いです。さて、来年もまた走るのか。なぁに、なんくるないさーーーーー(白目)。

跳んで佐世保 本土最西端から感謝を叫ぶ

健康診断が終わり、全ての制限を解除された男が綴るブログ

 昨日の弊社姉妹ブログでは毎年恒例の年末NAHAマラソンの様子が紹介されていました。同じ話題ではひねりがありません。1週ずらそうと思います。代わりに今日は私的な旅のお話を。長くなってしまいますが最後までお付き合いいただけると嬉しかです。

 さて某日の夕方、定時に帰宅。私服に手早く着替え、既に荷物を入れ終えていたリュックを背負い、終電間際の電車に乗って週末放浪の旅へ出掛けました。その行き先は佐世保。去年の夏に続いて今回も色々な景色や感動を求めてほっつき歩こうか。こちらの言葉だと「すねふりさるく」と言えば良いのでしょうか。

 ところで目的地はどこか?「どうせ軍港周りに出没するつもりだろう」が社内では定説。残念、今回は2日間の日程でいつもと違う場所を目指しました。

 まず初日。意外でしょうか。そうです、九十九島パールシーリゾートです。「一人でそんなとこ行って何すんの?」と言う声もあるでしょうか。その動機は実に単純明快。実は九十九島にはネズミ島という島があるそうです。じゃあ遊覧船に乗って、そい撮ってみようじゃないか!

 という訳で佐世保駅からバスでパールシーリゾートへ。遊覧船のチケットは駅でバスの1日乗車券とセットになっている物を購入したので乗船はスムーズ。どらどら、ネズミ島というのはどこか?撮影しやすい場所に張り付いてしばし。やがて定刻となりクルーの皆様からご挨拶の放送が流れ、そして遊覧船は静かに水面を滑り出しました。

 そして出発から5分ほど。…甘く見ていたことを痛感。九十九島は208の島々からなるとのこと。まぁそんなことは分かっていましたが、予想以上に見分けがつかぬ島々。さっぱり分かりません。こい、どがんする?

 …結局、ネズミ島が分からず。そもそもここから見えるのか?無念。こんな時、「ぐらいする」と言えばいいのでしょうか。しかしクルーの方々から九十九島やこの近辺にまつわる色々な歴史や産業を紹介していただき、またこの街のことに興味が持てました。乗船して楽しかったなというクルーズでした。

 余談。遊覧船を降りて良さげなお店で昼食をとり、そしてあたりを散策。で、そろそろホテルまで帰ろうかなと思っていたところで帰りのバスの便数が…。こい、どがんする?詳細は端折りますが、この後夕方に佐世保駅まで無事戻り、ホテルにも帰ることができました。

 さて日が変わって2日目。ここからが本題。この日はちょっとした節目になる自分の誕生日。いつも通りの電車・バス移動ではなくてレンタカーを利用。後でそうと知った社内メンバーの間では「超レアケース」、「豪雨が降る」、「あいつどげんした?」とかの言葉が飛び交ったでしょう。やぐらし!

 そんなこんなで最初にレンタカーを使った理由を。そうです、その目的は日本本土最西端の地へ行く、そしてその到達証明書をもらう…それだけです。ちっぽけかもしれないし、あるいは粋な試みかもしれない、それは人の感じ方次第でしょう。ばってん、その証明書には到達日時がスタンプされること、そして折角だから今日この誕生日を証明書にスタンプしてもらうこと、自分にとってはそれで十分だったのです。なお、写真でネズミの竹細工が置いてある場所、ここにその到達日時がスタンプされています。

 道中の細かなお話は端折ります、結論としてまず目的地へは無事到着。そして午前中はずっと曇り空だったのが撮影の時、一時的に雲が切れたこと、日が射したこと。ちょっと不思議な体験をし、また誰の計らいかは分からないのですが、柄にもなく感謝した次第でした。

