むらさめ

「運転、楽しいかな」と思い始めた男の心に暗雲をもたらす豪雨の洗礼

■ これもまた転機、そしてひどい天気

車の運転に何故か拒絶反応が出がちな僕に新たな試練、それはコロナ騒動の影響で
出張も極力電車での移動を控えるようにという指示。
堂々と現場へ行くには会社の車をお借りするしかなく、そして何度もハンドルを
握っているうちにだんだん楽しくなっていく運転。
こんな「慣れたと思い込む頃」が一番危険、そこへ容赦なく降り注ぐ自然の猛威、
恵みの雨とはかけ離れた無慈悲な豪雨が襲いかかる・・・。
「ワイパー、これで最速なのかな」と思わず呟くほどに泡立つフロントガラス、
「先を行く車はジェットスキーかな」と言いたくなる路肩の波。
子供の頃、家族旅行の日、山間部で見舞われた怖いほどの大雨、そして運転席に
動じない親父の背中、ふと目の前に蘇る光景。
「今日の雨は、あの時よりも、もっと酷いさ」と、少し笑ってごまかす。
雨雲の下、運転席で何気なく数える「夕立」とか「通り雨」、近年の「ゲリラ豪雨」
という様々な雨の名前。
調べれば他にも「驟雨」や「白雨」、「村雨」など日本語の鮮やかさを感じ取れる
いろんな呼び名があります。
このうち「村雨」は人によっては刀剣の銘、僕であれば護衛艦の名を連想しますが、
これは「群れた雨」の意。
名の由来を知り、その光景を思い描くことも一興です、運転に影響しない程度で。
「でも、雨の名を冠する生き物の数って少ないね」と、執筆しながら思う週末の夜。
アマガエルにアメフラシ、そしてアメンボとタイピングしたところで少し注意。
アメンボは漢字で「飴棒」と書かれる通り(他に飴坊などもあり)、「飴のような
においを放つ」のが名前の由来。
大きな分類で見れば、彼らはカメムシのグループに入るため、カメムシと同じような
においを放つ能力を持つと考えれば納得。
「本当にそうなの?」と思う方は一度試してみて、心のもやもやを晴らしてください。
ところで夏の終わりにも来る台風と秋雨、それと残暑が織りなす蒸し蒸しした季節。
そんな時にお問い合わせが増えるのが、カビから発生するチャタテムシ。
ダニのような茶色い虫がたくさん湧いている時はチャタテムシを疑って下さいね。
また、お勧めの商品「ファーストキルN」を思い出していただけると嬉しいです。
・・・それでは、また来週。

■ 担当者の独り言

豪雨と思いきや、正しくは風に分類されるスコール、英語で書くとsquallですね。
その綴りを見て未だに思い浮かべるのは、中学校の卒業式で流れた松本英子さんの
「Squall」という曲(作詞作曲は福山雅治さん)。
たまに聞き直すと感慨深いですが、まぁそんな僕の話はどうでもいいです。
昨日30日、海上自衛隊の中東派遣第3陣として護衛艦「むらさめ」が
「きりさめ」と交代するため横須賀を出発したとのことです。
無事役割を果たして帰還されることを、ただただ祈るばかりです。

弊社のアピール(AI技術開発)

カフェオレを作ったつもりが麺つゆオレ、ついに心が折れた男のブログ

どこにも行けないお盆、心の空白を埋めるかのように増える食欲、食卓に真っ白な素麺。
人工知能、略してAIでも確実に予測する、決まりきった夏の昼食。
それとは裏腹に人の判断を要する真っ黒な液体、その正体は麺つゆかアイスコーヒーか。
判断を誤れば、昼食中にご先祖様より先に心が彼岸へ行ってしまいます。
そしてまた、お盆の季節に作りがちな「コーヒー牛乳ではない麺つゆ牛乳」は口や鼻を
通って逆流、机の上にまき散らされ、ある意味で覆水盆に返らず。

