季節の感じ方

機種変更が終わり、もぬけの殻になったスマホを普段通りに鞄へ入れて出勤していった男が書くブログ

 時々日本の四季はもはや二季になってしまったとの声を聞く。そんなはずはあるまいと甘く見ていたところ、そうと認めざるを得ないような毎日である。何だか悔しい。さて本題に移りたい。皆様は季節をどのように感じておられるだろうか。例えば空模様だろうか。あるいはイベントだろうか。本日はそんなお話をしたい。しばしお付き合いいただければ幸いである。

 10月の終わりにしては大して寒くない今日この頃。日中は半袖で十分な日もある。このように気温では季節が分かりにくい。ところがニオイではどうか?ニオイ=秋のカメムシの話題に繋げるつもりであろうとの指摘が聞こえる。図星であるが最初は綺麗な話題から広げていきたい。このところ町の中で良い香りを放っているのがキンモクセイである。この香りを嗅ぐと秋の訪れを実感するものである。このように嗅覚から感じる秋もあるだろう。

 次に音である。秋といえば各地でお祭りが開催される。地元の祭囃子が思い起こされた方もおられるだろう。続いて身近なところではどうか?夜になると虫たちが奏でる音色が聞こえてくる。仕事から帰り自宅で一服していると、家の中にもその演奏が流れてくることがある。これを騒音と感じるか風物詩と感じるか。それは聞き手次第である。しかしいずれにせよ、このように聴覚から感じる秋もある。なお上の写真は弊社の事務所にやってきたコオロギである。このように時々音色だけでなく虫そのものも建物の中に入ってきて人を驚かせ、そして悲鳴を上げさせることもあるのはご愛敬である。

  他には味覚の秋もある。残念ながら昆虫食の話題ではない。それは弊社姉妹ブログをご覧いただきたい。季節がおかしくなったような昨今、作物は例年と比べて大きさや味は変わらないのかどうか。多少気になるところであるが旬のものを食べると季節の変わり目を実感するものである。なお、自分の年齢を考慮すると食べ過ぎには注意が必要になってしまった。食べ物で季節だけでなく年齢まで実感してしまうようになってしまったのは甚だ遺憾である。

 話を元に戻す。しかし人間は視覚から8割以上の情報を得ているとの説がある通り、やはり目で見たものから季節を感じることが多いのではないだろうか。心がすっかり害虫駆除の世界に染まった筆者は建物の周りにカメムシが飛んでくると秋を実感する。そうでなくともマンションの廊下に大きなカマキリが出現したりするとそう思うものである。なお一般の方にとって虫とは少なからず気持ちの悪い存在である。季節と虫とがリンクして、あの虫がまたやって来る嫌な時季になったと感じてしまう方も、もしかしたらおられるかもしれない。

 いささか自分語りで恐縮であるが、虫が一般の方から嫌われていることを示すエピソードがある。筆者の高校時代、教室に虫が飛び込んでくることが年に数回あった。時には大きなバッタやコガネムシ、ヤモリがやって来るのだが、それだけで周囲はもう大混乱という始末であった。そしてこんな時は颯爽と躍り出てこれらを捕らえ、そして外に逃がすよう心掛けた。この瞬間だけは黄色い声援に包まれるからである。ただし一つ注意が必要である。それはその後きちんと手を洗っておくことである。これを怠ると評価は暗転する。無情だがそれが現実であった。下手をすると虫と関わる人間でさえこの扱いであった。

 また大きなクモや蛾と対峙する際にも気を付けるべきことがあった。これらは殊更恐怖の存在として映るのであるが、これに立ち向かう人間もまた異質な存在として見られていたようである。周囲から見ればエイリアンVSプレデターのようなものであったのかもしれない。今思えば素手で立ち向かうのではなく、殺虫剤とは言わずとも何かしらの道具でスマートに対処する必要があった。今の知識が当時の筆者にもあればよかったのだが後の祭りである。

 さて、そんな悲惨(?)な体験談からの今回のまとめである。すなわち殺虫剤のお話に着地したい。なるべく虫に直接触れることなく駆除する方法は何か?選択肢は色々であるが、害虫が現れるであろう場所に前もって殺虫剤を撒いておくくことであろう。こうすると殺虫剤を撒いた場所を害虫がトコトコ歩いているうちに殺虫剤の成分が徐々に虫の体内に取り込まれ、そして駆除される。今回は季節を考慮して建物の外側全体へ飛んでくるカメムシへの対処を例に挙げたい。この場合、建物の外全体という広い範囲へ散布できる殺虫剤が理想的である。

 具体的には水で薄め、そして噴霧器で散布するような殺虫剤が該当する。噴霧器と書けば小難しく聞こえるかもしれないが何のことは無い。農家さんが農薬をまく時に使う手押しポンプのようなものを想像していただければよい。同じ要領でシャーッと撒くのである。次に撒く殺虫剤であるが、広い範囲へと散布するのであればほぼニオイの無い物がありがたい。加えて今回であればカメムシに効くものがベストチョイスである。それであればカメムシに好評のサイベーレ0.5SCをお勧めしたい。具体的な使い方については商品ページの通りであるが、不明な点があれば弊社スタッフまでお問い合わせをいただければ幸いである。

 さて最後に虫といっても我々の目を楽しませてくれるものも多い。あまり毛嫌いせず適度にお付き合いをしたいと思ったところで本日は筆を置かせていただきたい。

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