カメムシに効く薬は何だろう?

「あの街まで何マイル?」高速道路の道路案内が、視界をかすめる現場の帰り。

ここ最近、現場を任せていただくことが増えました。ほぼ一日を車の中と
現場で過ごす・・・去年の今頃は、考えもしなかった、かな。
会社に帰ってからだと間に合わないから、自宅のベランダに並べた作業服。
風が、少し寒くなってきた・・・今夜は温かいものでも食べよう。
さて、温かいものか・・・洋食とか、どうだろう?旅先で食べたあれこれや、
実家で出てくる常連。再現はできなくても、思い浮かべるだけで楽しいな。
グリーンピースという緑色の憂鬱も、料理に彩りを与えてくれると考えれば
許容できるかな、と今は思う。
でも、洗濯物に彩りだけでなく許容できない香りも残す緑色の憂鬱。
それは秋になると増え始める、カメムシの問題。
「彼らを下手に刺激しなければいい」と言われればその通りだけど、
そうも言ってられない人も多いと思うから・・・そこで僕らの出番。
状況ごとに、どんな方法が理想的かご紹介しましょう。
まず屋内に入ってきたカメムシへの対処法。これはすぐに殺虫が
出来ることに加え、より安全性が高いこと、他にはべたつきを
残さないことが焦点になると思う。そんな条件を満たすとすれば、
それはキッチン虫スプレー、かな。
あるいは、室内に取り入れた洗濯物に付着しているといった時は、
殺虫成分不使用のカメムシコロリもお勧めのアイテム。
さらに目を建物の外に向けてみると、窓ガラスにひっついている
カメムシ。これも気になるという方は、窓ガラスに噴霧しても
曇らせることが無いサイベーレエアゾールが最適。
これを撒いた場所にカメムシがやってくると、そこに残っている
殺虫成分がじわじわと効いてきて、いつの間にか死ぬ。
効果は、僕がしっかり確認したので・・・安心して、どうぞ。
あとは建物の外壁一面とか、ベランダ全体とか、広範囲に飛来する
カメムシを駆除したい時。それは水で薄めてたっぷり散布ができる
サイベーレ0.5SCが適任。もちろん、噴霧器を用意する手間はある
けれど、プロの業者さんも絶賛するほどの効果だから・・・これは
ぜひ一度、効果を実感してみてほしいと、そう思います。
特設サイトもあるよ、もう少し知りたいという方は御覧ください。
少しお喋りが過ぎてしまいましたが・・・これから秋になるにつれ、
いろんな色や香り、そして味覚が楽しめるかなと思います。
そんな些細な日常のこと、身近にあるものについても書いていけたら
と思ったところで今日はお別れしたいと思います。
・・・では、また次回。

■担当者の独り言

拒絶反応が出たのは何故だろう?・・・今更、もう考えなくてもいいか。
もちろん、誰かを一緒に乗せたり、長距離だったり、悪天候の日の運転は
気が滅入ってしまうこともある。
それでも、無理をしないこと・・・それと気を遣いすぎないこと。
マイペースでいいんだ、うん、僕はそれでいい。そんな秋の交通安全週間。

セムコミック・マウスストッププレミアムって何だ?

好評を博するか、物議を醸すか、覚悟を決めて描くブログ

今年は会社の車をお借りすることがすっかり多くなりました・・・もちろん、
ハンドルを握る手が、こわばってしまう一瞬も時々ある。
でも、現場の帰りに夕焼けで染まる高速道路、夜間作業の夜は暖かく手元で
光る計器類と、その先に広がる夜景・・・こんな世界がある、今さらだって
気付けてよかった、そう思うんだ。
路線とは違う角度から、パッチワークのように縫い合わせる頭の中の道路地図。
西宮インターに差し掛かった時、♪look at me, I wanna chu chu kiss me...
思わずその日の晩に借りた、FMラジオから流れたmoumoonさんの軽快な旋律。
でも、僕にはchuが全てネズミのチューに変換されてしまう。とんだ職業病。
そんなネズミの話を、先日のウェブセミナーではご紹介させていただきました。
「思い出のchu」こと「グルットプロR3で討ち取った大きなクマネズミ」の話や、
いろんな資材の使い方、弱点とか・・・参考になったら、嬉しいです。
そして、その時一緒に解説したマウスストッププレミアムというアイテム・・・
もう一度、シュールに、コミカルに説明させていただければと思います。
上の写真は、コーキングガンに装着したマウスストッププレミアム・・・。
うん、見た目はただのコーキング剤と変わらない、かな。
使い方も、ネズミが侵入しそうな穴へと充填して彼らの移動経路を封鎖する
・・・やっぱり役割も、変わらないか。
でも、普通のコーキング剤には無くて、マウスストッププレミアムだけが持つ
特長が3つあるんだ・・・下の変な漫画で、解説しましょう。