■ 色々なところでAIが登場

そんな昼食後のお楽しみ、テレビの前で野球観戦ですが、最近は「AIキャッチャー」
なるものが登場する中継番組もあります。
私はまだ完全に理解できていません、詳細はネットなどで調べていただければですが、
なんでも「過去の膨大な配球データを元に、次の理想の球種・コース」を予想する、
そんな感じのものらしいです。
最近ニュースでよく耳にする「AI技術」ですが、スポーツの世界も着々と守備範囲に
おさめようとしているみたいです。
そして我々が属する防虫業界においてもAI導入の試みは行われており、弊社も積極的に
その開発に取り組んでいます。
例えば「現場で捕獲された昆虫の種類・捕獲数」から「その現場でどんな虫の割合が
多いのか」というデータを出し、そこから「その虫が多いということは、現場で何が
問題になっているのか?」を導き出す「検定業務」。
普通は私も含め人力で行うのですが、これをAIに代行させる「ペストビジョンS型」を
現在リリースしております。
もちろん技術者の一人として「捕獲された虫の種類を正確に見抜くスキル」は必要と
思いますし、対策に行き詰った時にウイニングショットを投じることができるのは
「経験を積んだ人間でこそ」という想いは変わりません。
しかし「人手不足」や「働き方改革」が叫ばれて久しい昨今、最新の技術を活用した
スマートな手法にも目を向けるべきではないかと思います。
他にも「カメラが現場を録画し続ける」、そして「その中にネズミが映っていた」場合、
自動的にネズミの活動だけを検出してくれるペストビジョンR型も絶賛発売中です。
ネズミのことでお困りの方がおられましたら、ぜひ一度お問い合わせ下さい。
以上、今回は弊社のちょっとした開発技術の紹介でした。

■ 担当者の独り言

先日、終戦記念日を迎えましたが、その8.15を過ぎてなお勃発した戦いがありました。
ここではあまり多くを語りませんが、千島列島のはるか先、占守(シュムシュ)島で
何があったのか、怨念ではなく、先人たちのために忘れまいと思います。
果たして自分にも同じような責任感と勇気があるか、とてもイエスとは言えません。
それならば、せめて今自分の目の前にある仕事には臆せず立ち向かう、その程度の
気概は最低限持たねばと思う、長い夏の一日でした。

歯の神様

運転中に野球中継を聞かせると、より危なっかしくなる男が書くブログ

■ 先週は出張続き

某日、夜間作業のため不慣れな運転の元、車で現場まで行ってまいりました。
直前まで誰が乗っていたのかラジオはAM、そして流れてきたのは野球中継。
つい考えてしまう配球、狙い球・・・高速道路の上で運転に集中できません。
たまらずFMに切り替え。
怪しげな運転を続けること1時間、無事目的地に到着。
すっかり夜か・・・。
厨房の汚れと汗にまみれながら、この日の作業は完了。
日付が変わって翌朝、伸びをしながら握るハンドル・・・世間は忙しないね。
午前中に帰社して日報を作成、そして午後から再び現場、さらに翌日も現場。
慌ただしく現場訪問を済ませ、その帰り道にふと見つけたのはこちらのお社。
梅田の片隅にひっそりと佇んでいます。
詳細は現地の案内板に譲りますが、これは歯の神様をお祀りしているとのこと。
もっとも、それは近世に入ってからのことであり、元は淀川の決壊をこの地で
歯止めされたことに由来するとか。
新型コロナウイルスの感染拡大もどうかそろそろ歯止めがかかりますように。
そう願って今年のお盆も家でじっとしていようと思います。

■ 担当者の独り言

某日、自宅の前で拾ったノコギリクワガタを近くの山へ返しに行きました。
こちらは歯ではなく大顎の神様にお願いしなければなりませんが、天寿を
全うできるよう祈るばかりです。

アリのような虫に刺された時の話

そろそろ素麺とか、にうめんが主食になるであろう男が書くブログ

「家の中」で「アリみたいな虫」に「刺される」

■ それは本当にアリだろうか?

当ブログは極力リアルな虫の写真を載せないルールですが、今回はご容赦を
最近気になる虫のお問い合わせがありましたので、本日の話題にしようと思います。
上の写真はシバンムシアリガタバチと言い、名前の通り「アリの形をしたハチ」です。
素麺などの乾麺、乾燥シイタケ、切り干し大根といった乾燥野菜、他にもお茶の葉や
菓子類などから発生するシバンムシ類に寄生する昆虫です。
人に寄生することはありませんが、「そこに居ると知らずにうっかり触れる」と
反撃で「プスリッ」と刺されることがあります。
「家の中」で「アリのような虫に刺された」という場合、本種の仕業であることが
多いです。

