プロ野球のオープン戦、か・・・そうだね。今日は部屋で見よう。

少し荒れた土曜日と、予報通りに晴れた日曜日。 お医者さんの表情はまだ渋いし、僕も先のことは分からない。 それでも、日曜日は見晴らしがいい地元の公園でランニング。 ・・・体力が、少し落ちてしまったかな。

さて、今年の春もコロナ禍、どこにも行けやしないか。 それなら、今日走った公園とか、どこかの川沿いとか、 身近なところで桜を見ていくなんてどうだろう? きっと、気が紛れるよ。

そう思いながらスマホを出そうと腰のポーチに手を伸ばせば、 視線の高さに貼り紙。 特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」に関する注意喚起。 話題に上がることが少ないけれど、今もまだ進行中の問題。 お花を眺めている時に、テレビや新聞で見た変な虫がいたら 通報して欲しい、そんな虫。皆様の目撃情報が力になります。

それと、こちらも忘れてはいけない問題。殺人アリとか、 そんな風に呼ばれていたヒアリのお話。 もちろん、突然目の前に現れたアリを瞬時に「ヒアリか どうか」を見抜くことは難しいし、「気を付けよう」と 言われたとて、どうしても限界はある。 それでも、「こんなアリがいる」ということをまた少し 思い出してもらえたら、と思います。

それと最後に、生物でもなければ自然界のウイルスでもない、 エモテットというコンピューターのウイルスについて。 こちらも感染力が強くて去年話題になりました。 「メールアドレスをよく見る」とか「不自然な送り先」とか 見抜き方はいくつかあるものの、不意に届けば引っ掛かって しまうかもしれない。 それでも、記憶の片隅に置いておけば、ハーフスイングの 一歩手前で踏みとどまれるはず。 もうすぐ新たなスタートとか、新しい出会いとかがある、 そんな季節。でも思い出さなければならないこともある、 そう思った週末でした。
■ 担当者の独り言

プロ野球のオープン戦も終盤。シーズン開幕まで、あと少し。 新たに出てくる選手もいれば、いなくなる選手だっている。 どんなに長く貢献し続けても、数字を残せなくなってしまえば 目の敵にされ、嘲笑の的にされ、やがて忘れ去られてしまう。 もちろん、そこで終わるつもりの選手なんていないと思うし、 再起をかけて、光の当たらない場所で猛練習に励んだはず。 それでも、血の滲むような努力をしたとて、報われないまま 終わってしまうのが普通で、「仕方ないよ」と思わなければ いけないのかもしれない。 ・・・だからこそ、再びマウンドへ帰って来たその姿に、 胸を打たれるのかな、と思う。

- 今日もしっかり感染予防対策をして、いつかまた球場へ -