ウッドデッキで虫探し
灰色のゴールデンウィークを過ごした男が書くブログ
世間はゴールデンウイークでしたがランニング以外に特別なことはしておりません。ゆえに走っている最中、どこかの家の庭先から漂ってきたバーベキューの香りで今が連休であると感じた程度です。枯れ果てた中年が向ける視線の先、同じく朽ち果てたウッドデッキにつく虫のお話をしましょう。写真の中に何かいるのがお分かりでしょうか?
リアルな写真が載せらないので明るさとアングルで勝負。明るくするとより見えやすくなったのではないでしょうか。
何の種類であるか詳細は不明ながら蛾の仲間が隠れておりました。
次にウッドデッキの日の当たらない場所。同じ日陰者同士で相性が良い、ゆえに見つけるのは容易。どこにどんな虫がいるか分かりますか。
フラッシュ撮影すると露わになりました。
木の枝でつつくと蛾類の幼虫であることが分かります。種類は特に調べる時間がないためスルー・・・調べたとて分かるまい。
あとは虫の姿を直接見なくとも痕跡から。ウッドデッキの表面の削り痕。
アシナガバチが巣の材料として木材を削り取った痕でした。この時季であれば巣作りを始めたばかりの女王バチの仕業でしょう。
こういった削り痕が見られた場合、近くにハチの巣がつくられていないかご用心。もしも巣が見つかったら、また人通りの多い場所であり危険であると判断された場合はハチ用の殺虫剤などでまず女王バチを駆除し、ついで巣を撤去していただければです。
最後に気の早い話ですが、ウッドデッキに生えたコケから発生する毛虫がいます。ヤネホソバと呼ばれるもので毒があります。屋根のコケが原因でベランダに出現することもあります。主に梅雨の時季に見られますが今年は既にお客様からお問い合わせがあったこともあり、5月中下旬くらいからマークしておいてもよさそうです。さて、本日は以上です。