■ 宿主となるシバンムシ類への対策が重要

このシバンムシアリガタバチを駆除する場合、殺虫剤の散布だけでは解決しません。
それに加えて彼らの宿主であるシバンムシ類もきちんと駆除しなければなりません。
では、その「シバンムシ類を駆除するためのキーポイントは何か?」といえば
発生源となる物を清掃・除去することでしょう。
台所のキャビネットは要注意
「発生源の清掃・除去」といっても難しいお話は何もなく、保存食品を保管
している棚とか机の周りを掃除機などを用いて掃除するだけです。
特に上の写真のような台所のキャビネットは真っ先にチェックしましょう。
底のところに細かい食品屑が溜まっていたら、掃除機で全て吸い出します。
ジップロックはアテにしない
また、「食品をジップロックで保管する」や「ビニル袋に入れて輪ゴムで口を
縛る」というのは封ができているようで実は虫の目からは隙間だらけです。
そのような管理をしているとシバンムシ類が食品から湧いてしまう原因にも
なりますので、ネジ式の蓋のついた瓶などで保管するのが正解です。
心そこにあらざれば、視れども見えず
それと上の写真のように「上から引き出すことができるキャビネット」の場合、
機構が少し複雑になっているため、基部のところにも食品屑が溜まります。
事実、ここではシバンムシ成虫の死骸が4体見つかり、小規模ながら発生源に
なっていたことが伺えました。
普段何気なく視界に入る場所ですが、このようなところも掃除機でしっかり
清掃しておきましょう。
畳はよほど古くない限り大丈夫と思われるが・・・
最後に、シバンムシ類は「乾燥した植物質であれば何でも加害する」という性質から
「畳のイ草」をも食害します。
筆者の経験では「なかなか畳からシバンムシ類が発生しない」との印象がありますが
発生源としてマークしておく必要はあるでしょう。
特に畳の表面にボールペンで刺したような丸い小さな穴が複数あれば少し注意です。
シバンムシ類の成虫が畳の中から羽化する際にあけた穴の可能性があるためです。
こんな時は調査の上、畳ごと交換してしまうのがよいでしょう。

■ 殺虫剤はどんなものを使用するのか?

殺虫剤の安全性にこだわるならお勧めのものがあります
シバンムシ類の駆除を考えた時、厳密には「幼虫の発生を予防するような殺虫剤」を
使用するのがセオリーです。
しかし食品工場と異なり、一般家庭の場合は清掃による発生源対策がきまりやすく、
そこまで本気の殺虫剤処理が必要なのか少し疑問です。
まずは清掃後に仕上げとしてバルサンなどの燻煙剤を利用する、あるいは撃ち漏らした
成虫がひょこひょこと出てきた時に「安全性が高く、べたつきも残らない殺虫剤」で
個別に駆除する方法でもよいと思われます。
以上、タイトルとは違ってシバンムシ類への対策が中心の記事になってしまいましたが、
こうすることでシバンムシ類ごとシバンムシアリガタバチを駆除することができます。
ただ「それでもちょっと不安だなぁ」という場合はお気軽にお問い合わせください。
色々とお聞きするので少しお電話が長くなるかもしれませんが、最適な対策をご提案
させていただきます。

■ 担当者の独り言

耐え抜いた4連休
旅のプランはよりどりみどり、誘惑が非常に強かった4連休でしたが外出したい気持ちを
ぐっと堪えてステイホームを遵守しました。
投じられた真ん中高めのストレート、息を呑んで釣り球を見送り、次の一球へと繋げる。
本格的な野球の経験者ではありませんが、そんな思いでした。
旅の写真を眺めて過ごす日々
しかし、それだとストレスが溜まる一方なので、会社でいただいた旅行の冊子や
過去の旅行写真を眺めて気分を紛らわせていました。
今回は旅先で食べたあれこれについて整理・・・僕も少しお腹がすいたなぁ。
大体の味は覚えているので・・・
休日も資料作成に励むのはよいことですが、何かしらのアクセントも時には必要。
僕も料理、やってみようかな・・・。

