春のレベルアップセミナー始まります

知らないうちに大量に貯まっていたポイントという埋蔵金を探し当てた男が書くブログ。

 某日、プロ野球のオープン戦を観戦しようと思い、チケットを予約した時のことである。支払い方法を選ぶ際、知らない間に貯まっていて、かつ利用できるポイントが大量にあることに気がついた。歓喜である。頭の中ではチャンステーマが演奏されていたに違いない。必然的に気持ちが大きくなる。いつもより少し良い席を取り、そして球場の雰囲気を大いに堪能した。現地からは以上である。

 さて、いよいよ日本プロ野球も開幕まであと少しとなった。大リーグに至っては本日から、それも東京ドームで開催である。試合のチケットを勝ち取ることができた皆様には惜しみない羨望の眼差しと拍手を送りたい。ところで、である。テレビで野球中継を見ていると、毎年一つは聞きなれない単語やルールを耳にする。近年ではスイーパーなる球種がそうであろうか。調べたところスライダーの一種らしいがピンと来ない。横に大きく変化するそうだが、ここはまたテレビの解説者の説明を聞きながら勉強することにしたい。

 そして最後に本題である。我々害虫駆除の世界にも新たな制度・ルールが何年かおきに登場する。具体的に挙げるならば「化学物質のリスクマネジメント」であろうか。その意味するものは何か、また業務の中で何をしなければならないのか、誰か分かりやすく解説してくれないかなと願うばかりである。そんなリクエストにお応えして、今回の弊社春のレベルアップセミナーでは近年話題のトピックスについて解説する。開催は明日の福岡会場を皮切りに今週末の大阪、来週の名古屋、東京会場へと続く。当日の飛び込み参加も大歓迎である。興味のある方がおられたら是非申し込みフォームからお申込みいただきたいと思ったところで本日は筆を置かせていただきたい。

リアイベ(セミナー)開催だ!ガチ来いだぞ!

ガチ変な中年が綴るブログ

某スタジアムにて

 某日、プロ野球のオープン戦を観戦しました。シーズン前でも席はほどよく埋まっており、ベンチ入りメンバーは新旧合わさった顔ぶれ。場内アナウンスは変わりなく惚れ惚れとするダンディーなお声、颯爽と姿を現した選手たち、轟く歓声、雰囲気は満点。やがてプレーボール、さんざめく金管楽器の音色、ミットに響く乾いた音、グラウンドにこだます野太い声。そして時折鳴り響く鋭い打球音、外野を駆け抜ける白球と追いかけて走る黒い影、球場に湧き上がる熱気。現地観戦からしか得られない栄養があります。

過去のセミナー風景

 ところで、明日から弊社では春の一大イベント「春季レベルアップセミナー」が始まります。今回は福岡から始まり、大阪、名古屋、東京の順に現地開催されます。さて、このセミナー。振り返ってみれば当ブログ、姉妹ブログでもご案内と後記こそ掲載されているものの、その詳細を記した記事が少ない。そこで今日はどんなイベントなのか、少し掘り下げてみましょう!

1. 幅広いテーマ・最新の情報!

内容は最近話題の害虫から覚えておくべき業界の変化、海外の事例など多岐にわたる

 本質は有害生物の生態や駆除に用いる殺虫剤・機器類のご紹介。その中でも最新の技術、近年のトレンドなどを分かりやすく、特に笑いを交えながら解説します。ギャグが滑って場を静まり返らせてしまうこともまた、現地開催ならではのご愛嬌。同情して笑ってはいけません、くだらないボケには厳しいツッコミを。こうして講師たちのトークスキルは磨かれていくのです。そうです、弊社技術コンサルタントたちの話術は毎回ご参加下さっている皆様に支えられて成長してきたといっても過言ではないでしょう。

弊社代表片山より経営に関する講演

 閑話休題。他にも弊社代表の片山から経営に関わるお話、システム担当者より情報管理ツールのご紹介といった講演もあります。また外部より講師をお招きし、その専門分野についてご講義いただくこともあります。過去を例に挙げると専門家による害獣の生態や捕獲のノウハウ、研究者によるカメムシの深い世界のご紹介、カビとはどのようなものかといった易しい解説など、後ろで座っている弊社社員にとっても大変勉強になるものばかりでした。

2. 商品カタログと実物も多数展示!

担当者イチオシのポップがちょっと賑やかな展示コーナー

 さらに講演だけでなく、休憩時間には商品のカタログや一部商品の実物を手に取っていただくこともできます。新しい殺虫剤や施工ツールの情報を求めておられる方にはぴったりのコーナーです。なお余談ですが商品によっては「担当者イチオシ」のポップが、その担当者の顔写真とともに掲載されていることがあります。是非その担当者を探し出して質問攻めしてください。時折困った顔をするかもしれませんが、大体は内心喜んでいます。ゆえに手加減は無用です。

最新の防虫機器ペストビジョンシリーズ

 他にも弊社が推す機器類も展示、実演といったデモを行うこともあります。カタログや動画だけでは分からない、あの商品の真の姿、それと担当者の生き生きとした表情を是非ご覧ください!