特長1:表面からネズミの嫌がるにおいを放ち、接近・齧りを防止する

舞台はとある食品工場(架空の設定)、一日の営業が終わり、人の気配が
無くなったところでネズミさんがやって来ました。
さて、いつもの穴から工場の中に侵入し、餌を探しに行こうとすると・・・
なんだろう!?その穴がきれいに塞がれている・・・?おまけに、周りには
ネズミにとって嫌なにおいが漂っている。 

特長2:表面だけが硬化して中はベタベタ、なのでネズミにまとわりつく

しかし、においにも怯まないネズミが、果敢にもマウスストッププレミアムで
封鎖した場所へアタック、まずは手で引っ掻いてみました。
すると、どうでしょう・・・?思わぬトラップが発動!なんとコレは表面だけが
固まり、中は柔らかくてベタベタのまま。
ベタベタしたものが体に付着するのを嫌うネズミには、最悪の展開に・・・。

特長3:中に含まれたステンレスや銅の金属繊維が歯に不快感を与える

とは言え、ネズミにとって最強の攻撃は「歯を使ったガリガリ齧る戦法」、
必殺の一撃を繰り出そうとすると・・・さらにトラップが発動!
ベタベタしているだけでなく、実はその中にステンレスや銅といった
金属繊維が含まれています。
思いっきり齧ったネズミさんには、歯にじゃりじゃりとした不快感が
走ったことでしょう。これは、もうやってられないはず。

■動画もあるよ、興味があればどうぞ

読んでいる途中で帰ってしまった人が多いかもしれないけど・・・「もう少し
詳しく知りたいよ」という方がいたら、お勧めなのが弊社のYou Tubeサイト。
ここに、マウスストッププレミアムの紹介動画があるんだ・・・もしよければ
是非見ていってください。
さて、来週は・・・お休みをいただくかもしれないです、また月末あたりに
お会いできれば嬉しいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。・・・では、また。

■担当者の独り言

とりあえず、「奇怪なブログを描いた」と社内で怒られませんように。
・・・もう遅い、かな。

発蜂剤

この度の台風の被害に遭われた方へ心よりお見舞い申し上げますとともに救護・復旧に従事されている皆様の安全をお祈りします。

■ 日差しも風も、秋の色、秋の香り

気が付けば、カレンダーは9月になっていました・・・夏が終わってしまったね。
少し、空が高い気がする。
3密を避ければよいから、次の4連休は山にでも行こう、何かあるかもしれない。
秋もよい季節だよ、きっと。
誰かが撮ってきたり、ゴキブリの水槽から生えてきたり・・・
今週はちょっと社内を賑わしているキノコ。
でも、中には強い毒を持つものもあるから・・・これからの季節は
気をつけよう。
そして何より、地形を無視して迫る毒・・・秋の脅威、スズメバチ。
行楽の日はそっと懐に忍ばせよう、携行に便利なハチノックS
そしてお盆を過ぎると、スズメバチの中にはお引越しをするものも。
ある日、突然スズメバチがやってきて、あっという間に大きな巣を
作り始める・・・これがその「引っ越し」の特徴。
作るだけ作って放置されることもあるけれど、本格的な巣になると
まずいよね・・・駆除しよう、可哀想だけど。
そんな時に便利なのは、泡でハチを包んで窒息死させるハチの巣駆除ムース。
あんまり大きな巣は業者さんに頼んだ方がいいけれど、作り始めたばかりの
巣が相手なら、これで十分。
動画もあるよ、興味がある人はこちらからどうぞ
もちろん、彼らだって好き好んで凶暴生物を演じてる訳じゃないし、
テレビを見れば、うまく共存できてる人だっている。
でも、反対に駆除しないといけない場面もあるから・・・そんな時、
こんな方法もあるよと思い出していただけたら嬉しいです。
・・・それでは、また来週。

■ 担当者の独り言

プロ野球のペナントレースも終盤・・・トレードも引退も、シーズン後の
戦力外通告も、全部仕方がないことかもしれない。
僕の最後は、いつ、どこだろう?・・・今、ここでプレーさせてもらえる
喜びを忘れず、明日も頑張ろう!

