触わって良いもの悪いもの

そのうち伊予弁が移るのではと思われる男が書くブログ、ぞなもし。

ステイホーム中の読書
某日、弊社のスーパー営業マン中野さんから「前田さんとはいつか坂の上の雲について
語りたいね」とのお言葉をいただきました。
あしは横須賀で「記念艦三笠」を見学したことはあるが、小説は読んでおらんのじゃ。
大急ぎで書籍を取り寄せ、暇を見つけては読み進めております。
毎週休みは晴天なれど、旅行に行けず
読むうちに愛媛にある「坂の上の雲ミュージアム」、そのはるか遥か南「紫電改展示館」、
その紫電改に搭載された発動機「誉」を今月3日から展示する呉の「大和ミュージアム」へ
行きたい気持ちが急に募りましたが、まだ外出が憚られます。
しばらくは撮りためた写真を眺める、博物館のホームページを拝見するだけで我慢です。
旅行したい時もあるだろう、不満を言いたいこともあるだろう、それを耐えてゆくのが
男の修行である、と言い聞かせる。
ちょっとレアなタグボートの満艦飾っぽい姿(横須賀にて)
そんな撮りためた写真の中から本日ご紹介するのはこちら、船首をタイヤとか緩衝材で
保護されている船。
これは「タグボート」と呼ばれるもので、特に小回りが利かない、細かい動きができない
大型船舶の接岸・離岸などを補助するために使用されます(他にも使い道は色々)。
その際に相手の船体を直接押したりすることもあるため、船首を緩衝材で保護しています。
護衛艦いかづち(右)をサポートするタグボート(左)
海上自衛隊の基地では「YT:ヤード・タグ」と書かれた船、普通の港では船首にタイヤを
たくさんつけた船がいたら、それらが恐らくタグボートでしょう。
ところでお話は逸れますが、冒頭にある「坂の上の雲」にも関係する、日本海海戦の際に
「旗艦三笠」に掲げられた有名な「Z旗」というものがあります。
通常、これを単独で掲げると「I require a tug:私は曳船(タグボート)が欲しい」の
意味になるのはちょっとした余談。
さらに話が横道に逸れますが、上の写真で船尾だけが写っている「いかづち」の同型艦
「きりさめ」が「たかなみ」と交代するかたちで中東へ派遣されており、ただただ無事を
祈るばかりです。
どこを押してもいい訳ではない(呉にて)
閑話休題、そんなタグボートに曳いてもらったり押してもらったりする立場の船ですが、
押してもらう場所にはご用心。
うっかり変なところを押されると、船体が「ベコッ」とへこんでしまう事故に繋がります。
そのため、船体には押してもよい場所、タグボートマークというものが書かれています。
上の写真では「白いTの字」のマークがそれで、他にも黒い縦棒3本で示されるものなど
多少バリエーションがあるようです。
紙パックも押さえる場所に注意(某野菜ジュース)
そんなことを考えながら眺める、お昼ご飯の時間になると出てくる野菜ジュース。
「社員の健康が第一」ということで、このところ毎日1人1本配っていただいてます。
色々な種類があり「果たして今日のは美味いのか?不味いのか?」と想像しながら
封を切りますが、その前に持つところを間違えるとデスク一面に野菜汁が流出する
事故に発展します。
パック上面に書かれた注意喚起もある意味でタグボートマークかもしれません。
タッチプレーはよいが、ホームイン後のグータッチは控える(走者・亀井選手)
さて、お話の舞台を海から陸の上に移し、6/19に開幕が決まったプロ野球について。
新型コロナウイルスの感染拡大予防の観点から、当分は無観客試合となるようです。
また、練習試合を見ると、ホームランを打った後のハイタッチもしばらく自粛の様子。
もし上原投手がまだ現役だったら、いつものハイファイブがどう変化したのだろうか、
想像は尽きません。
手に乗られただけなら大丈夫だが、潰すと悲惨な目に遭う
さて、最後に押し潰すと危険な虫、カミキリモドキの仲間について紹介しましょう。
最近よく見かける、背中が青緑色をしたこの虫はアオカミキリモドキといいます。
体液中に毒を持ち、これが人の皮膚に触れると焼けるような痛みの後、水泡が生じる
などの症状が見られます。
そっと手の上に乗せるくらいでは何ともありませんが、不用意に刺激する、あるいは
素手で押し潰すなどすると思わぬ痛手を被るため注意が必要です。
窓ガラスに飛来することも多いため、あらかじめ窓ガラスにサイベーレエアゾールを
噴霧しておくなどの対策が効果的です。

