クモの落とし物

訳あってクモの子供を育てています。何となくアシダカグモの子供かな?
巨大な成体は現場で簡単に見かける一方で、子供の姿、特に体色や模様の
変化はよく知らない。興味本位で観察してみようか。
ところでクモの食事は、獲物に消化液をかけて溶けた肉を吸い取る
というもの・・・ホラー以外の何物でもない、か。
なので、その糞は液状であって、目立った固形物は残らないという
先入観があったけれど、どうだろう?事情が違うのかもしれない。
というのは、飼育水槽の中に落ちていたBB弾よりも小さな物。
当然、水槽にはこのアシダカグモらしき子グモと、それと
餌になるゴキブリしかいないから、落とし主はそのどちらか。
顕微鏡で覗くと、チャバネゴキブリの体の一部が見つかったから、
コレは消去法でクモの食事の後に残った物かな?
てっきり肉を溶かされて吸い取られて、ぺらんぺらんになった
ゴキブリの皮だけが残ると思っていたから、ちょっとした発見。

現場で同じような物が見つかった時、うっかりヤモリやコウモリの
糞と答えないように注意が必要かな。

ふと雑談ながら、業務中の一コマまで。

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