むらさめ

「運転、楽しいかな」と思い始めた男の心に暗雲をもたらす豪雨の洗礼

■ これもまた転機、そしてひどい天気

車の運転に何故か拒絶反応が出がちな僕に新たな試練、それはコロナ騒動の影響で
出張も極力電車での移動を控えるようにという指示。
堂々と現場へ行くには会社の車をお借りするしかなく、そして何度もハンドルを
握っているうちにだんだん楽しくなっていく運転。
こんな「慣れたと思い込む頃」が一番危険、そこへ容赦なく降り注ぐ自然の猛威、
恵みの雨とはかけ離れた無慈悲な豪雨が襲いかかる・・・。
「ワイパー、これで最速なのかな」と思わず呟くほどに泡立つフロントガラス、
「先を行く車はジェットスキーかな」と言いたくなる路肩の波。
子供の頃、家族旅行の日、山間部で見舞われた怖いほどの大雨、そして運転席に
動じない親父の背中、ふと目の前に蘇る光景。
「今日の雨は、あの時よりも、もっと酷いさ」と、少し笑ってごまかす。
雨雲の下、運転席で何気なく数える「夕立」とか「通り雨」、近年の「ゲリラ豪雨」
という様々な雨の名前。
調べれば他にも「驟雨」や「白雨」、「村雨」など日本語の鮮やかさを感じ取れる
いろんな呼び名があります。
このうち「村雨」は人によっては刀剣の銘、僕であれば護衛艦の名を連想しますが、
これは「群れた雨」の意。
名の由来を知り、その光景を思い描くことも一興です、運転に影響しない程度で。
「でも、雨の名を冠する生き物の数って少ないね」と、執筆しながら思う週末の夜。
アマガエルにアメフラシ、そしてアメンボとタイピングしたところで少し注意。
アメンボは漢字で「飴棒」と書かれる通り(他に飴坊などもあり)、「飴のような
においを放つ」のが名前の由来。
大きな分類で見れば、彼らはカメムシのグループに入るため、カメムシと同じような
においを放つ能力を持つと考えれば納得。
「本当にそうなの?」と思う方は一度試してみて、心のもやもやを晴らしてください。
ところで夏の終わりにも来る台風と秋雨、それと残暑が織りなす蒸し蒸しした季節。
そんな時にお問い合わせが増えるのが、カビから発生するチャタテムシ。
ダニのような茶色い虫がたくさん湧いている時はチャタテムシを疑って下さいね。
また、お勧めの商品「ファーストキルN」を思い出していただけると嬉しいです。
・・・それでは、また来週。

■ 担当者の独り言

豪雨と思いきや、正しくは風に分類されるスコール、英語で書くとsquallですね。
その綴りを見て未だに思い浮かべるのは、中学校の卒業式で流れた松本英子さんの
「Squall」という曲(作詞作曲は福山雅治さん)。
たまに聞き直すと感慨深いですが、まぁそんな僕の話はどうでもいいです。
昨日30日、海上自衛隊の中東派遣第3陣として護衛艦「むらさめ」が
「きりさめ」と交代するため横須賀を出発したとのことです。
無事役割を果たして帰還されることを、ただただ祈るばかりです。

弊社のアピール(AI技術開発)

カフェオレを作ったつもりが麺つゆオレ、ついに心が折れた男のブログ

どこにも行けないお盆、心の空白を埋めるかのように増える食欲、食卓に真っ白な素麺。
人工知能、略してAIでも確実に予測する、決まりきった夏の昼食。
それとは裏腹に人の判断を要する真っ黒な液体、その正体は麺つゆかアイスコーヒーか。
判断を誤れば、昼食中にご先祖様より先に心が彼岸へ行ってしまいます。
そしてまた、お盆の季節に作りがちな「コーヒー牛乳ではない麺つゆ牛乳」は口や鼻を
通って逆流、机の上にまき散らされ、ある意味で覆水盆に返らず。

■ 色々なところでAIが登場

そんな昼食後のお楽しみ、テレビの前で野球観戦ですが、最近は「AIキャッチャー」
なるものが登場する中継番組もあります。
私はまだ完全に理解できていません、詳細はネットなどで調べていただければですが、
なんでも「過去の膨大な配球データを元に、次の理想の球種・コース」を予想する、
そんな感じのものらしいです。
最近ニュースでよく耳にする「AI技術」ですが、スポーツの世界も着々と守備範囲に
おさめようとしているみたいです。
そして我々が属する防虫業界においてもAI導入の試みは行われており、弊社も積極的に
その開発に取り組んでいます。
例えば「現場で捕獲された昆虫の種類・捕獲数」から「その現場でどんな虫の割合が
多いのか」というデータを出し、そこから「その虫が多いということは、現場で何が
問題になっているのか?」を導き出す「検定業務」。
普通は私も含め人力で行うのですが、これをAIに代行させる「ペストビジョンS型」を
現在リリースしております。
もちろん技術者の一人として「捕獲された虫の種類を正確に見抜くスキル」は必要と
思いますし、対策に行き詰った時にウイニングショットを投じることができるのは
「経験を積んだ人間でこそ」という想いは変わりません。
しかし「人手不足」や「働き方改革」が叫ばれて久しい昨今、最新の技術を活用した
スマートな手法にも目を向けるべきではないかと思います。
他にも「カメラが現場を録画し続ける」、そして「その中にネズミが映っていた」場合、
自動的にネズミの活動だけを検出してくれるペストビジョンR型も絶賛発売中です。
ネズミのことでお困りの方がおられましたら、ぜひ一度お問い合わせ下さい。
以上、今回は弊社のちょっとした開発技術の紹介でした。