ネズミも歩けばネズミ捕りに当たる

久しぶりに道端でこけた男の物語

人は5センチ以下の段差に気づきにくい(整体の先生談)
コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出できないためかどうか定かではありませんが、
外でランニングしている人をよく見かけます。
私も人が少ない時間帯に時々走っていますが、某日うっかり道端で転んでしまいました。
どうやらアスファルト面とコンクリート面との間に段差があったらしく、そこに足を
引っ掛けて転倒したようです。
ところどころ血だまりが残る手袋
小学校の頃は「手をポケットに入れて走るな」と「こけた時に手をついて頭を守れ」と
叱責され指導を受けますが、そのような経験はこんな時に活きてきます。
右足に衝撃とともに鋭い痛み、転倒を悟ると同時に眼前へ迫る白いコンクリートの地面、
膝をガリガリと地面が削り取っていく感覚、その中で反射的に出した手。
加賀マラソン参加記念の手袋は、私の身代わりとなってズタズタになってしまいましたが
頭はかすり傷一つなく済みました。
膝から血液やら黄色い汁やらが垂れたまま帰宅、ここまで大きな傷を負ったのは
幼稚園以来ではないかと思います。
しかし走る機会が増えれば、その分転倒などの事故を起こす可能性も上がるため
今後も気を付けなければなりません。
そしてそれはネズミの場合も同様で、天井裏などに粘着板を敷きつめたままにすると
その分だけネズミが引っ掛かる確率は上がります。
グルットプロシリーズの粘着板であれば、どれも半年くらい天井裏に放置しておいても
捕獲力が失われないため、そのような敷き詰めっぱなしの作業には適しております。

風の力と昆虫の飛来侵入

ため息をついてしまったがために、目の前の検体を吹き飛ばしてしまった男が綴るブログ

自宅の照明カバーに注目
某日、自宅を掃除中に、ふと気が付きました。
カバーに映る無数の黒点
去年の年末に掃除したはずの照明カバーに何かが写り込んでいました。
後でカバーを付け直すのが億劫ですが(本当にはめにくい)、調べて
みることにしました。
中にはコバエをはじめとする虫の死骸がいっぱい
そしてカバーを外すとこの通り、コバエや畑・側溝から発生する虫の死骸がたくさん。
窓を開けっ放しにすることはないのですが、それでも半年経つとこのありさま。
これは一体なぜだろうか。
窓の僅かな隙間に注目
部屋をぐるりと見回し、視線がぴたりと止まったのはここ、
小さく開くことができる小窓。
ここは換気のため普段から少しだけ開けてあります。
換気扇の吸引力は凄い
さらに気になるのは台所と浴室に1台ずつある換気扇。
ワンルームのアパートでこれら2台の換気扇を一斉に回すとどうなるか?
強烈に外気を吸い込もうとします。
最近の重要アイテム、マスクで試してみる
ではその吸引力を、たまたま手元にあったマスクで実験。
これは換気扇を回していない状態で、マスクは揺らぎもみせません。
換気扇をフル稼働とこの通り
次に台所と浴室の換気扇を2台とも稼働させた時がこちら。
マスクは鯉のぼりや吹き流しのように猛烈な勢いではためきました。
つまり、普段からこのくらいのパワーで外気を吸引していたのであり、
飛翔能力の弱い小さな虫たちは抵抗も空しく吸い込まれたのでしょう。
窓のサッシの隙間もご用心
ただし、例えば窓を全開にしていれば、吸引力がそこまで極端なことにはなりません。
注意すべきは隙間が狭ければ狭いほど、それだけ吸引力が上がるということです。
そしてここで窓を閉め切った時のサッシに注目しましょう。
ここは人の目には隙間がないように見えて、虫にはギリギリ通れるほどの幅があります。
そこへ換気扇を目いっぱい回すとサッシの隙間に強力な吸引力が生じます。
サッシの隙間で力尽きたコバエたち
サッシの中は一応山あり谷ありなので、吸い込まれた虫の全部が全部、
一気に屋内へ吸い込まれるということはないです。
しばらくサッシの中で滞在し、その内もぞもぞ動きながら室内に入って
来るのでしょう。
サッシ周りに殺虫剤を散布しておく
それらを踏まえ、こういったコバエ類の侵入防止対策にはサッシ周りに殺虫剤を
施工しておくとよいでしょう。
サッシの周り、あるいは中で殺虫してしまい、屋内侵入を防止するアイデアです。
中でも「ガラス面へ散布できる」、「速乾性でべたつきが残らない」という点で
窓の周りへの薬剤施工にはサイベーレエアゾールがお勧めです。
なお、既に家の中へ侵入し、壁や天井にとまっている虫には安全性がより高い
キッチン虫スプレーがよいでしょう。
(火気厳禁のため台所のコンロ、部屋の暖房機器周りでの使用は控えて下さい)
※一部写真などを差し替えました(2020.6.21)。