3. 日頃のご質問にもお答えします!

展示コーナーにいる弊社スタッフへお気軽にお声がけ下さい

 セミナーとは関係の無い内容でも、日頃現場で疑問に思われていることがあれば弊社技術コンサルタントまでお気軽にお声がけ下さい。ゴキブリ、ハエ、シロアリ、ネズミ、ハチなど幅広い分野に対応いたします。なお多趣味なスタッフもちらほら、まかり間違っても趣味の話を振ってはいけません。どっちが本職なのか分からないほどに熱く語る、脱線して止まらなくなってしまいますよ!

設営を終えて受付が始まり始めた会場の様子、広いお部屋でお待ちしております

 なお、会場はゆとりを持って100名以上収容可能なお部屋を予約しております。大勢の方にご来場いただければと思います、直前のお申し込みや当日の飛び込み参加も大歓迎です。興味がございましたら弊社セミナー案内ページよりアクセス、お申し込みいただけますと幸いです。

以上、ちょっとした弊社セミナーのご紹介でした。

海外出張記:サンディエゴより

社内日報よりも先に、ブログの原稿を完成させた男が綴る海外出張記

この度の台風および豪雨の被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
海の上で日付を巻き戻し、目指すはアメリカのカリフォルニア州・サンディエゴ
2週間ぶりの投稿となりますが、今回は海外出張の様子をレポートしたいと思います。
行き先はアメリカ合衆国の西海岸側、カリフォルニア州にあるサンディエゴです。
年に一度、アメリカでは世界中の害虫駆除業界を対象とした大規模な学会が開催され、
弊社も最新の情報や商品、技術を求めて毎年メンバーを変えながら参加しております。
イベントは企業の展示ブース巡りと各セミナー・シンポジウムへの参加など
学会といっても朝から晩までセミナーや商談が詰め込まれている訳ではありません。
今回を例にすると、午前中は各展示ブースを回り商品のカタログやサンプルを収集、
午後は興味のある内容のセミナー(合計3題)を受けるといった感じです。
そして夜は社内メンバーや一緒に参加されているお客様との食事会が開かれたり、
お土産の買い出しに出かけたりと割と自由時間があります。
海外製品だからといって、あれもこれも日本製より優れている訳でない
なお、当社の姉妹ブログ「虫取りたちのつぶやき」と一部重複しますが、学会の様子を
少しご紹介。
展示されているものは基本的に殺鼠剤やネズミ捕り、ゴキブリ用のトラップ、殺虫剤を
撒くための噴霧器、コバエの発生状況を知るためのライトトラップなどが中心です。
海外製品と聞けば、何でもかんでも「日本のものよりもずっと凄い」というイメージが
先行しがちですが、冷静に観察すると「そこまで大きな差はないのでは」と思います。
虫やネズミを捕獲すると、それをメールなどで通知してくれるシステムが最近のトレンド
ただし、このところ目立ってきたのがIot技術を駆使した道具です。具体的には虫や
ネズミを捕獲すると、自動的に知らせてくれるようなトラップ類です。
これは害虫を駆除する業者にとって、わざわざ現場に行くことなく捕獲の有無を把握
出来る点で非常にありがたいシステムです。
また、駆除を依頼している側からしても、必要な時だけ業者の方が訪問されるので
お互いに無駄なアポの時間を減らすことができます。
完全に実用化されるにはまだ時間がかかりそうですが、近い将来にはこれらの手法が
当たり前になるのでは、と感じた1週間となりました。
世界の先に進んでいると確信している弊社のペストビジョンシリーズ
その一方で、弊社でもIotの技術を駆使した商品開発はずっと前から進めており、
そして既に具体的な商品としてロールアウトしている点で遅れはとっていない、
むしろリードできているとも感じた1週間となりました。
例えば「現場をカメラでずっと撮影する→ネズミの姿が映ればシステムが自動的に
それを解析・検出→自動で通知するとともに管理用webページで出没の軌跡を表示」
というペストビジョンR型は他に例を見ない開発商品です。
また「AIが捕虫紙に捕獲された虫を自動的に種類分け・数をカウントする」という
ペストビジョンS型も発売され、弊社セミナーでも展示商品の目玉となっています。
改良・拡張の余地はありますが、世界トップレベルの開発商品と確信しております。
もし興味がございましたら是非一度ご相談いただければと思います。
真面目な話ばかりでは疲れるから・・・
ところで今回の出張は堅い話ばかりではなく、色々と観光したり、食べたり走ったりと
楽しんでもきました。
次回は出張の裏側についても書いていきたいと思いますので、どうぞご期待下さい。