■ 担当者の独り言

先日、終戦記念日を迎えましたが、その8.15を過ぎてなお勃発した戦いがありました。
ここではあまり多くを語りませんが、千島列島のはるか先、占守(シュムシュ)島で
何があったのか、怨念ではなく、先人たちのために忘れまいと思います。
果たして自分にも同じような責任感と勇気があるか、とてもイエスとは言えません。
それならば、せめて今自分の目の前にある仕事には臆せず立ち向かう、その程度の
気概は最低限持たねばと思う、長い夏の一日でした。

歯の神様

運転中に野球中継を聞かせると、より危なっかしくなる男が書くブログ

■ 先週は出張続き

某日、夜間作業のため不慣れな運転の元、車で現場まで行ってまいりました。
直前まで誰が乗っていたのかラジオはAM、そして流れてきたのは野球中継。
つい考えてしまう配球、狙い球・・・高速道路の上で運転に集中できません。
たまらずFMに切り替え。
怪しげな運転を続けること1時間、無事目的地に到着。
すっかり夜か・・・。
厨房の汚れと汗にまみれながら、この日の作業は完了。
日付が変わって翌朝、伸びをしながら握るハンドル・・・世間は忙しないね。
午前中に帰社して日報を作成、そして午後から再び現場、さらに翌日も現場。
慌ただしく現場訪問を済ませ、その帰り道にふと見つけたのはこちらのお社。
梅田の片隅にひっそりと佇んでいます。
詳細は現地の案内板に譲りますが、これは歯の神様をお祀りしているとのこと。
もっとも、それは近世に入ってからのことであり、元は淀川の決壊をこの地で
歯止めされたことに由来するとか。
新型コロナウイルスの感染拡大もどうかそろそろ歯止めがかかりますように。
そう願って今年のお盆も家でじっとしていようと思います。

■ 担当者の独り言

某日、自宅の前で拾ったノコギリクワガタを近くの山へ返しに行きました。
こちらは歯ではなく大顎の神様にお願いしなければなりませんが、天寿を
全うできるよう祈るばかりです。

軒先に毛虫がたくさんいる時の話

外出ができず、平凡なお盆になりそうな男が綴るブログ

庭木も無いのに毛虫に刺される

コロナウイルス感染拡大という現実が一番の恐怖ですが、夏の定番と言えばやはり
怪談でしょう。
そしてその怪異の正体が実は虫だったというケースも少なからずあります。
例えばチャタテムシの一種が立てる音は妖怪「小豆洗い」のモデルになってますし、
今回ご紹介するヤネホソバに刺されるというのは「自晧という尼さんの亡霊による
祟り」とされています(※1)。

(※1.引用文献)
原色図鑑 衛生害虫と衣食住の害虫 安富和男・梅谷献二 全国農村教育協会 

■ その「ヤネホソバ」というのは何か?

ヤネホソバとは小さな蛾で、問題となる幼虫の姿は「灰色をした典型的な毛虫」です。
 弊社姉妹ブログ「虫取りたちのつぶやき」に幼虫の写真を掲載しておりますので
リアルな虫の写真を見るのが苦にならない方はご覧いただければと思います。 
また、この幼虫時代は苔を食べて生活するため、自然環境下では苔むした岩や木の皮、
家の周りでは苔が生えた外壁や屋根の隙間が好適な生息環境になります。
筆者もこの業界に入るまでは見たことが無くマイナーな昆虫と認識していましたが、
ここ最近は「幼虫に毒がある」ことも相まって相談が多く寄せられています。

■ 傾向と対策

このヤネホソバのお問い合わせでありがちなのが「家に庭木はおろか植物も一切無く」、
「近所に公園がある訳でもない」のに「何故かベランダや軒先に毛虫が多数出る」と
いうものです。
最初こそまさに怪異ですが、「苔から発生する」と分かれば家の壁などに生えた苔が
原因であると想像できます。
しかし「苔から発生します」と説明しても「ベランダや軒先はきれいにしてるのにねぇ、
どうしてなんでしょう」と困惑されることもあります。
上の写真がよい例ですが「ならばどこに原因があるのだろう」と考え込んでしまいます。
その答えの一つはベランダや軒先の真上、つまり屋根の表面や瓦の隙間、雨どいから
生えた苔ではないかと考えられます。
そこで発生し、やがて成長したものが「新たな餌を探して」なのか「蛹になる場所を
求めて」なのか定かではありませんが、軒先や外壁へ移動するのでしょう。
ヤネホソバの対策は「清掃して苔を除去する」ことが基本であるものの、こんな時は
清掃そのものが難しく、従って殺虫剤の力を借りる必要があります。
具体的には「幼虫をよく見かける」という場所へ「サイベーレ0.5SC」を吹き付けて
おくとよいでしょう。