ベランダの鳥

「飛ぶ鳥を落とす勢い」ではなく「鳴かず飛ばず」の男が綴るブログ。

鳥のさえずりで目覚めた日曜日
特に予定もないまま迎えた日曜日の朝、やたらとうるさい鳥の声。
ひょいと窓を覗くと、ベランダにスズメとツバメが一羽ずつ。
枕元にあったスマホでとりあえず1枚撮影。
スワロー、ベランダに居座ろう
そのまま流れるような動きでベットから机の下へ滑り込み。
そして引き出しからカメラとレンズをそっと取り出し。
機械的な動きで速やかに望遠レンズに換装。
立ち上がりながらマニュアルに切り替えてシャッターを連射。
ツバメの後ろ姿が撮れました。
レンズ越しに、ふと目が合った
最低限の写真が撮れたので、あとは大胆にカメラを構えて接近。
真正面を向いた写真もゲットしました。
今後もセンサーカメラを置いて、行動を観察してみたいところです。
ただし、これら野鳥がベランダに飛来して糞を落とされるなどの被害が
出始めると問題となります。
そんな時は手軽に利用できる鳥類忌避剤「バードフリー」がお勧めです。

ちょっとしたサイン(旗など)

生まれて初めて青森に足を踏み入れた男が綴るブログ

たまたま雲が映り込んで頂上から煙が出ているように見える一枚
某日、出張のため青森県まで出かけてきました。
新型コロナウイルス騒動のため駅も列車の中も重々しい雰囲気。
新幹線の窓から富士山がきれいに見れたことだけが救い。
うっかり乗り遅れると、次の列車は1~2時間後・・・
さて、新幹線で八戸駅に到着、ここからはローカル線の「青い森鉄道」を利用。
本数は1時間か2時間に1本、「その電車、さっき出ましたよ」と駅員さんから
言われると青ざめる「青い顔鉄道」でもあります。
加えて駅によっては乗車は先頭車両の前から3番目、降車は1番前の扉からという
ワンマン電車特有のルールもあり、初めて乗った私は大いに慌てふためきました。
これも電車に関する良い思い出です。 
駅のホームに備え付けられている緊急停止用赤色旗
約2時間の電車移動、途中の駅で見つけたのは緊急時に列車を停止させるために
利用する赤色の旗。
なかなかお目にかかれないと思い、記念に1枚カメラへおさめることにしました。
国際信号旗です、万国旗じゃありません
ところで私が時々当ブログに掲載する旗はこちら、船同士の通信手段として
用いられる国際信号旗です。
目にする場面は限られ、また話が分かる方も少ないマニアックな雑学です。
そんな船舶に関する知識が大変豊富なお客様と今回はお会いさせていただき、
様々な体験談を聞かせていただきました。
また、日頃疑問に思っていたことなども教えていただき大満足、元気満点で
出張から帰ってきました。
検疫に関するQ旗(ロープハンカチの図柄より)
ここから強引に話題を最近のご時世に移します、国際信号旗にはAからZまでの
アルファベット、および0から9までの数字に対応する旗が存在します。
(正確には他にもまだ数種類あります)
この中でひときわ目を引くのが黄色一色のQ(ケベック)旗で、船のマストに
単独で掲揚すると「本船は健康である、検疫交通許可書を交付されたい」の
意味になります。
今回の出張にて、船舶消毒もされていたというお客様とのお話の中で印象に残り、
覚えることができた旗です。
A旗を模った看板(海上自衛隊舞鶴基地にて)
他に「本船は潜水夫(ダイバー)を降ろしている。微速で十分避けよ」という
意味を持つA(アルファ)旗があります。
なかなか目にする機会のない国際信号旗ですが、このA旗だけは意外なところで
見ることがあります。
それはテレビの中、特に旅番組で漁師さんが潜水服を着て漁に出かけるシーンに
差し掛かったら漁船の上の方に注目しましょう、時々この旗が翻っています。
ちょっとしたお話のネタになれば幸いです。
恐る恐るアイロンがけ中
そして最後に、そのお客様からいただいた貴重な手ぬぐい、家宝にします。
きちんとした額に入れて、部屋のどこに飾ろうかな・・・。