 そして次に証明書をもらうには?方法はいくつかあります。佐世保駅近辺から車で行った場合は途中通過する道の駅「させぼっくす99」で入手するのが簡単だと、昨晩ご飯を食べに行った中華料理屋さんの方から教えていただいていました。その通りにして上の証明書をいただき、めでたく誕生日のスタンプもしてもらえました。中華料理店の方に感謝!最初はこの公園に事務所があって、そこでもらうと勘違いしてたので。

 さて、目的は達成。証明書は自分への誕生日プレゼント。そして帰りの時間が迫ってきたのでレンタカー屋さんへの移動を開始。運転することしばし、もうすぐ到着かなと思ったところでふと景色を見れば、7年前の旅行で近くを歩いたアルパカーキ橋が。7年前は車で遠くまで行くなんて考えもせず、去年の夏のドライブも、今日のこの旅も、きっかけは佐世保の観光地図をたくさん譲って下さったお客様のおかげ。きっとあれがなければ、こんな体験をすることもなく終わっていたでしょう。きっかけを下さったお客様にも本当に感謝しないといけないな。そしてその縁を繋いで下さった社内の諸先輩方にも…。

 さて、レンタカーを返却し、電車を待つまでの間。商店街にあるお店で昼食を。折角なのでケーキセットも注文。何気なく今日は誕生日なので、と言ったところお祝いしていただき恐縮するとともにただただ嬉しい気持ちでいっぱいでした。この恩、忘れじ。いつかまた、出来れば他にも誰か引き連れて、恩返しにご飯食べに行きたいなと思います。そして旅の最後、ふと誕生日に親の顔が浮かんだところで「まぁ、そうですよね」と思い、お土産屋さんへと歩を進めたのでした。

 他にも「あの立て看板に描かれている漫画のキャラクターは知ってる。えーらしかーっ。」とばかりに激写したり、ほどほどに羽目を外しながら楽しんでましたが、そんなお話はまたいつか、どこかで。

佐世保、個人的に過ごしやすい街です、またくっけん。皆さんも是非一度きてみんね。

 さて、来週は弊社年末の試練、NAHAマラソンのお話を。姉妹ブログの内容と併せてお楽しみいただけるよう頑張ろうと思います。立ちはだがる42.195キロの壁、なーーに、なんくるないさーーーーーーー(白目)。

いつまでバレないか、カメムシの香り

加齢臭をカメムシのにおいでマスキングしようとする男の物語…どちらにせよ迷惑。

先週、日本ペストロジー学会大会に参加しました。当社からも展示ブースを出展させていただいたほか、開発部メンバーより口頭発表をさせていただきました。その様子はいつか別のブログでされるかもしれません、譲ります。今日は固いお話をしません。

さて、その学会の開催地は横浜。何も予定が無い日の深夜、服を洗濯・乾燥している間にぱっぱと夜景撮影を。制限時間は1時間少し。まずは氷川丸を激写…は、シャッタースピードの関係でできないのでミニ三脚立てて集中。2、3枚だけ撮って終わり。

そこから小走りで赤レンガ倉庫へ。23時になると消灯されるっぽい。ISO感度AUTO設定でザラザラに仕上がった1枚目の教訓を生かして修正した2枚目。満足っぽい。

時系列がおかしいですがエアキャビンの流し撮り。いつ撮ったんだっけ?さて制限時間いっぱい、今宵はこれで終わり。これ以上は私的な旅の時にでも。

そして出張から帰宅。休日を挟んで慌ただしく起きた仕事の朝。整髪料をつけてヘアセットとも言えない作業を。仕上げにフェイスタオルで顔を拭き、同時に鼻を突いた独特の強烈な香り。さてはタオルの中にカメムシが紛れ込んでいたか。自分自身も何となくカメムシ臭くなったところでいよいよ出社。さて、誰か気付くかな?