■ これは筆者の想像

まだ検証を要するお話ですが、オフィスや工場の外周にある側溝周りも「日陰かつ
常時水で濡れている」ことから「苔が生えやすく」、その結果「ヤネホソバが発生
しやすくなる」ことがあるかもしれません。
想像がさらに膨らみますが、そんな側溝から外壁へと視線を移すと視界に入る窓。
特に最近は「新型コロナウイルス感染拡大防止のため」に換気が推奨されています。
ヤネホソバの幼虫が這い回っているうちに、ひょいと窓から入るかもしれません。
「それは心配だな」という場合はサッシの中と周りへ「サイベーレエアゾール」を
吹き付けておくとよいでしょう。
こんな窓の場合も、サッシの裏側へ「サイベーレエアゾール」を散布しておいて
よいと思います。
これも自信はありませんが、建物基礎の水切りのところも怪しいかもしれません。
ここは作業性で言えば「サイベーレエアゾール」ですが、殺虫剤を散布する面積が
広いことを考慮すると、たくさん撒ける「サイベーレ0.5SC」の方がよいでしょう。

■ 木が苔むしているところにも注意

以上、ヤネホソバが建物の外壁や屋根、軒先といった建物周りで見られやすいこと、
また発生源や対策について、一部推察も交えながらご紹介しました。
そして最後にウッドデッキやラティス(上の写真のような木の枠)といった木製の
物にも注意が必要ですとお伝えして、このお話はおしまいです。
・・・見つけたよ。

■ 担当者の独り言

今年は地元の花火大会も中止になってしまいました・・・今まであって当たり前と
思っていたものがそうでないこと、感謝の心が足りてなかったなと改めて思う夏の夜。
そしてある夜、自宅の前に落ちていたノコギリクワガタ・・・もうすぐ近くの山へ
返しにいこうと思いますが、ちょっとした出来事に心が和みます。
お喋りが過ぎてしまいましたが今日はここまで、もうネタが無くて困っていますが、
来週もまたこのブログでお会いできれば嬉しいです。

アリのような虫に刺された時の話

そろそろ素麺とか、にうめんが主食になるであろう男が書くブログ

「家の中」で「アリみたいな虫」に「刺される」

■ それは本当にアリだろうか?

当ブログは極力リアルな虫の写真を載せないルールですが、今回はご容赦を
最近気になる虫のお問い合わせがありましたので、本日の話題にしようと思います。
上の写真はシバンムシアリガタバチと言い、名前の通り「アリの形をしたハチ」です。
素麺などの乾麺、乾燥シイタケ、切り干し大根といった乾燥野菜、他にもお茶の葉や
菓子類などから発生するシバンムシ類に寄生する昆虫です。
人に寄生することはありませんが、「そこに居ると知らずにうっかり触れる」と
反撃で「プスリッ」と刺されることがあります。
「家の中」で「アリのような虫に刺された」という場合、本種の仕業であることが
多いです。

■ 宿主となるシバンムシ類への対策が重要

このシバンムシアリガタバチを駆除する場合、殺虫剤の散布だけでは解決しません。
それに加えて彼らの宿主であるシバンムシ類もきちんと駆除しなければなりません。
では、その「シバンムシ類を駆除するためのキーポイントは何か?」といえば
発生源となる物を清掃・除去することでしょう。
台所のキャビネットは要注意
「発生源の清掃・除去」といっても難しいお話は何もなく、保存食品を保管
している棚とか机の周りを掃除機などを用いて掃除するだけです。
特に上の写真のような台所のキャビネットは真っ先にチェックしましょう。
底のところに細かい食品屑が溜まっていたら、掃除機で全て吸い出します。
ジップロックはアテにしない
また、「食品をジップロックで保管する」や「ビニル袋に入れて輪ゴムで口を
縛る」というのは封ができているようで実は虫の目からは隙間だらけです。
そのような管理をしているとシバンムシ類が食品から湧いてしまう原因にも
なりますので、ネジ式の蓋のついた瓶などで保管するのが正解です。
心そこにあらざれば、視れども見えず
それと上の写真のように「上から引き出すことができるキャビネット」の場合、
機構が少し複雑になっているため、基部のところにも食品屑が溜まります。
事実、ここではシバンムシ成虫の死骸が4体見つかり、小規模ながら発生源に
なっていたことが伺えました。
普段何気なく視界に入る場所ですが、このようなところも掃除機でしっかり
清掃しておきましょう。
畳はよほど古くない限り大丈夫と思われるが・・・
最後に、シバンムシ類は「乾燥した植物質であれば何でも加害する」という性質から
「畳のイ草」をも食害します。
筆者の経験では「なかなか畳からシバンムシ類が発生しない」との印象がありますが
発生源としてマークしておく必要はあるでしょう。
特に畳の表面にボールペンで刺したような丸い小さな穴が複数あれば少し注意です。
シバンムシ類の成虫が畳の中から羽化する際にあけた穴の可能性があるためです。
こんな時は調査の上、畳ごと交換してしまうのがよいでしょう。

■ 殺虫剤はどんなものを使用するのか?