春のカメムシ駆除3種の神器

冬眠から覚める様子のない男が綴るブログ

お花見の最中にコンニチワ
春の訪れを実感するのは桜の花とウグイスの声、そしてカメムシに関する相談です。
というのも春になるとカメムシが冬眠から目覚め、それに伴い駆除のお問い合わせが
増えてきます。
また、彼らは屋根の隙間や戸袋の中、天井裏といった建物内で冬眠することもあり、
その点でも春先はカメムシが身近な場所に出現してしまう季節になります。
このバスタオルのどこかにマルカメムシがいます・・・
そうやってゾロゾロ出てきたカメムシたちが、揃って素直に野山へ帰ってくれれば
何も文句はありません。
しかし冬眠明けで寝ぼけているのか、出てきてからも家の中や建物の外壁あたりを
うろうろ歩き回るものが多々見られます。
おまけに悪臭を出す能力だけは健在、迂闊に刺激しようものなら強烈なにおいで
こちらがノックアウトさせられます。
他にも知らない内にベランダで干していた洗濯物へ付着し、服やタオルを畳もうと
した時にむせ返るような香りを放つ不届き者もいます。
家の中に入って来た虫は極力殺さず外へ送り返すのが私のポリシーですが、流石に
この悪臭には殺意が沸き上がります。
そこでカメムシ対策の3種の神器
では、これらカメムシの問題に対処するには何をすればよいのでしょうか?
方法は色々あると思いますが、今回は3つのお役立ちアイテムをご紹介しましょう!
家の中を徘徊するカメムシにはキッチン虫スプレー
まず屋内を徘徊しているカメムシは、スプレー式の殺虫剤を吹きかけて退治しましょう。
スプレー式の殺虫剤は色々な種類がありますが、弊社スタッフがお勧めしたいのがこちら、
キッチン虫スプレーです。
アルコールベースのため速乾性で、べたつきが残らないため、室内の様々な場所で手軽に
噴霧することができます。
さらに主成分は蚊取り線香にも使用されている天然除虫菊エキスであり、人への安全性も
配慮されています。
外壁・犬走など建物の外回りはサイベーレ0.5SC
そして建物の外壁、基礎、犬走りといった外側を歩き回っているカメムシにはこちら、
サイベーレ0.5SCがお勧めです。
噴霧器を用いて散布するなど一手間はかかりますが、その魅力は一度に広範囲へ薬剤を
散布できることでしょう。
1本900ミリリットルですが、使用時には20倍に薄めて使用するため実質18リットル分、
一般的な戸建て住宅で使用するには十分な量です。
またカメムシだけでなくムカデやクモにも使用でき、プロの害虫駆除業者さんからも
効果に大きな信頼を寄せていただいています。
窓ガラスとサッシの周りはサイベーレエアゾールでしっかりガード
そして最後に窓ガラスとそのサッシ周りにはサイベーレエアゾールを噴霧しておきます。
本年の、また私が担当する商品としても開発第1号となる配備されたての商品ですが、
姉妹品であるサイベーレ0.5SC譲りの優れた殺虫効力を示します。
また速乾性でガラス面を曇らせないことから窓ガラスおよびサッシ周りへの噴霧に適した
仕様となっております。
これでカメムシは手も足も出ないはず
毎年カメムシに悩まされているという方がおられましたら是非一度ご検討ください。

蚊の羽音が聞こえるのはいつ?