午前8時45分、まず弊社開発部の事務所にて。誰も何も言わない。9時過ぎ、出張精算のため総務のある事務室へ。やはり誰も何も言わない。しめしめ。そこから1階、営業メンバーの座る事務室へ…大丈夫、バレっこ無い。しかしとうとう11時過ぎ、開発棟にて「カメムシ臭い」という指摘があり、覚られてしまった様子。アウト。

ところで、洗濯物につくカメムシに対処する方法は?殺虫剤を吹き付けるのも躊躇われますが、そこでお勧めなのがカメムシコロリ。殺虫成分を使っていない、かつすぐに乾くという点で利用しやすいです。ただし、屋外専用であること、この点だけはご注意ください。それではまた次回。

米びつにチャタテムシ、再び

仮想空間でハロウィーンを楽しみたい男が綴るブログ

 明け方は寒いのですが現場に出ていると汗ばむ、訳が分からない気候ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。私は先週から鼻水が止まりませんが、どうぞ皆様ご自愛ください。

 さて今年は特に暑さが厳しい夏でしたが会社で買っていただいた空調服も今シーズンはこれで看板でしょう。バッテリーを外して周辺機器を無くさないようまとめて引き出しの中へ。代わりにジャンバーの出番が回ってきます。

 ところで現場作業と出張が続いたため自宅でお米の消費が滞りました。たぶん残り5~6合を消費するのに1ヶ月かかったでしょう。近所の八百屋さんで新たに購入した新米と入れ換えるかたちで最後の1合を炊こうとした時。米に混じる茶色い粉末が。

 また君たちか…黒っぽくみえる粉状のものはチャタテムシの死骸。食べる訳にはいかないけれど捨てるのももったいない。昆虫の餌に使用することに。今日は新米炊いて食べましょう。

 ついでなので米びつを洗っておくことに。死骸とかこびりついてそうなので。そういえば米びつって皆様どのくらいの頻度で洗うのでしょうか。ちょっと気になりました。

 最後の仕上げ。米びつに気を取られ、この計量カップの中も洗うことを忘れていると折角の新米にチャタテムシの死骸が紛れ込みます。黒っぽい粉が見えるでしょうか。敢えて引いたアングルで撮影しておりますが。なお、対策は虫が湧く前に早く消費する、そして定期的に米びつとかきれいにしておく、そんなところでしょうか。

 さて、新米食べて明日も元気に過ごしましょう。

掃除点検が重要

コロナ後遺症の倦怠感という都合の良い言い訳を手に入れた男が書くブログ

 中盤に埃だらけの部屋の写真が出てきます。無理な方は早めに退出をお願い致します。さて、秋になりました。外に出ると肌で、そして見上げると空模様で季節の移り変わりを実感します。キンモクセイの香りもまた良いものでしょう。

 ところで弊社は毎年秋にレベルアップセミナーという大きな行事が続きます。準備、当日の講演、移動、慌ただしく過ぎます。そして先週全日程が終了、ご来場いただきました皆様ありがとうございました。一息付けましたので自宅の掃除でもしましょう。部屋を綺麗にすると運気が上がる。あやかりましょう。

 本日の主題。問題がこれ。なんでしょうか?正解は冷蔵庫の後ろです。去年の年末に手をつけなかったので確認。埃の山でした。僕の運気を散々に下げていたのは君たちか。無慈悲な掃除機掛けという制裁を加えて解決。

 掃除後の様子。現場でも清掃が大切と申し上げますが、意外に「どこを・どの程度まで・どのように」という説明・指示が欠けていました。今後、改善したいと思います。清掃後の様子を写真で残し、報告書に載せることも一案。

 ついでに発覚した電子レンジのアース線の問題。切れる寸前、というより状態を確認中に切れました。これを「やっと掃除が終わったのに面倒がまた増えた」と捉えるか、「掃除のついでに点検できて、大事に至る前に気付いて良かった」と捉えるか、それは人次第でしょう。

 そこから強引に害虫駆除のお話へ。定期的に細かいところまで清掃をしていると例えば「ネズミの糞らしきものが落ちている」や「齧られたような跡がある」など異常に気がつきやすいでしょう。中には写真のように配線が齧られており「あわや」というケースもあります。清掃が行き届いていると運気が上がる、本音は半信半疑ではございます。しかし、異常を早めに察知できる、結果として大難が小難に、小難が無難に、というところでは真実だと思います。