殺虫剤の安全性にこだわるならお勧めのものがあります
シバンムシ類の駆除を考えた時、厳密には「幼虫の発生を予防するような殺虫剤」を
使用するのがセオリーです。
しかし食品工場と異なり、一般家庭の場合は清掃による発生源対策がきまりやすく、
そこまで本気の殺虫剤処理が必要なのか少し疑問です。
まずは清掃後に仕上げとしてバルサンなどの燻煙剤を利用する、あるいは撃ち漏らした
成虫がひょこひょこと出てきた時に「安全性が高く、べたつきも残らない殺虫剤」で
個別に駆除する方法でもよいと思われます。
以上、タイトルとは違ってシバンムシ類への対策が中心の記事になってしまいましたが、
こうすることでシバンムシ類ごとシバンムシアリガタバチを駆除することができます。
ただ「それでもちょっと不安だなぁ」という場合はお気軽にお問い合わせください。
色々とお聞きするので少しお電話が長くなるかもしれませんが、最適な対策をご提案
させていただきます。

■ 担当者の独り言

耐え抜いた4連休
旅のプランはよりどりみどり、誘惑が非常に強かった4連休でしたが外出したい気持ちを
ぐっと堪えてステイホームを遵守しました。
投じられた真ん中高めのストレート、息を呑んで釣り球を見送り、次の一球へと繋げる。
本格的な野球の経験者ではありませんが、そんな思いでした。
旅の写真を眺めて過ごす日々
しかし、それだとストレスが溜まる一方なので、会社でいただいた旅行の冊子や
過去の旅行写真を眺めて気分を紛らわせていました。
今回は旅先で食べたあれこれについて整理・・・僕も少しお腹がすいたなぁ。
大体の味は覚えているので・・・
休日も資料作成に励むのはよいことですが、何かしらのアクセントも時には必要。
僕も料理、やってみようかな・・・。

蚊を退治する(ボウフラ編)

このたびの豪雨に被災された皆様へ心からお見舞い申し上げますとともに、救護・復旧作業に従事されている皆様の安全をお祈りいたします。

成虫の次は幼虫(ボウフラ)退治

 蚊を退治する上で大事なことは何か?もちろん飛び回る成虫への対処も挙げられようが、それ以上に幼虫、すなわちボウフラが湧いている場所を無くすことが重要である。可哀そうだが根絶やし作戦である。では次に蚊が湧く場所はどこかという疑問が湧く。端的に言えば、落ち葉などが溜まっている水たまりである。具体的には以下に記す通りである。

1.植木鉢の受け皿

 まずは外に置かれた植木鉢である。大抵は下に受け皿が敷かれている、あるいは鉢カバーの中に入れられているという具合であるが、これに注目したい。

 受け皿や鉢カバーの底に落ち葉と雨水が溜まっていないだろうか。というのはボウフラは水の中に生息し、そしてそこに溜まった落ち葉や泥といった有機物を食べて育つ。つまり、こんなところはボウフラにとって生活しやすい場所なのである。

 では、そんな受け皿や鉢カバーをどうするか?簡単である。水洗いしてボウフラもろとも中に溜まった水と落ち葉をきれいに洗い流し、そして乾かすだけである。だがしかし、雨が降ると再び水がたまり、そして時間とともに落ち葉や泥も溜まることには注意が必要である。できれば月に1回を目安に溜まった水と泥を捨てる作業を繰り返したい。

2.地面に長い間放置されている

 では次に下の写真である。筆者が高校生の頃、亀(イシガメ)の飼育に使用していたコンクリートのトロ舟である。今は時々お花の植え替えをする時に土と肥料とを混ぜる以外には使われておらず、長い間伏せられたまま置かれている。

 このトロ船をよく見ると裏面に凹凸が多く、泥や水が溜まりやすい構造であることが分かるであろう。そしてそこが小規模ながらも蚊が湧く場所になることは容易に想像がつく。事実、調べてみたところ手前の凹凸部にボウフラが数匹生息していた。

 この場合も全体を水できれいに流す、タワシで泥を落とすなどした後、乾かしておく。そして使わない、または年に数回しか使わないのであれば物置に収納しておくのがよいであろう。

3.ビニルシートの水たまり

 それと変わった事例の紹介である。これは雨除けカバーをつけた自転車であるが、カバーをつけたまま長い間放置されていた。そして、である。自転車のカゴのところを見ていると、そこに水と落ち葉が溜まっていた。こんなところも蚊が湧くかもしれない場所として要チェックである。