ホワイトデーのスケジュール帳も真っ白な男が書くブログ

ジャズ聞き始めました
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各地のイベントが次々と自粛されています。
おかげで休日に旅行へ行くことも出来ず、他の趣味を探さねばならなくなりました。
そんな中、最近始めたのがジャズ鑑賞、今後の新たな趣味に加わるかもしれません。
鮮明な音がテレビ観戦でも臨場感を与えてくれる
また、プロ野球もオープン戦は無観客試合で開催されていますが、いくつかの試合は
テレビで楽しむことができます。
観客席からの声援が無いのは寂しい限りですが、一方で球場の音が鮮明に伝わるため、
打撃が芯で捉えたものか、タイミングを外されたものか分かるのは新鮮です。
なお、解説の方によると、内野守備ではこの打球音もゴロを処理する際の判断材料に
なることのことで、これまた新たな発見でした。
ボールがミットに収まる時の音も大事
加えて打者が一塁まで駆け抜けた後、アウト・セーフの判定について塁審へ抗議する
場面を時々見ることがあります。
これは「自分がベースを踏んだという感触」の後に、一瞬遅れて「一塁手がボールを
捕った音を聞いた」という事実に基づいて、というケースもあるとのこと。
ただやみくもに抗議してしている訳ではないのです。
蚊にとっては羽音が大事
ところで虫にとっても音は重要なコミュニケーション手段となり、そして蚊の場合、
雄は羽音を手掛かりにして雌を探します。
これは我々人間にも「蚊とかゆみを連想させる嫌な音」として認識されています。
春先に活動するのはミツバチだけではない
そして蚊の羽音が聞こえる時季と言えば、夏を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、人家の周りにも多いアカイエカの場合は雌の成虫のみ成虫で冬を越し、
翌年の春先から活動を開始します。
つまり、例年であればお花見が終わった頃、暖冬と言われている今年はもう少し
早く出現する可能性もあります。
縞々模様の蚊はゴールデンウィークの時季から
これが庭先で見かける縦縞ユニフォームの蚊、ヒトスジシマカの場合はもう少し遅く、
5月の連休あたりではないかと思われます。
空に赤ヘル軍団、鯉のぼりが泳ぐ時季を目安にして対策を取り始めるとよいでしょう。
一般家庭でもご利用いただける蚊用の殺虫剤には成虫対策に蚊取り線香、幼虫への
対策にはスミラブ粒剤「SES」などが効果的です。
もうちょい凄い武器は無いのか?の声に応えて・・・
とは言え、景色の良さを売りにした半屋外のカフェなどの場合、上記の対策だけでは
完全に蚊の被害を抑え込むのが難しいこともあります。
そんな時は蚊を一夏で1000匹以上捕獲した実績のあるBGセンチネル2というマシンで
大量捕獲する手段もあります。
専門的かつ価格も割とするアイテムですが、電源をコンセントにさして動かすだけの
簡単操作です。
もし興味があれば一度弊社までご相談いただければと思います。