換気をしつつ虫にも対処

野球中継の時間を元に一日の予定を組み、観戦態勢を整える男が綴るブログ

資料を作成しながらの野球観戦
数々の困難を乗り越えて、プロ野球のペナントレースがようやく始まりました。
開幕が遅れた分、春先の野球記事は各選手の内側にフォーカスを当てたものが
多くありました。
新加入の選手はもちろん、ずっとレギュラーでプレーされている選手についても
これまで知らなかった一面を見ることができたのは良かったと思います。
改装される前の横浜スタジアム(2018年4月)
思い返せば、入団してからずっとスターの選手や育成から支配下登録をつかみ取った
選手がいる一方で、ファンからの叩かれ方がひどい選手や不遇な起用され方の選手、
怪我からの再起にかける選手など境遇は様々です。
それでも、一つ言えることは「どんな選手にも必ずファンがいてくれること」と
「結果を出し続ければ応援してくれる人も増えてくること」ではないでしょうか。
選手一人一人のドラマもまた、スポーツ観戦の醍醐味と言えるでしょう。
観戦者数であれば、大いに増えて欲しい
ところで、新型コロナウイルスの感染防止対策に伴い、今も球場での現地観戦は
できないままとなっております。
昔は試合結果とともに入場者数もニュースや新聞で言及・記載されていましたが、
今年はそんな話も無いなぁと感じます。
こっちの入場者数も気になる
さて、そんな感染症対策をしながらの観戦、ファインプレーへの歓喜と部屋の換気、
気が付くと追いかけているのは白球の行方ではなく目の前を飛ぶ黒い点。
窓や扉を開けている分だけコバエなどの飛び回る虫が家の中に入りやすくなります。
窓ガラスの守り神、サイベーレエアゾールの噴霧
このような建物の中に侵入する虫には「建物へ近寄る前に捕獲する」や「建物の
壁や窓ガラスに取り付いた時に駆除する」、「屋内へ侵入したものを駆除する」
という3つの考え方で対処するとよいでしょう。
特に窓ガラスや網戸に取り付いてから屋内へ侵入しようとするコバエの対策には
サイベーレエアゾールを窓ガラス、サッシ、網戸に吹き付けるのがよいでしょう。
壁にひっそりムシポンポケット(とあるホテルにて)
また、建物の中に入ってしまった虫はキッチン虫スプレーで瞬時に駆除するほか、
事務所や工場、病院であればライトトラップを設置して捕獲する手もあります。
これだと捕獲された虫の種類や数まで分かるため、入場者ならぬ侵入個体数が
分かり、現状の防虫対策の良し悪しを判断する材料にもなります。
侵入者がいないか見張り、そして捕まえる、目立たないながらも効果的です。
長い間お疲れ様でした(海上保安資料館横浜館のパンフレットより)
最後に話は少し逸れますが、今まで長い間、海の見張り・安全に目を光らせてくれていた
巡視船「いなさ」が今月の下旬に引退しました。
2001年12月22日に起きた「九州南西海域工作船事件」は当時高校生だった私にも大きな
衝撃を与えましたが、この事件に対処した巡視船の一隻がこの「いなさ」でした。
そして最近調べ直して知ることになりましたが、工作船の沈没後に警戒態勢をとりつつも
漂流者に対して救命用の浮き輪を投下したなどの活動があったそうです。
大学生時代に知った逸話と、その名を継ぐものとの出会い
同じような「相手を撃沈後にその溺者救助を試みた事例」はスラバヤ沖、蔚山沖などの
海戦にも見られますが、どれもわが身を危険にさらす難しいケースだったでしょう。
そういった極限の状況下で勇気を持って判断が下せた人のこと、忘れまいと思います。
それと同列に語れるかどうかはさておき、私もうっかり家の中に迷い込んでしまった
虫に対しては、寛容に接してあげようと思います。
ただし、現場に現れた感染症を媒介する虫や異物混入の原因となる虫、彼らにだけは
職務上の責任というものがありますので、情けをかける訳にはいきません。

