秋分の日と打ったはずなのに醜聞の日と変換されてしまった男が書くブログ

某日、帰宅直前の社内階段にて。壁面に何かが付着していました。いつも通りハエトリグモかと思っていましたがコオロギとかバッタ系の虫でした。調べる気力がありません、気が向けば後日改めて種名を掲載します。サイズ比較はこの通り、一円玉よりもうんと小さいです。

なお、その虫がへばりついていたのは階段のココ。指で指し示してみましたが微妙だったので矢印を追加しています。こんな小さな虫がよくこんな高さまで上がって来れたなと感心しました。

せっかくなので記録を残しておいてあげましょう。翌日、調査で使用するレーザー距離想定器で実際に到達した高さを図ってみました。現場の人間あるある、仕事で使う機材を日常の些細な出来事に使ってしまうアレですね。

さて、その結果はこちら。高さ4メートル。地道に階段を登り続けたのか、あるいは壁を延々と登り続けたのか。いずれにせよ、あんな小さな虫にしては快挙でしょう。まぁ、毎年年末に42.195キロのフルマラソンを走る弊社メンバーも人のことは言えませんが。

ところで弊社の玄関周りは駐車場や倉庫などコンクリートの海が広がっています。そしてお隣さんの建物も同様で、その裏にようやく草地があるという具合。それでも小さな虫が弊社に辿り着いて屋内に侵入し、そして4メートルの高さまで侵入していた。この事実には少し驚きです。

つまり異物混入対策として虫の侵入に注意を払わなければならない工場や飲食店も同様で、「まさかこんな場所にまで虫が!?」ということの無いようにしなければなりません。定期的に虫取りトラップを置いて虫が侵入していないかチェックする、建物の外周に色々な害虫に効く殺虫剤を散布するなど、日ごろの防虫対策の積み重ねが転ばぬ先の杖になってくれるのではないでしょうか。

それと最後に。今回活用したレーザー距離測定器を含め現場あるあるなのが機器類の電源切り忘れ。そして次の現場で使おうと思ったら電池が切れているという・・・。使ったら電源を切る、現場の鞄には万一のために予備の乾電池を入れておく、転ばぬ先の杖として心がけておきたいことですね。現場の監督者のような言葉を申し上げたところで本日は筆を置きたいと思います。