新商品・サイベーレエアゾール

「灯りをつけましょぼんぼりに」と歌いつつ捕虫器を点灯させる男が書くブログ

商品化までの道のりは長かった・・・
我々にとっても待望の新商品「サイベーレエアゾール」が昨日から発売開始となりました。
ユニコーンのイラストが目印、そして色々な害虫に効くことから万能薬とも呼ばれている
サイベーレ0.5SCをエアゾール(スプレータイプ)にした姉妹品ともいえる存在です。
同じ有効成分を利用しているためコバエやカメムシ、クモ、ムカデといった幅広い害虫に
有効なのはもちろん、この商品だけが持つ特徴もあります。
本日は試験担当者として、そのあたりについて分かりやすく書いていきたいと思います。
コンセプトは窓辺に撒布できるようになったサイベーレ0.5SC
まずサイベーレエアゾールの守備範囲ですが、それはずばり窓や扉、そしてその周辺です。
そのため、主な噴霧対象は窓ガラスや扉全体、また窓のサッシや扉の隙間、他には雨戸や
シャッターの戸袋の中、自動扉のレールの周りが挙げられます。
また、掃き出し窓(ベランダや庭に出入りするための窓)のサッシ裏側も対象となります。
窓や扉周りから侵入を試みる虫・そこに住み着く虫は多い
このように窓や扉の周りに撒布する目的は、害虫が後々屋内へ侵入することを防ぐことに
あります。
もう少し詳しく説明すると、まず窓のサッシや扉と外壁との隙間は小さな害虫たちにとって
格好の侵入口となります。
さらに夜間は屋内の灯りが漏れることから、窓ガラスには光に集まりやすいコバエなどの
害虫が集まってきがちです。
加えて、サッシの下はクモやムカデといった歩き回る害虫の隠れ家として利用されます。
そうやって窓辺に集まってきた、あるいは住み着いてしまった害虫が何かの拍子に屋内へ
入ってくることが多いのです。
そこで建物の中に入られてしまう前に、こちらは窓辺に殺虫剤を散布して駆除する作戦を
立てる訳です。
速乾性でさっぱり仕上げ
ところで普通の殺虫剤であれば、窓ガラスに散布すると「表面が曇る」、「べたつく」、
「油膜が張ったようになる」といった美観を損ねる問題が発生します。
しかし、サイベーレエアゾールはアルコールをベースにした殺虫剤のため速乾性であり、
散布しても2~3分のうちに乾き、爽快な仕上がりとなります。
また、ガラスの表面を曇らせることがなく、さらにべたつきを残さないことから、
散布した後に砂ぼこりやゴミが付着するといった汚れの心配もありません。
掃き出し窓のサッシ裏もお勧め
なお、個人的に見落としたくない噴霧場所ですが、その一つには上の写真のような
掃き出し窓のサッシ裏側が挙げられます。
クモが潜んでいたり、ダンゴムシのような歩き回る害虫がよく休息しているためです。
環境によってはムカデやヤスデが隠れていることがあり、注意したいところです。
扉の隙間も見逃してはならないポイント
他にはカメムシが扉やサッシの隙間で器用に挟まったまま休んでいることもあります。
それらをやっつける目的で扉・窓の隙間へ噴霧しておくことも忘れてはなりません。
建物の外壁・基礎周りはサイベーレ0.5SCの守備範囲
さて、ここで一つ疑問となるのが姉妹品サイベーレ0.5SCとの違いや使い分けです。
これについては、まずサイベーレエアゾールは窓やサッシ、扉やその近辺といった
ピンポイントへの噴霧用と考えて下さい。
一方のサイベーレ0.5SCは建物の外壁や基礎周りといった広い範囲を対象とします。

このように両者を使い分ける理由は2つあり、以下に簡単に説明します。
まずは建物の外壁や基礎周りのように施工面積が広い場合、これは水で薄めて大量に
散布できる液剤のサイベーレ0.5SCが圧倒的に便利で、かつ費用も安くて済みます。
より踏み込んで計算すると、容量が420ミリリットルのサイベーレエアゾールに対し、
サイベーレ0.5SCは900ミリリットルで、かつ水で20倍に希釈、結果18リットル散布
できる訳です。
また、サイベーレエアゾールはサッシやガラスなどツルツルした場所が得意な反面、
コンクリートやモルタルでは効力が低下してしまいます。
その点、サイベーレ0.5SCはコンクリート面でも効力低下しにくいのが利点です。
しかし、これをそのまま窓ガラスやサッシに施工すると白く曇らせてしまうため、
ここはサイベーレエアゾールがカバーするという形になります。

建物全体を守るサイベーレ0.5SC、そして窓や扉など死角となる場所をカバーできる
サイベーレエアゾール、この2つの殺虫剤で鉄壁の防虫対策が実現できます。
外から入って来る害虫にお困りの方がおられましたら是非一度ご検討下さい!