触わって良いもの悪いもの

そのうち伊予弁が移るのではと思われる男が書くブログ、ぞなもし。

ステイホーム中の読書
某日、弊社のスーパー営業マン中野さんから「前田さんとはいつか坂の上の雲について
語りたいね」とのお言葉をいただきました。
あしは横須賀で「記念艦三笠」を見学したことはあるが、小説は読んでおらんのじゃ。
大急ぎで書籍を取り寄せ、暇を見つけては読み進めております。
毎週休みは晴天なれど、旅行に行けず
読むうちに愛媛にある「坂の上の雲ミュージアム」、そのはるか遥か南「紫電改展示館」、
その紫電改に搭載された発動機「誉」を今月3日から展示する呉の「大和ミュージアム」へ
行きたい気持ちが急に募りましたが、まだ外出が憚られます。
しばらくは撮りためた写真を眺める、博物館のホームページを拝見するだけで我慢です。
旅行したい時もあるだろう、不満を言いたいこともあるだろう、それを耐えてゆくのが
男の修行である、と言い聞かせる。
ちょっとレアなタグボートの満艦飾っぽい姿(横須賀にて)
そんな撮りためた写真の中から本日ご紹介するのはこちら、船首をタイヤとか緩衝材で
保護されている船。
これは「タグボート」と呼ばれるもので、特に小回りが利かない、細かい動きができない
大型船舶の接岸・離岸などを補助するために使用されます(他にも使い道は色々)。
その際に相手の船体を直接押したりすることもあるため、船首を緩衝材で保護しています。
護衛艦いかづち(右)をサポートするタグボート(左)
海上自衛隊の基地では「YT:ヤード・タグ」と書かれた船、普通の港では船首にタイヤを
たくさんつけた船がいたら、それらが恐らくタグボートでしょう。
ところでお話は逸れますが、冒頭にある「坂の上の雲」にも関係する、日本海海戦の際に
「旗艦三笠」に掲げられた有名な「Z旗」というものがあります。
通常、これを単独で掲げると「I require a tug:私は曳船(タグボート)が欲しい」の
意味になるのはちょっとした余談。
さらに話が横道に逸れますが、上の写真で船尾だけが写っている「いかづち」の同型艦
「きりさめ」が「たかなみ」と交代するかたちで中東へ派遣されており、ただただ無事を
祈るばかりです。
どこを押してもいい訳ではない(呉にて)
閑話休題、そんなタグボートに曳いてもらったり押してもらったりする立場の船ですが、
押してもらう場所にはご用心。
うっかり変なところを押されると、船体が「ベコッ」とへこんでしまう事故に繋がります。
そのため、船体には押してもよい場所、タグボートマークというものが書かれています。
上の写真では「白いTの字」のマークがそれで、他にも黒い縦棒3本で示されるものなど
多少バリエーションがあるようです。
紙パックも押さえる場所に注意(某野菜ジュース)
そんなことを考えながら眺める、お昼ご飯の時間になると出てくる野菜ジュース。
「社員の健康が第一」ということで、このところ毎日1人1本配っていただいてます。
色々な種類があり「果たして今日のは美味いのか?不味いのか?」と想像しながら
封を切りますが、その前に持つところを間違えるとデスク一面に野菜汁が流出する
事故に発展します。
パック上面に書かれた注意喚起もある意味でタグボートマークかもしれません。
タッチプレーはよいが、ホームイン後のグータッチは控える(走者・亀井選手)
さて、お話の舞台を海から陸の上に移し、6/19に開幕が決まったプロ野球について。
新型コロナウイルスの感染拡大予防の観点から、当分は無観客試合となるようです。
また、練習試合を見ると、ホームランを打った後のハイタッチもしばらく自粛の様子。
もし上原投手がまだ現役だったら、いつものハイファイブがどう変化したのだろうか、
想像は尽きません。
手に乗られただけなら大丈夫だが、潰すと悲惨な目に遭う
さて、最後に押し潰すと危険な虫、カミキリモドキの仲間について紹介しましょう。
最近よく見かける、背中が青緑色をしたこの虫はアオカミキリモドキといいます。
体液中に毒を持ち、これが人の皮膚に触れると焼けるような痛みの後、水泡が生じる
などの症状が見られます。
そっと手の上に乗せるくらいでは何ともありませんが、不用意に刺激する、あるいは
素手で押し潰すなどすると思わぬ痛手を被るため注意が必要です。
窓ガラスに飛来することも多いため、あらかじめ窓ガラスにサイベーレエアゾールを
噴霧しておくなどの対策が効果的です。