 という訳で、明日アース線を買いに行くメモ帳を書いて本日の清掃は終了。暖かい風呂に入り、冬用の布団に交換(今頃?)したところでまた異変発覚。今年の春、夏布団に交換する時思いっきり引っ張って破いてしまった布団カバー。記憶が鮮やかに蘇ります。これは許容範囲、今週中に取り掛かることにしましょう。仕事も生活も身の周りの整理整頓、定期点検これに尽きるでしょう。高尚なことを申し上げた気分になったところで本日は筆を置かせていただければと思います。また次回。

予報:茶色っぽい羽アリが飛ぶ

空調服のおかげでお腹周りの服が膨らみ、小太りじいさんと化した男が綴るブログ。

 時間を1週間ほど巻き戻して。台風が過ぎ去ってすぐのお盆明けでした。ゴミや木の葉が駐車場に散乱。掃除しないといけないと思っていたところ、新人の坂口君が清掃を済ませてくれていました。ありがとうございます。

 さて、台風には勢力や針路の予報があります。そこで私は今後発生しそうな虫の予報をしてみましょう。9月のはじめに茶色っぽい、あるいはオレンジ色っぽい羽虫がたくさん飛んでくることがあります。これはキイロシリアゲアリの羽アリです。

 他のアリと同様に繁殖期になると大量の羽アリが出現し、巣から飛び立っていきます。これを結婚飛翔と呼びます。この羽アリの大集団は体が少し大きな新女王アリと小さめの雄アリからなります。彼らは結婚飛翔の際に交尾し、そして雄はその後死亡して新女王は自力で巣を作り、新たな集団が誕生する訳です。

 この羽アリの集団が目指す先、つまり針路はどちらに?夜間に明るくて目立つ場所です。駐車場の外灯周りや事務所・工場の出入り口周り、一般家庭であれば常夜灯のある玄関周りでしょう。他に全ての建物に共通するのが窓。屋内の照明の光が窓ガラスを通して漏れるために窓にも集まって来るという訳です。

 羽アリの発生そのものは1週間ほどでおさまりますが、大量の羽アリが飛んできて気持ちが悪い、また工場では異物混入の原因になる場合もあります。毎年羽アリの飛来に困っている、という方がおられましたら今年こそ対策を取られてはいかがでしょうか。上記の通り夜間に明るく目立つ場所、こういった場所へ殺虫剤をあらかじめ散布しておくとよいです。とりわけ匂いが少なく、色々な虫に効くものが非常にお勧めです。窓ガラスにはガラス用の殺虫剤を利用しましょう。毎年同じことを申し上げておりますが、今年の分は以上です。

おうちに出る虫 アズキゾウムシ編

アンチエイジングと称して筋トレを始め、そして2日後に筋肉痛が来てしまった男が書くブログ。

 お盆休みが過ぎて全てが終わったような顔をしておりますが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。休暇の間に行きたかった観光地もありましたが、そんな私の話はどうでもいいです。最近お問い合わせが続いた虫のお話をしましょう。

 内容は、部屋の中にたくさん虫が出ていて困っているという話。夏だからチャタテムシと予測しましたがダニのように細かい虫ではない、肉眼で捉えられる範囲とのこと。ならばお菓子や乾物から発生する貯穀害虫を疑い聞き取りをすると、やや丸っこい虫の様子。シバンムシだと見当をつけましたが、状況など内容が一部噛み合わない。

 そして虫の現物を送っていただき決着。アズキゾウムシでした。名前の通り主に小豆から発生します。虫が嫌いな方に「虫をまじまじと観察して下さい」というのは酷ですが、写真の通り全体的に茶色や黒色、そこに白い斑紋がいくつかあります。