 この場合も難しく考える必要は無い。自転車から雨除けカバーを外して水と落ち葉を落とす、そして綺麗に洗って干す。そしてまた自転車にかけ直す。以上で解決である。ただし、カバーを外す時に落ち葉とか色々な物の混じった生ぬるい水が一気に流れ出してくる。自分にもであるが、まず周囲の人に水をひっかけないように注意したい。

4.コンクリートブロックの中

 さてさて、しつこく蚊が湧くであろう場所探しを続ける。今度は庭木や雑草が生い茂っている場所である。汚れる、痒くなる、色々と億劫であるが、これらの葉をかき分けて地面に何があるのかを調べたい。思わぬ蚊の隠れ家が見つかることもある。

 これは庭木の影に隠れていたコンクリートブロックである。穴のところに雨水と泥が溜まっていた。蚊の格好の住み家である。いささか面倒であるが水を捨てるとともにゴミをほじくり出し、水はけをよくしておく。あるいは水が溜まらないように横へ倒してしまってもよいだろう。

5.大きな金魚鉢や水瓶の中

 なかなか無いと思われるが、写真のような水瓶がある庭は注意したい。雨水や周りの庭木から落ちた葉っぱがすぐに溜まってしまい、蚊にとっての優良物件である。特に金魚やメダカを飼っている訳でも無く、水が溜まるにまかせているようであれば赤信号である。

 案の定、中を覗いてみると大きく育ったボウフラが十数匹見つかった。これは駆除のし甲斐がある。そう思って眺めるうちに、ふとほくそ笑む自分の顔が水面に浮かんでいることに気づいた。傍から見れば、どちらが正義か悪か分からない構図である。

  さて、話を元に戻す。これはどう料理すべきか?排水ポンプでボウフラごと水を捨ててしまい、後で底にたまった落ち葉や泥をさらう方法が挙げられる。しかし、それは面倒である。おまけに時間とともに雨水と落ち葉が再び溜まってしまい元の木阿弥である。そこでこんな時は水底に沈んで殺虫成分を出し続けるスミラブ粒剤を利用したい。詳細は商品ページに譲るが、ここはこれで解決である。

6.庭の雨水桝

 最後に、庭にあることすら忘れ去られた雨水枡に触れたい。ここも蚊が湧くかもしれない場所に挙げられる。過去に友人宅にて蚊の被害があり、雨水桝の見落としを指摘したところ博識な彼をも唸らせ、また喜んでもらえたのはプロとして何とか冥利に尽きるというものであった。

 さて、その中はどうなっているか。開けてみると水や泥が溜まっており、蚊が発生できる状態とも言えなくもない。何かしら対策は講じておきたい。この場合も先ほどと同様にスミラブ粒剤を散布しておくとよいだろう。

 なお、日曜大工が得意な方のご自宅でよく見るのがこちら。雨水枡の穴にきちんと メッシュを張り、蚊の侵入を防止できるようにしているものである。これは大変効果的である。お見事と賞賛の声を送りたい。

 ただ、それでも気を付けたいのは蓋の隙間である。砂利が挟まって蓋がきちんと閉まらないようであれば、そうして生じた隙間から蚊が雨水桝の中へと侵入して産卵し、ボウフラが湧くケースもある。きちんと蓋が閉まるよう清掃を心がけたい。

 以上、蚊に限らずであるが、清掃や片付けの行き届いていない場所があると何かしらの害虫が発生する。害虫駆除とは殺虫剤の散布だけにあらず、整理整頓も大事であると心得たい。ところで、庭には先ほど使用した殺虫剤や、その散布に使う道具が散らかったままである。そろそろ親に見つかる頃だと思ったところで本日は筆を置かせていただきたい。

蚊を退治する(成虫編)

 このたびの豪雨に被災された皆様へ心からお見舞い申し上げますとともに、現地で復旧作業に従事されている皆様の安全をお祈りいたします。

庭にたくさん飛んでいる蚊の成虫を一気に減らす作業

 しとしとと雨が降り続く中、久しぶりに太陽が顔をのぞかせた日曜日となった。そのせいか、なんか蚊が多くなってきた。聞くところによると、実家でも猛威を奮っているらしい。蚊の一斉駆除が必要であろう。そこで今回は蚊を退治するために使用する殺虫剤の使い方や注意点について述べたい。ご参考になれば幸いである。