ネズミも歩けばネズミ捕りに当たる

久しぶりに道端でこけた男の物語

人は5センチ以下の段差に気づきにくい(整体の先生談)
コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出できないためかどうか定かではありませんが、
外でランニングしている人をよく見かけます。
私も人が少ない時間帯に時々走っていますが、某日うっかり道端で転んでしまいました。
どうやらアスファルト面とコンクリート面との間に段差があったらしく、そこに足を
引っ掛けて転倒したようです。
ところどころ血だまりが残る手袋
小学校の頃は「手をポケットに入れて走るな」と「こけた時に手をついて頭を守れ」と
叱責され指導を受けますが、そのような経験はこんな時に活きてきます。
右足に衝撃とともに鋭い痛み、転倒を悟ると同時に眼前へ迫る白いコンクリートの地面、
膝をガリガリと地面が削り取っていく感覚、その中で反射的に出した手。
加賀マラソン参加記念の手袋は、私の身代わりとなってズタズタになってしまいましたが
頭はかすり傷一つなく済みました。
膝から血液やら黄色い汁やらが垂れたまま帰宅、ここまで大きな傷を負ったのは
幼稚園以来ではないかと思います。
しかし走る機会が増えれば、その分転倒などの事故を起こす可能性も上がるため
今後も気を付けなければなりません。
そしてそれはネズミの場合も同様で、天井裏などに粘着板を敷きつめたままにすると
その分だけネズミが引っ掛かる確率は上がります。
グルットプロシリーズの粘着板であれば、どれも半年くらい天井裏に放置しておいても
捕獲力が失われないため、そのような敷き詰めっぱなしの作業には適しております。

ちょっとしたサイン(旗など)

生まれて初めて青森に足を踏み入れた男が綴るブログ

たまたま雲が映り込んで頂上から煙が出ているように見える一枚
某日、出張のため青森県まで出かけてきました。
新型コロナウイルス騒動のため駅も列車の中も重々しい雰囲気。
新幹線の窓から富士山がきれいに見れたことだけが救い。
うっかり乗り遅れると、次の列車は1~2時間後・・・
さて、新幹線で八戸駅に到着、ここからはローカル線の「青い森鉄道」を利用。
本数は1時間か2時間に1本、「その電車、さっき出ましたよ」と駅員さんから
言われると青ざめる「青い顔鉄道」でもあります。
加えて駅によっては乗車は先頭車両の前から3番目、降車は1番前の扉からという
ワンマン電車特有のルールもあり、初めて乗った私は大いに慌てふためきました。
これも電車に関する良い思い出です。 
駅のホームに備え付けられている緊急停止用赤色旗
約2時間の電車移動、途中の駅で見つけたのは緊急時に列車を停止させるために
利用する赤色の旗。
なかなかお目にかかれないと思い、記念に1枚カメラへおさめることにしました。
国際信号旗です、万国旗じゃありません
ところで私が時々当ブログに掲載する旗はこちら、船同士の通信手段として
用いられる国際信号旗です。
目にする場面は限られ、また話が分かる方も少ないマニアックな雑学です。
そんな船舶に関する知識が大変豊富なお客様と今回はお会いさせていただき、
様々な体験談を聞かせていただきました。
また、日頃疑問に思っていたことなども教えていただき大満足、元気満点で
出張から帰ってきました。
検疫に関するQ旗(ロープハンカチの図柄より)
ここから強引に話題を最近のご時世に移します、国際信号旗にはAからZまでの
アルファベット、および0から9までの数字に対応する旗が存在します。
(正確には他にもまだ数種類あります)
この中でひときわ目を引くのが黄色一色のQ(ケベック)旗で、船のマストに
単独で掲揚すると「本船は健康である、検疫交通許可書を交付されたい」の
意味になります。
今回の出張にて、船舶消毒もされていたというお客様とのお話の中で印象に残り、
覚えることができた旗です。
A旗を模った看板(海上自衛隊舞鶴基地にて)
他に「本船は潜水夫(ダイバー)を降ろしている。微速で十分避けよ」という
意味を持つA(アルファ)旗があります。
なかなか目にする機会のない国際信号旗ですが、このA旗だけは意外なところで
見ることがあります。
それはテレビの中、特に旅番組で漁師さんが潜水服を着て漁に出かけるシーンに
差し掛かったら漁船の上の方に注目しましょう、時々この旗が翻っています。
ちょっとしたお話のネタになれば幸いです。
恐る恐るアイロンがけ中
そして最後に、そのお客様からいただいた貴重な手ぬぐい、家宝にします。
きちんとした額に入れて、部屋のどこに飾ろうかな・・・。