 一般の方には馴染みが薄いかもしれません、なのでマニアックに考える必要はありません。上記のような特徴を持つ虫であれば「アズキゾウムシかもしれない」と疑う、まずはそれでいいと思います。その次にすることは台所の乾物コーナーをチェックして下さい。写真のように小豆が入った袋があれば要注意です。

 そしてその袋の中に肌色をした顆粒状のものが出ていればアウト。これは彼らの出した糞です。つまりその中の小豆でアズキゾウムシが発生してしまっているということ。さて、ここまで分かれば対策は簡単。その袋をしっかりと密閉して廃棄するだけです。弊社メンバーのように別の容器に移して飼育し始めることは、あまりお勧めしません。

 なお、発生源になっていた小豆の袋を捨ててから他にすることはないか?袋を置いていた近くにまだ成虫の残党が潜んでいるかもしれない、そこで食器・食品を全て移動させる。次に安全性がより高い殺虫剤を袋が置いてあった場所を中心に噴霧する作業をする、これでいいと思います。そして次回からは購入した小豆を虫が湧く前に使い切って美味しくいただく、それでよいでしょう。

 さて、私にはぜんざいとおしるこの違いが分かりませんが、塩分だけでなく糖分もしっかりとって、残りの夏を乗り切りましょう・・・この暑い時季には宇治金時の画像でも貼ればよかったのでしょうか。あいにく中年の写真フォルダにそんな気の利いたものはございません、御免。

タイムラプス撮影:アゲハ幼虫の脱皮

今日は簡単に済ませます。ナミアゲハの幼虫の脱皮シーンに遭遇しましたのでタイムラプスで撮影、gifアニメーションに仕上げています。

必要な物はライムラプス撮影のできるカメラ、三脚、被写体、あとは根気だけです。ただし炎天下での作業でした、同じような撮影にチャレンジされる方は熱中症対策をお忘れなく。

夏も気を付けたいダニ

たこ焼きをひっくり返すかのようにコロコロと考えを変える男が書くブログ

新調したカメラと旅をするようになってから1年が経ちますが、そんな私の話はどうでもいいです。問題は、あまりメンテナンスをしてあげないまま使い倒してしまった結果について。

近頃、夏の青空をバックに撮影すると無数の黒い点が浮かび上がるようになりました。・・・写真を確認した私の額にも汗が浮かび上がります、やってしまったか。一眼レフを愛用されている方なら一度は通る道、イメージセンサーにかなりのゴミがついているようでした。素人が手入れして解決する話でもなく、メーカーさんの元で半日入院させる羽目に。

さて、梅雨の時季にはそんな無数の黒い点々ではなく白っぽい点々がキッチン周りで多数出現することがあります。その正体には色々な害虫が考えられますが、候補の一つとして挙がるのがコナダニ類でしょう。人から吸血をするのではなく、貯蔵食品類から発生するような種類です。

貯蔵食品から発生するダニと聞いてピンと来た方もおられるでしょう。開封してから長期間経過したお好み焼き粉やたこ焼き粉、あるいはホットケーキミックス、これらからコナダニ類が大量に発生する事例があります。そしてそうと知らずにそれら材料を使って調理・食べた結果、重篤なアレルギー症状を起こしたという事例が散見されます。対策は開封した材料は虫が湧く前に早く使い切る、そして美味しくいただくこと、それに尽きるでしょう。

キッチン周りにたくさん発生している場合、何かが発生源になっている可能性が考えられます。粉を吹いたようになっている貯蔵食品が見つかれば大体ソレが元凶でしょう。密封して廃棄処分します。あとはダニに利用できる殺虫剤を用いて付近を徘徊しているダニを殺虫すればよいのです。ただし、これらダニ用の殺虫剤にはアルコールベースの物もあるため火気厳禁、従ってキッチン周りでの使用では、使用前の火の始末などご注意いただければと思います。

さて、ただいま私の自宅のベランダでは大量にカブトムシが羽化しておりますが、彼らの体にも色々とダニがつきます。これはもちろん殺虫剤で始末する訳にはいかず、地道に取り除くか許容範囲内に抑え込むしかないのが悩みの種です。