カリフォルニアの思い出

チョコレートの誘惑と、食後の罪悪感に苛まれる男が書くブログ

2.14を迎えるたびに沸き起こる寂寞の置き場所を求め、今年もチョコ売り場へ赴く
節分が終わればバレンタインデー、ホワイトデーと横文字のイベントが続きます。
・・・肩身が狭いこと、この上ありません。
そんな中、さらに横文字が容赦なく降り注ぐイベントが今日から弊社で開催されます。
海外から害虫防除の著名な先生方がお見えになる
ではそれは何かと言えば、海外の先生方をお招きして開かれる勉強会です。
毎年何度か開催していただき、海外における害虫防除の実情やトレンド、
最新の研究について解説していただきます。
また、弊社が開発した商品についてのコメントや、日頃疑問に思っている
現場のこと、薬剤のことにもご助言をいただける貴重な場となります。
今回お見えになる先生はカリフォルニア州から
さて、今回は遥々アメリカ合衆国・カリフォルニア州にあるカリフォルニア大学の
リバーサイド校より先生にお越しいただくことになりました。
そしてカリフォルニア大学・リバーサイド校といえば、昨年参加させていただいた
海外出張の時に訪問させていただいておりました。
そこで今回は、その時の様子について簡単にお話をさせていただきたいと思います。
カリフォルニア州ということで、脳内ウォークマンがSugar Rayを再生し始める
まずは外の景色からですが、10月中旬にも関わらず日本の夏のように青く晴れた空、
道路の脇は荒涼とした大地、そしてところどころに咲いた色鮮やかな花が美しい
コントラストをなします。
日本にいるものとは明らかに異なるが、アゲハチョウの一種
その花の近くで待っていると、時々チョウチョが飛んでくることがあります。
何となく日本に生息するものと似ていますが、細かなところが異なります。
エントランス近くにあるキャンパスマップ
わくわくしながら足を踏み入れる入り口
家のどこで何の害虫が生息しているかを示すパネル
どこの国でも学生さんの考えることは一緒だなと、親近感が湧く一瞬
段ボールを利用した観音開き型の展示パネル
ここ数日文章を書く頭が回らず、写真だけで申し訳ありませんがこんな感じです。
また後日、勉強会の話などと絡めて足りない部分を書かせていただければと思います。
蘇る、サンディエゴの思い出
さて、勉強会の開始まであと8時間、頑張るっぺ!

節分

食べ物が絡む行事はマメにこなす男が書くブログ

今晩の買い物はコーヒー豆に加えてもう一品
年が明けてからというもの、慌ただしくセミナーや新商品の準備などに追われ、
ふと気が付けば節分の日になっていました。
一通り夕食を済ませてからベランダに向けて近所迷惑にならない程度に豆を散布、
道行く車の排気音に紛れ、誰かの声が木霊するような気もした、そんな夜でした。
そして舞台は強引に温泉街へ
さて、そんな節分のお話になったところで去年の暮れに有馬で撮った一枚をご紹介。
これは、この町のどこかに展示されている鬼瓦をあしらったものでしょう。
これが味方かと思えば心強い
そしてその実物はこちら、雄々しい表情ながら、ところどころ苔むしており、
長い歴史を感じさせます。
なお、この鬼瓦にはご存知の通り魔除け・厄よけとしての役割があるとのこと。
ただ追い払うだけではなく、時にはこうして味方についてもらう、古くから続く
ちょっと不思議な関係だなと思います。
ねずみ避けを探さねばなるまい
ところで、冬はネズミが寒さを嫌って家の中へ入ってきやすくなる時季です。
さらに現場によっては縄張りの関係なのか何なのか、一度駆除したと思っても
しばらく経ってから新たなネズミと思われるものが出現することがあります。
この場合、「家のどこかに侵入経路があること」と「その家がネズミにとって
済みやすい環境であること」が考えられます。
そしてこれを解決するのは「ねずみ避けを使用する」や「ネズミの侵入経路を
特定して封鎖する」といった対策が求められます。
具体的にどのような方法・商品を選べばよいかなど、不明な点がありましたら
是非お問い合わせをいただければと思います。
話は変わるが、ただ無事を祈るのみ
最後に個人的な関心として、昨日2日に護衛艦「たかなみ」が中東海域へ向けて
横須賀を出発したとのことです。
その賛否を論ずる前に、日頃我々の生活を支えてくれているエネルギー事情が
どうなっているのか、改めて考えてみようと思う機会にもなりました。
また、これを機に規則正しい生活をし、無用なエネルギーの消費をなくすなど
今一度心掛けようと思った、そんな2月の始まりとなりました。