カリフォルニアの思い出

チョコレートの誘惑と、食後の罪悪感に苛まれる男が書くブログ

2.14を迎えるたびに沸き起こる寂寞の置き場所を求め、今年もチョコ売り場へ赴く
節分が終わればバレンタインデー、ホワイトデーと横文字のイベントが続きます。
・・・肩身が狭いこと、この上ありません。
そんな中、さらに横文字が容赦なく降り注ぐイベントが今日から弊社で開催されます。
海外から害虫防除の著名な先生方がお見えになる
ではそれは何かと言えば、海外の先生方をお招きして開かれる勉強会です。
毎年何度か開催していただき、海外における害虫防除の実情やトレンド、
最新の研究について解説していただきます。
また、弊社が開発した商品についてのコメントや、日頃疑問に思っている
現場のこと、薬剤のことにもご助言をいただける貴重な場となります。
今回お見えになる先生はカリフォルニア州から
さて、今回は遥々アメリカ合衆国・カリフォルニア州にあるカリフォルニア大学の
リバーサイド校より先生にお越しいただくことになりました。
そしてカリフォルニア大学・リバーサイド校といえば、昨年参加させていただいた
海外出張の時に訪問させていただいておりました。
そこで今回は、その時の様子について簡単にお話をさせていただきたいと思います。
カリフォルニア州ということで、脳内ウォークマンがSugar Rayを再生し始める
まずは外の景色からですが、10月中旬にも関わらず日本の夏のように青く晴れた空、
道路の脇は荒涼とした大地、そしてところどころに咲いた色鮮やかな花が美しい
コントラストをなします。
日本にいるものとは明らかに異なるが、アゲハチョウの一種
その花の近くで待っていると、時々チョウチョが飛んでくることがあります。
何となく日本に生息するものと似ていますが、細かなところが異なります。
エントランス近くにあるキャンパスマップ
わくわくしながら足を踏み入れる入り口
家のどこで何の害虫が生息しているかを示すパネル
どこの国でも学生さんの考えることは一緒だなと、親近感が湧く一瞬
段ボールを利用した観音開き型の展示パネル
ここ数日文章を書く頭が回らず、写真だけで申し訳ありませんがこんな感じです。
また後日、勉強会の話などと絡めて足りない部分を書かせていただければと思います。
蘇る、サンディエゴの思い出
さて、勉強会の開始まであと8時間、頑張るっぺ!

節分

食べ物が絡む行事はマメにこなす男が書くブログ

今晩の買い物はコーヒー豆に加えてもう一品
年が明けてからというもの、慌ただしくセミナーや新商品の準備などに追われ、
ふと気が付けば節分の日になっていました。
一通り夕食を済ませてからベランダに向けて近所迷惑にならない程度に豆を散布、
道行く車の排気音に紛れ、誰かの声が木霊するような気もした、そんな夜でした。
そして舞台は強引に温泉街へ
さて、そんな節分のお話になったところで去年の暮れに有馬で撮った一枚をご紹介。
これは、この町のどこかに展示されている鬼瓦をあしらったものでしょう。
これが味方かと思えば心強い
そしてその実物はこちら、雄々しい表情ながら、ところどころ苔むしており、
長い歴史を感じさせます。
なお、この鬼瓦にはご存知の通り魔除け・厄よけとしての役割があるとのこと。
ただ追い払うだけではなく、時にはこうして味方についてもらう、古くから続く
ちょっと不思議な関係だなと思います。
ねずみ避けを探さねばなるまい
ところで、冬はネズミが寒さを嫌って家の中へ入ってきやすくなる時季です。
さらに現場によっては縄張りの関係なのか何なのか、一度駆除したと思っても
しばらく経ってから新たなネズミと思われるものが出現することがあります。
この場合、「家のどこかに侵入経路があること」と「その家がネズミにとって
済みやすい環境であること」が考えられます。
そしてこれを解決するのは「ねずみ避けを使用する」や「ネズミの侵入経路を
特定して封鎖する」といった対策が求められます。
具体的にどのような方法・商品を選べばよいかなど、不明な点がありましたら
是非お問い合わせをいただければと思います。
話は変わるが、ただ無事を祈るのみ
最後に個人的な関心として、昨日2日に護衛艦「たかなみ」が中東海域へ向けて
横須賀を出発したとのことです。
その賛否を論ずる前に、日頃我々の生活を支えてくれているエネルギー事情が
どうなっているのか、改めて考えてみようと思う機会にもなりました。
また、これを機に規則正しい生活をし、無用なエネルギーの消費をなくすなど
今一度心掛けようと思った、そんな2月の始まりとなりました。