1.使用するのは噴霧器と液体の殺虫剤

 さて、庭を飛び回る蚊を退治したい。どんな方法があるだろうか?蚊取り線香という声が聞こえてきた。それも正解であるが、そこそこ広い庭にいる蚊を一気に減らすような方法の方がありがたい。そこで、である。今日は水で薄めて散布できる殺虫剤を利用したい。広範囲に殺虫剤を散布する際は、こういった殺虫剤と噴霧器の出番である。そしてその中から今回は噴霧器#530とベルミトール水性乳剤アクアを選んだ。ベルミトール水性乳剤アクアとは、本来飲食店のゴキブリ駆除に使用される殺虫剤である。しかし用法用量に書かれている通り、薄めに希釈すれば植栽にいる蚊の駆除にも使用できる。

 なお、水で薄めて散布できる殺虫剤を使う時、殺虫剤も水も用法用量に従い計量する必要がある。安全性の高い殺虫剤とて、濃度が極端に濃すぎると何かしらの悪影響が出る恐れがある。反対に、用法用量よりもかなり薄い濃度にしてしまうと、期待していたような殺虫効果が得られない可能性もある。繰り返すが、きちんと計量することが大事である。なお、計量には100均で販売されている計量カップが便利である。ただし「殺虫剤注意」と書いておき、他の用途に誤って使用されないようにしておきたい。

 ところで、である。筆者はベルミトール水性乳剤アクアを使用するのが久しぶりであった。そしてそこに思わぬ落とし穴があった。それは何かと言えば、順を追って説明する。まず先にベルミトール水性乳剤アクアの原液を噴霧器のタンクへ入れたのであった。そして次に勢いよく水を噴霧器のタンクに入れたところ、御覧の通りビールのように泡立ってしまいタンクから溢れ返ってしまったのであった。 どうやら先に水を入れ、その後殺虫剤を入れるという手順が正解らしい。皆様は筆者の二の轍を踏まぬようご注意願いたい。なお、泡立ってしまったからといって殺虫効力には何ら影響はない。そこはご安心いただきたい。

 話を元に戻す。こうして殺虫剤と水を噴霧器のタンクに入れて蓋を閉め、次にすることは蓄圧作業である。蓄圧と書くと難しく聞こえるが何のことは無い。自転車のタイヤに空気入れで空気を入れることと同じである。すなわち噴霧器の頭についているピストンを上下させて空気を噴霧器のタンクへ送るだけである(これをポンピングと呼ぶ)。タンクの中の薬液(水と殺虫剤の混ざったものを薬液と呼んでいる)の量にもよるが、大体20~30回ポンピングすれば十分であろう。

2.散布前・散布中の注意点について

 次に殺虫剤散布の準備が完了したところで注意事項を述べたい。それは金魚やメダカといった魚への影響である。殺虫剤の中には魚への毒性が強いものがある。ベルミトール水性乳剤アクアは多少マシな部類と言われているが、それでも薬液が水槽や金魚鉢の中へ入ることは避けたい。従って水槽や金魚鉢は事前に移動させる、またはこういった物がある場所では散布を避けるといった配慮が必要である。

 また植栽に向けて薬液を散布する場合の注意である。大事に育てているお花があれば、念のため散布を控えた方がよいかもしれない。未だ聞いたことの無い事故ではあるが、デリケートな観葉植物だと葉が変色してしまったりする恐れがあるらしく、これに注意を要する。またイチゴやミニトマトの鉢植え、ゴーヤカーテンなど「作物が植えられている場所」の散布も控えたい。

3.散布のコツと、ありがちなミス

 さて、注意事項の説明が終わったところで、いよいよ薬液の散布方法である。植栽に撒く場合は植物の葉の裏側まで撒くよう心掛けたい。葉の裏側にも休憩中の蚊がいるためである。地味なようであるが、大事なポイントである。

 ところで今回使用した噴霧器#530であるが、ノズルの先端を見るとどうか?写真のように自由に角度をつけることが可能である。つまり植物の葉の裏側へ薬液を散布したい場合、ノズルを上向きにしてあげると噴霧がよりしやすくなる。この噴霧器を使用する際は覚えておきたい特長である。

 ただ、そうして気持ちよく約衛を散布しているとどうだろう?突如、薬液の噴霧が止まらなくなってしまい、びっくりすることがある。これは噴霧器#530のトリガー部分が知らないうちにロックされていることが原因である。

 トリガーのロックとは、赤いトリガーの上にある黒いパーツが 前方にスライドしている状態である。この黒いパーツが前方にスライドすると、トリガーを握らなくても薬液がずっと出続ける状態になる。

 なお、ロックの解除は簡単である。トリガーを下に押しながら黒いパーツを手前にスライドさせる。以上である。

● 来週は幼虫退治編をお届け

 以上、蚊を退治する際のポイントについてご紹介した。しかしである。蚊の成虫だけを退治しても、どこからともなく新たな蚊が湧いてくるのでキリが無い。同時に幼虫への対策、つまり蚊が湧く場所をどうにかすることも大事である。次回はこうした蚊の幼虫退治編をお届けする。来週もお付き合い願いたいと思ったとロコで本日は筆をおかせていただきたい。